金属疲労

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

金属疲労(きんぞくひろう)は、日本人が特有に使用したがる用語で、疲労破壊は樹脂や、セラミックスなどでもおこりうる、固体材料が力を繰り返し長期間にわたって受けていくうちに、その固体に亀裂が生じたり、強度が落ちたりする現象で正式には疲労破壊(もしくは疲労)である。

1985年に起きた日本航空123便墜落事故では航空鉄道事故調査委員会の調査によって、この金属の疲労破壊が原因とされ脚光を浴び、マスコミは一様に「金属疲労」と述べたために、本来の専門家では使用しない「金属疲労」という言葉が普及しかけた。しかし科学技術の世界ではプラスチック、炭素繊維、セラミックス、ガラスなどすべての固体に見られる現象で、人体などの疲労と明別して考えると、日本語の金属疲労は“fatigue fracture”(疲労破壊)に相当する。

関連項目[編集]