第百七十八号哨戒特務艇

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仮称艦名第二二九八号艦
(第百七十八号哨戒特務艇)
基本情報
建造所 徳島合同造船
運用者  大日本帝国海軍
艦種 特務艇
級名 第一号型哨戒特務艇
建造費 1,350,000円(予算成立時の価格)
艦歴
計画 マル戦計画
起工 1945年5月28日
最期 終戦時未成、その後消息不明
要目(哨戒特務艇・計画時)
基準排水量 238トン
水線長 28.50m
水線幅 6.14m
吃水 2.35m
機関 400型中速ディーゼル1基、1軸
出力 400bhp
速力 9.0ノット
燃料 重油26トン
航続距離 8ノットで4,000カイリ
乗員 34名
兵装 25mm機銃 連装1基、単装2基
12センチ噴進砲2門
爆雷12個、魚雷落射機2基
搭載艇 短艇1隻
レーダー 13号電探1基
ソナー 三式水中探信儀三型1基
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第百七十八号哨戒特務艇[注釈 1](だいひゃくななじゅうはちごうしょうかいとくむてい)は、日本海軍の未成特務艇(哨戒特務艇)。第一号型哨戒特務艇の1隻だが、実際には命名された事実は無く、特務艇類別等級別表にも登載されていない。

艇歴[編集]

マル戦計画の特務艇、第2121号艦型の178番艇、仮称艦名第2298号艦として計画。1945年5月28日、徳島合同造船株式会社で起工。

終戦時未成。その後の消息は詳らかではない。

脚注[編集]

注釈
  1. ^ 本艇が命名された事実は無く、仮定本籍の設定や特務艇類別等級別表への登載も行われていない。このことから記事名は、本来ならば仮称艦名第二二九八号艦第二二九八号艦、あるいは第2298号艦とすべきところだが、参考文献として用いた世界の艦船『日本海軍護衛艦艇史』では「第178号哨戒特務艇(未成)」と記述していること、そしてWikipedia:記事名の付け方に鑑み、記事名を標記のとおりとする。
脚注

参考文献[編集]