C・L・ムーア
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C・L・ムーア(C. L. Moore, 1911年1月24日-1987年4月4日)はアメリカ合衆国のSF作家。本名はキャサリン・ルシール・ムーア(Catherine Lucille Moore)で、女性。夫のヘンリー・カットナーもSF作家であり、夫婦で多くの合作を行なった。ムーア単独での代表作は〈ノースウェスト・スミス〉シリーズ。
目次 |
[編集] 人と作品
1933年、ウィアード・テールズ誌から短編「シャンブロウ」(Shambleau)でデビュー。当初、名前を「C・L」と略すことで性別は隠された。幻想的・耽美的な作風を持った「シャンブロウ」は、活劇主体であった当時のSF中では異彩を放ち、好評を得た。計12編の続編、すなわち〈ノースウェスト・スミス〉シリーズはムーアの代表作であるとともにスペース・オペラのマスターピースの一つに数えられている。
1940年、SF作家ヘンリー・カットナーと結婚。以降はルイス・パジェット(Lewis Padgett)を初めとする多数の(浅倉久志によると19もの)ペンネームの下に、作風、投稿する雑誌を変えて大量の合作を行なった。この活動は、やもすれば「有望な新人作家が、カットナー夫妻の新しい別名に過ぎないのではないかと疑われる」という珍現象(カットナー・シンドローム)を招いた。パジェットはユーモアものを発表する際によく使用された名義で、この名義での代表作には「ホグベン(Hogben)一家」シリーズがある。
結婚前は、主に単独でスペース・オペラを執筆した。結婚後には単独作は少なく、むしろカットナーの共作者として働いた。
[編集] 邦訳作品リスト
[編集] C・L・ムーア名義
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- (日本オリジナル編集)
- 処女戦士ジレル
- 『暗黒神のくちづけ』仁賀克雄訳、ハヤカワ文庫SF、1973年
-
- (日本オリジナル編集?)
- その他
- Doomsday Morning (1957) 『新世界の黎明』仁賀克雄訳、ハヤカワ文庫SF、1975年
- Judgement Night (1943) 『銀河の女戦士』仁賀克雄訳、ソノラマ文庫海外シリーズ、1985年
[編集] カットナーとの合作
- 『ミュータント』Mutant (1953)
- 浅倉久志訳(ルイス・パジェット名義)、ハヤカワ・SF・シリーズ、1964年
- 『ポロゴーヴはミムジイ』
- 小野芙佐他訳(日本版オリジナル短編集。カットナー単独名義だが、パジェット作品を多く収録する)、ハヤカワ・SF・シリーズ、1973年
- 『たそがれの地球の砦』Earth's Last Citadel (1943)
- 仁賀克雄訳(ムーア&カットナー名義)、ハヤカワ文庫SF、1976年
- 『世界はぼくのもの』
- 米村秀夫編(日本版オリジナル短編集。カットナー単独名義だがパジェット作品を収録する)、青心社SFシリーズ、1985年


