宝島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 宝島 Treasure Island |
|
|---|---|
1911年版
|
|
| 著者 | ロバート・ルイス・スチーブンソン |
| 発行日 | 1897年 |
| 発行元 | Young Folks |
| ジャンル | 海洋冒険小説 |
| 国 | イギリス |
| 言語 | 英語 |
| 文学 |
|---|
![]() |
| ポータル |
| 各国の文学 記事総覧 |
| 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
| お知らせ |
| このテンプレートの解説ページができました。使用されるべき記事が決まりましたので一度ご確認ください。 |
宝島(たからじま)は、ロバート・ルイス・スチーブンソン著の子供向け海洋冒険小説の邦題。
目次 |
[編集] 概要
1883年に、それまで子供向け雑誌『Young Folks』誌上にて、1881年から1882年にかけて連載されていたものを一冊にまとめたものが出版された。原題は『The Sea Cook, or Treasure Island』(海のコック、あるいは宝島)であったが、後に『Treasure Island』(宝島)と改題されて広く親しまれるようになる。子供向けに書かれた物語であったが、現在は以前ほど広く読まれていない。教養小説としての側面も持っており、語り手のジム・ホーキンズの成長を追いかけた物語である。
最も頻繁に劇やテレビドラマ、映画、アニメなどの題材になっている物語の1つである。イギリスの放送局、BBCだけでも少なくとも3度、テレビ化している。最近では、ディズニーが2002年にアメリカで『トレジャー・プラネット』として宇宙に舞台を変えて公開されている。これを元にした手塚治虫の漫画作品「新宝島」とは別。この他中沢啓治が原作に忠実に漫画化している。
本が有名になったために、宝島という言葉が一般に広まり、ゲームや遊園地の乗り物などに使われるようになっている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 物語
ジム・ホーキンズの母が経営していたベンボー亭という宿屋にビリー・ボーンズという謎の人物が泊り込んでいた。ある晩に喧嘩の末にボーンズは死んでしまい、ホーキンズ少年は彼の持ち物の中から油布の包みを見つける。しかし、それが宝島の位置を記した地図であることをその後知り、郷士のトレローニとリブシー先生の協力を得て、宝島を探しに向かうことになる。遠眼鏡屋という宿屋を開いていた、ジョン・シルバーという一本足の男の助けを借りて集めた船員と共に、帆船のヒスパニオラ号に乗り込んで一行は宝島を目指す。
苦難の末に宝島にたどり着くが、ジョン・シルバーは海賊としての本性をあらわにし、自分が引き入れた船員と共に反乱を起こす。幸運にもホーキンズが反乱を聞いていたおかげでスモーレット船長以下、無事に脱出するが、海賊と対立を続けることになる。海賊たちの間にも度々内紛があり、またこの島におきざりにされたベン・ガンの助けを借りて、海賊たちを殺し、宝を手に入れることに成功する。度々ホーキンズの命を助けていたこともあり、生き残ったジョン・シルバーはホーキンズ一行と共に島を離れるが、イギリスに戻り海賊行為で罰せられることを避け、とあるカリブの島で銀貨数袋と共に脱走し、行方をくらます。
[編集] キャラクター
- ジム・ホーキンズ
- ビリー・ボーンズ
- 郷士のトレローニ
- リブシー先生
- ジョン・シルバー
- 黒犬
- スモーレット船長
- アロー副船長
- ベン・ガン
[編集] オーディオ・ドラマCD
[編集] スタッフ
- 脚色:横光 晃
- 演出:小山雄二
- 音楽:宮本一
- 効果:西村喜雄(サウンズ・アート)
- 技術:新島次郎
- 制作:村井亨子
- 企画・製作:株式会社スタジオ・エコー
[編集] キャスト
- ジム・ホーキンズ:浪川大輔
- ビル:納谷悟朗
- 母:丸山裕子
- 老人:槐柳二
- リブジー:根本泰彦
- スモレット船長:石井隆夫
- ジョン・シルバー:落合弘治
- オウム:石本竜介
- ディック:溝口敦
- ハンズ:小池浩司
- トム:竹若拓磨
- モーガン:川本克彦
- ベン・ガン:八代駿
- トリローニ:熊倉一雄
[編集] 映像化作品
[編集] 映画
- 宝島(1934年公開 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー製作)
- 宝島(1950年公開 ディズニー製作)
- どうぶつ宝島(1971年公開 東映動画製作)
- 宝島(1987年公開 東京ムービー製作 下記のテレビシリーズの総集編 )
- 1973年にアメリカで「Treasure Island」題でノーム・プレスコットがアニメ化してるが日本に入って来たかは不明。
[編集] テレビスペシャルアニメ
- 新宝島(虫プロダクション)
[編集] テレビアニメ
- 宝島(東京ムービー新社)
- 1978年10月8日~1979年3月25日に日本テレビで日曜日18:30-19:00(JST)にて放送された。演出出崎統、作画杉野昭夫の黄金コンビによる傑作として今なお高い評価を得ている。原作を大胆に解釈し直し、原作では敵役であるジョン・シルバーを「男の中の男」と位置づけ真の主人公とした。原作では端役に過ぎなかったグレーもこの作品ではシルバーに劣らぬ「男」として描かれており、シルバーの好敵手として活躍するのも特徴。また、ジュブナイル作品としての性格も強化し、児童対象の丁寧かつ良質な作品に仕上がっている。またシルバー役の若山弦蔵を筆頭に声優陣の豪華さは当時としても空前絶後の質の高さを誇った。かもめのパピー役であった神谷明はまったく未経験の大阪弁をレッドルース役の北村弘一から直接、教えてもらい、声優としての幅を広げた作品であると後に回想している。本作品で作曲家デビューとなった羽田健太郎作による主題歌は日本アニメ史上最高傑作との評価もある。なお、「宝島」をもって日テレ日曜夕方のアニメ枠は廃止となり、以後は情報番組となる(最初はスポーツニュース「独占!!スポーツ情報」)。
- 1992年には、ほぼ同一スタッフの下で、一等航海士となったジムを語り部として、最終回から更にその後のシルバーの行方を描いたオリジナルの続編・“宝島メモリアル「夕凪と呼ばれた男」”が、数分の短編ながらOVAにて制作されている。
[編集] スタッフ
- 企画:吉川斌
- 音楽:羽田健太郎
- 作画監督:杉野昭夫
- 美術監督:小林七郎
- 撮影監督:高橋宏固
- 録音監督:山田悦司
- 制作担当:加藤俊三
- 文芸担当:本間一行
- 演出:出崎統
- プロデューサー:銀谷精一、山崎敬之
- 脚本:山崎晴哉、篠崎好
- コンテ:さきまくら、紺屋行男、今切洗
- ディレクター:竹内啓雄、高屋敷英夫
- オープニング・エンディング:大橋学
- 原画:遠藤裕一、菅登祥、中村隆太郎、本木久年、大坂竹志、小柴重光、伊藤幸松、富沢和雄、鈴木幸雄、大橋学、小林慶輝、中村真、林隆文
- 動画:服部真、堀越新太郎、奥村シロー、吉岡智子、前田順子、佐藤由美子、関三恵子、新木寿子、沼憲子、杉村季見子、佐藤美代子、亀垣一、平山聡、成海厚子、永井美津子、池部よしあき、三浦義也、三善和彦、佐藤喜子、安西武、高橋清治、柏田涼子、小沢裕美子、青山ジュン、二羽亜弓、上原篤世、佐藤豊、浜野邦子、渋谷まゆみ、酒井信子、天野公子、大迫由美子、小林左希子
- 仕上:山名公枝、木村文一、曽根由貴子、川上直子、橘高紀半子、萩原澄恵、池内道子、佐藤典子、木幡公春、三宅千文、斉藤恵子、山崎千恵子
- 美術監督補:黒鹿和雄
- 背景:小林プロダクション
- 撮影:高橋プロダクション
- 効果:片岡陽三
- 録音技術:山下欽也
- 編集:鶴渕充寿、高橋和子
- タイトル:高具秀雄
- 制作進行:斉藤昭一郎、青野史郎、横溝隆久、甲斐弘幸
- 主題歌
- 録音:東北新社
- 現像:東京現像所
- 制作協力:東京ムービー、マッドハウス
- 製作:東京ムービー新社
[編集] キャスト
- ジム・ホーキンズ:清水マリ、成人後は三ツ木清隆、映画版は野沢雅子
- ジョン・シルバー:若山弦蔵、映画版は羽佐間道夫
- リブシー:家弓家正
- トレローニ:滝口順平
- スモレット:江角英明
- ビリー・ボーンズ:黒沢良
- グレー:野島昭生
- ベン・ガン:肝付兼太
- オウムのフリント:北村弘一
- レッドルース:北村弘一
- カモメのパピー:神谷明
- ジョイス:石丸博也
- ハンター:水島裕
- 黒犬:玄田哲章
- ピュー:大竹宏
- ハンズ:飯塚昭三
- アンダーソン:加藤治
- ジョージ:千田光男
- モーガン:野本礼三
- アブラハム:北村弘一
- リリー:吉田理保子
- リリーの祖父:増岡弘
- カレン・ホーキンズ:前田敏子
[編集] 「夕凪と呼ばれた男」キャスト
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| 日本テレビ系 日曜18:30枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
宝島
|
||


