大洗海岸
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大洗海岸(おおあらいかいがん)は、茨城県東茨城郡大洗町にある海岸である。
地理
[編集]詳細は「鹿島灘」を参照
大洗県立自然公園に含まれる。
「大洗」とは本来は旧・磯浜町にある大洗磯前神社を中心とする同地域を指し、現在の茨城港および大洗港付近からアクアワールド・大洗までの海岸を呼ぶ。
景勝地であり、また、かつては潮湯治の場として群馬県出身の詩人の山村暮鳥が結核療養のために晩年を過ごした。
また、海藻の種類が日本で最も多い海岸である。また、スナメリやアカウミガメやコアジサシなどの特筆すべき生物の生息も確認されており[1]、その他の貴重なクジラやイルカやウミガメや海鳥や魚類が沖合に現れる可能性もある他、過去には絶滅種に指定されているニホンアシカも見られた可能性もある(鹿島灘を参照)[2]。
名所
[編集]- 大洗海水浴場 - 約1.2kmの広々とした白砂青松の景勝海岸で日本の渚百選や日本の白砂青松百選に選ばれている。
- 名勝大洗 - 大洗岬から県営大洗公園駐車場周辺の南北1.8km、東西0.9kmの岩礁・水域を呼び、2009年(平成21年)1月20日に町文化財(名勝)に指定された。
- 神磯鳥居 - 大洗磯前神社と酒列磯前神社に祀られている二神、大己貴命(オホナムチ)・少彦名命(スクナビコナ)が光臨した地と言われ、その岩場に鳥居が建てられており、絶好の初日の出スポットとなっている。
- 大洗灯台 - 現在は灯台としての役割は無く、正確には灯柱である。
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神磯鳥居
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大洗灯台
イベント
[編集]- ISU茨城サーフィンクラシック - 大洗海岸で毎年9月開催される。サーフィンの大会。
釣り・磯遊び
[編集]大洗海岸の岩礁付近ではルアーフィッシングが盛んで多くの釣り人がシーバス釣りを楽しんでいる。 また岩礁付近での漁は「たらい漁」やスキンダイビング(素潜り)を見ることができる。 春~秋頃はは干潮時、岩場にタイドプールができ、イソガニやヒトデ、ヤドカリなどを捕まえるなど磯遊びを楽しむことができる。 9月にISU茨城サーフィンクラシックが開かれているため、サーフィン目的の観光客も多く、夏以外でも利用者がいる。
港湾
[編集]交通
[編集]- 車
- 鉄道
- 大洗駅(鹿島臨海鉄道大洗鹿島線)下車
- 駐車場
- 海岸前に約1,000台の駐車場がある[3]。普段は無料だが、夏季のみ有料。
脚注
[編集]- ^ 大洗町, 2021年03月, 「第2章 大洗町の環境 -現状と課題-」, 17頁
- ^ 環境影響評価情報支援ネットワーク, 2.1.6 動植物の生息又は生育、植生の状況, 52-68頁, 環境省
- ^ “駐車場ガイド”. 大洗町. 2014年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大洗町観光情報センター (公式サイト)
- 茨城県大洗町(公式サイト)
- 大洗県立自然公園
- 財団法人日本緑化センター