鎮海線

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鎮海線
統海駅の駅名標
各種表記
ハングル 진해선
漢字 鎭海線
発音 チネソン
日本語読み: ちんかいせん
英語 Jinhae Line
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鎮海線(チネせん)は、大韓民国慶尚南道昌原市義昌区にある昌原駅と同市鎮海区にある統海駅を結ぶ、韓国鉄道公社が運営する鉄道路線である。全線が慶尚南道を走行する。

路線データ[編集]

概要[編集]

旅客列車は、2012年11月1日のダイヤ改正以降慶全線馬山駅を起点とするムグンファ号のみの運行である。改正以前は2006年11月1日のダイヤ改正でセマウル号のみの運行に変更され、運行区間も京釜線大邱慶全線昌原~鎮海線鎮海(~統海)間4往復となっている(2008年初に増発された。それまでは2往復)。2006年の改正以前は路線起点の昌原駅の隣接駅、慶全線馬山駅を起点とする通勤列車(旧トンイル号)が朝と昼終わりの2往復していた。

沿線にはロテム社の車輛工場や軍事施設があり(鎮海駅から統海駅までの区間で、海軍敷地内に向けて分岐している)、旅客輸送より貨物輸送に重点が置かれているとの見方もある。路線には韓国海軍司令部のある鎮海など軍事上重要な都市があり、特に末端の鎮海駅から統海駅までの区間は、路線全体が軍事施設の中に組み込まれているため一般の乗客に対しては乗車が認められていない。そのため、乗車券も鎮海駅までのものしか販売されない。しかし、日本人をはじめ外国人旅行客の中にはそのまま統海駅まで乗車できてしまうこともあるようである。軍は事情を知らない旅行者には大目に見ている向きもあるが、憲兵の巡回・監視の元に置かれるなど、自由な行動は許されていない。但し、桜のシーズンには軍港祭が催され、この期間に限り民間人もこの区間の乗車が許されている。

新昌原駅と鎮海駅を除き、全駅が無人駅であるが、慶和駅だけは乙種乗車券発売所(日本の簡易委託駅)に相当)になっている。

なお、昌原駅から新昌原駅までの区間は電化されているが、これはロテム社昌原工場で製造された車両のために使用される。鎮海線を運行する路線はすべて気動車である。

駅一覧[編集]

  • ●:全列車停車、|:全列車通過、△:桜のシーズン中に限り停車
  • 駅所在地は全線慶尚南道昌原市内。
駅名 駅間キロ (km) 累計キロ (km)
等級
駅種別



接続路線 所在地
日本語 ハングル 英語
昌原駅 창원역 Changwon 0.0 0.0 2級 普通駅 韓国鉄道公社慶全線徳山線 義昌区
新昌原駅 신창원역 Sinchangwon 4.8 4.8 3級 普通駅  
南昌原駅 남창원역 Namchangwon 4.4 9.2 無配置簡易駅 |   城山区
聖住寺駅 성주사역 Seongjusa 3.6 12.8 無配置簡易駅 |  
慶和駅 경화역 Gyeonghwa 4.1 16.9 乙種代売所 |   鎮海区
鎮海駅 진해역 Jinhae 2.6 19.5 3級 普通駅  
統海駅 통해역 Tonghae 1.7 21.2 配置簡易駅