大塩温泉 (福島県)
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大塩温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 福島県大沼郡金山町 |
交通 | 鉄道:只見線会津大塩駅より徒歩で約15分 |
泉質 | 塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 38.6 °C |
宿泊施設数 | 2 |
大塩温泉(おおしおおんせん)は、福島県大沼郡金山町(旧国陸奥国、明治以降は岩代国)にある温泉。
同名の温泉が、長野県上田市にもある。また、福島県耶麻郡北塩原村には大塩裏磐梯温泉が存在する。
泉質
[編集]炭酸成分が日本でも有数の多さであるのが特徴。
温泉街
[編集]共同浴場は1軒存在する。また、只見川沿いには春先のみ温泉が湧出する野湯がある。この湯船は昔は共同浴場として利用されていたが、ダム開発により河岸が近づくことから、取り壊すはずだったもの。また、常に整備されているわけではないので、場合によっては入浴前に清掃を行う必要がある。また、ダム湖のそばの崖沿いにあり、転落などの恐れもあって危険であり、入浴の際には十分注意する必要がある。
温泉地の近くには、炭酸水を汲むことができる井戸がある。この炭酸水は2019年に開催された第14回20か国・地域首脳会合にミネラルウォーターとして提供された[1]。また、かつて輸出もされていた。現在は炭酸水をボトリングする工場が井戸近くに存在する。
歴史
[編集]開湯伝説によれば、弘法大師の発見とされる。
戦後は当地で行われた開発に翻弄されている。
- 1955年、本名ダム建設により、只見川沿いにあった温泉は水没し、現在地に移転した。
- 1967年、近隣で行われた鉱山開発により湯温低下。現在の温度となっている。
- 以来入浴用に加温を行うようになっている。
- 2015年8月20日、共同浴場がリニューアルオープンした。
アクセス
[編集]周辺
[編集]出典
[編集]- ^ “炭酸水井戸に転落、2人死亡=福島”. 時事通信 (2019年8月15日). 2019年8月15日閲覧。