AMAスーパークロス
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AMAスーパークロス選手権(エーエムエー-、AMA Supercross)は、アメリカの主要都市で開催されるモトクロスの全米選手権の一つである。
概要
スタジアムなどに大量の土砂を搬入して人工的に作られた1周約1分程度のコースで争われる。コース自体も大規模な3連ジャンプやウォッシュボードセクション(その名のとおり、洗濯板のような細かい凹凸が連続するセクション)、リズムセクションなど、通常のモトクロスでは見かけることが少ないショーアップ要素を含んだコースとなっている。
使用されるモトクロッサーは基本的にAMAモトクロスのものと変わらないが、サスペンションのセッティングなどは異なっている。
モトクロスがオフシーズンとなる秋から冬にかけて開催されているため、モトクロス世界選手権や全日本モトクロス選手権を戦うライダーが、次のシーズンのためのトレーニングとしてスポット参戦することも多い。
クラス
- スーパークロス(旧250)
- スーパークロスライツ(旧125)
- 4ストローク250cc/2ストローク125ccのマシンによるクラス。西地区と東地区に分かれて開催されている(最終戦シューアウトでは両地区のトップライダーが直接対決)。
- ポイント
1位=25、2位=22、3位=20、4位=18、5位=16、6位=15、7位=14、8位=13、9位=12、10位=11、11位=10、12位=9、13位=8、14位=7、15位=6、16位=5、17位=4、18位=3、19位=2、20位=1
歴代チャンピオン
年 | 250 | 500 | |
---|---|---|---|
1974年 | ピエール・カールスマーカー(オランダ/ヤマハ) | ゲイリー・セミックス(ハスクバーナ) | |
1975年 | ジム・エリス(カンナム) | スティーブ・スタッカブル(マイコ) | |
1976年 | ジム・ワイナート(カワサキ) | ||
1977年 | ボブ・ハンナ(ヤマハ) | ||
1978年 | ボブ・ハンナ(ヤマハ) | ||
1979年 | ボブ・ハンナ(ヤマハ) | ||
1980年 | マイク・ベル(ヤマハ) | ||
1981年 | マーク・バーネット(スズキ) | ||
1982年 | デニー・ハンセン(ホンダ) | ||
1983年 | デビット・ベイリー(ホンダ) | ||
1984年 | ジョニー・オマラ(ホンダ) |
年 | SX | ライツ西地区 | ライツ東地区 |
---|---|---|---|
2006年 | リッキー・カーマイケル(スズキ) | グラント・ラングストン(南アフリカ/カワサキ) | デイビー・ミルサップス(ホンダ) |
2007年 | ジェームス・スチュワート(カワサキ) | ライアン・ビロポート(カワサキ) | ベン・タウンリー(ニュージーランド/カワサキ) |
2008年 | チャド・リード(オーストラリア/ヤマハ) | ジェイソン・ローレンス | トレイ・カナード |
2009年 | ジェームス・スチュワート(ヤマハ) | ライアン・ダンジー | クリストフ・プゥルセル(フランス) |
2010年 | ライアン・ダンジー | ジェイク・ウェイマー | クリストフ・プゥルセル(フランス) |
※国籍表記の無いライダーはアメリカ合衆国
出典
- ^ AMA Supercross Champions (USA) / SX / 450 (4-stroke) / 250 (2-stroke) at motorsportsetc.com
- ^ AMA Supercross Lites West Champions (USA) / SX / 250 (4-stroke) / 125 (2-stroke) at motorsportsetc.com
- ^ AMA Supercross Lites East Champions (USA) / SX / 250 (4-stroke) / 125 (2-stroke) at motorsportsetc.com
- ^ AMA Supercross 500 Champions (USA) / SX (2-stroke) at motorsportsetc.com