Debian Almquist shell

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Debian Almquist shell
最新版 0.5.7[1] / 2011年7月8日(3年前) (2011-07-08[1]
種別 POSIX互換UNIXシェル
ライセンス BSDライセンスGNU General Public License
公式サイト http://gondor.apana.org.au/~herbert/dash/
テンプレートを表示

Debian Almquist shell (dash)は、DebianAlmquist Shell(ash)の意で、軽量かつPOSIX互換を目指すUnixシェルである。基本的な特徴はashと共通であり、そちらの記事を参照のこと。この記事では主としてDebian版に固有な点や、Debianにおける用途について述べる。

1997年初頭にHerbert XuによってNetBSD版ashをベースにLinux版として書かれた。その後2002年にdashとリネームされた。

bashよりもシェルスクリプトの実行が高速であり、依存するライブラリが少ない。またアップグレードの問題やディスク破損に対する信頼性は高いと考えられている[2]。dashは以下の用途で使用されることを想定している:

  • フロッピーディスクへのインストール用シェル
  • rootユーザー専用のシェル
  • /bin/sh の代替
  • シェルスクリプトがPOSIX互換の文法を正しく使用しているかのチェックのためのテスト環境

Debian 5.0 (コードネーム: lenny)からはデフォルトの/bin/shをこのシェルに置き換えた[3][4]2006年10月にリリースされたUbuntu6.10からもデフォルトの/bin/shはdashである[5]。Ubuntuによる移行作業の最中、多くのスクリプトがbashが使用されることが明示されていないにもかかわらず、bashのみの機能を使用していることが発覚した[6][7]。エラーを回避するため、bash前提のスクリプトはdashにとって適切な仕様になるよう改変するもしくは、明示的にbashを使用するように宣言する改変を加えた。すなわちスクリプトのshebang行に#!/usr/bin/env bashと言うかたちでインタプリタにbashを使用するようセットした。

脚注[編集]

外部リンク[編集]