漏斗雲

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水上竜巻に伴う漏斗雲。
水上竜巻に伴う漏斗雲。
略記号 tub
雲形記号 CL2CL3CL9
漏斗雲
高度 地上付近~約2,000 m
特徴 漏斗状、細長く回転している
降水の有無 なし(漏斗雲自体からはなし)
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漏斗雲(ろうとうん, 英:Funnel cloud, ラテン語学術名Tuba)は、竜巻に伴って発生する細長い。竜巻の渦の中心線に沿って親雲(竜巻の母体となる積乱雲積雲)の雲底から地上に向かって伸びる。

雲底に近い部分ほど太く、地上に向かって先細りになり、形の明瞭なものは漏斗の形に似ているのでこう呼ばれる。昔の人々は、雲に頭を突っ込んだ巨大な蛇や竜の尾だと考えて「竜巻」の語源となった。実際には形状は様々で、蛇の胴体や象の鼻状の細長いものばかりでなく、太い柱状のものや、はっきりした形を取らず、煙の柱やの塊のように見えるものもある。

漏斗雲にはこのように太いものもある。

竜巻の中心付近では気圧が急激に下がっているため、巻き込まれた空気中の水蒸気が減圧のため冷やされて水滴となり、漏斗雲を形成する。従って湿度が高い空気中では竜巻が弱い場合でもできやすく、乾燥していると強い竜巻でもできにくい。そのため、漏斗雲の太さや有無で竜巻の強弱を目測する事は危険である。かつて、明瞭な漏斗雲を伴う竜巻が青函連絡船の船尾を通過したが、無被害だったという実例がある。また、形状が不明瞭で煙の柱状に見える場合のほうが竜巻の勢力が強いことが多い。

水上竜巻の場合、豊富な水蒸気により明瞭な漏斗雲が形成されるが、竜巻の勢力はむしろ弱い場合が多い。

竜巻は豪雨の最中に起こることが多く、夜間に発生する場合もあり、漏斗雲を目撃したり撮影する機会は多くない。

雲形分類上は、積乱雲や積雲の一部が変形した「副変種」とされている。

関連項目[編集]