(162173) 1999 JU3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
本来の表記は「(162173) 1999 JU3」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。
(162173) 1999 JU3
1999 JU3 orbit on 30 Jun 2018.gif
1999 JU3の軌道
仮符号・別名 1999 JU3
分類 地球近傍小惑星

潜在的に危険な小惑星 (PHA)

軌道の種類 アポロ群
発見
発見日 1999年5月10日
発見者 LINEAR
軌道要素と性質
元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5)
軌道長半径 (a) 1.189 AU
近日点距離 (q) 0.963 AU
遠日点距離 (Q) 1.415 AU
離心率 (e) 0.190
公転周期 (P) 1.30 年
軌道傾斜角 (i) 5.88
近日点引数 (ω) 211.32 度
昇交点黄経 (Ω) 251.70 度
平均近点角 (M) 147.27 度
物理的性質
直径 0.7 km
スペクトル分類 Cg
絶対等級 (H) 19.211
■Project ■Template

(162173) 1999 JU3は、1999年5月10日にリンカーン研究所の自動観測プログラムLINEARによって発見された地球近傍小惑星の一つ。C型小惑星宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施する小惑星探査プロジェクトはやぶさ2の目標天体である。

名称[編集]

「(162173)」が小惑星番号で、いわゆる本名に相当する。小惑星センターに正式登録されるまでの仮符号が「1999 JU3」であり、「イトカワ」「HAL」のような名称がつけられるまでの呼称として用いられる。「1999」は1999年、「J」は5月前半、「U3」は95番目に発見されたことを表す[1]

物理的特徴[編集]

炭素の含有量の多い炭素質コンドライトからなるC型小惑星である[1]。また観測結果から含水シリケイトの存在も示唆されている[2]

S型小惑星イトカワよりも太陽系形成初期の有機物や含水鉱物をより多く含んでいると考えられること[3]、地球から比較的近い軌道要素を持つこと[2]などから、「はやぶさ2」の目標天体として選ばれた。

地球近傍天体 (NEO) の中でも、特に地球に衝突する可能性が大きく、かつ衝突時に地球に与える影響が大きい 潜在的に危険な小惑星 に分類されている[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b 井本昭 (2013年7月26日). “「はやぶさ2」が目指すC型小惑星「1999 JU3」”. Minorbody Exploration Forum-小天体探査フォーラム. http://www.minorbody.org/junk_box/minorbody/minorbody_main.html 2014年12月3日閲覧。 
  2. ^ a b はやぶさ2 目的の小惑星 1999JU3”. 月探査情報ステーション. 2014年12月4日閲覧。
  3. ^ “JAXA|小惑星探査機「はやぶさ2」”. JAXA. (2014年12月3日). http://www.jaxa.jp/projects/sat/hayabusa2/index_j.html 2014年12月4日閲覧。 
  4. ^ PHA Orbital Elements”. Near Earth Object Program. NASA. 2014年12月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]