塔ノ岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

塔ノ岳

三ノ塔から望む塔ノ岳 (2007年平成19年)11月撮影)
標高 1,490.9m
位置 北緯35度27分14秒
東経139度09分47秒
所在地 神奈川県秦野市清川村山北町
山系 丹沢山地
種類 山塊
  
塔ノ岳山頂からの富士山、南アルプス
塔ノ岳山頂からの富士山南アルプス
登山者で賑わう塔ノ岳山頂
登山者で賑わう塔ノ岳山頂
尊仏山荘
尊仏山荘

塔ノ岳(とうのだけ)は丹沢山地の南部にある標高1,491mの山。愛甲郡清川村秦野市足柄上郡山北町の境目に位置する。

丹沢修験道の要であり、塔ヶ岳・御塔・尊(孫)仏山(そんぶつさん)など多くの呼称を持つ。中近世には近郊農村の雨乞いの場として、或いは露天賭博の場としても賑わった。かつて山頂には別称の尊仏山の由来となった尊仏岩があり、お塔と呼ばれ信仰されていた。塔ノ岳の山名はその塔に由来する。この岩は関東大震災後の丹沢地震(M 7.3)で大金谷へ転落し現存しない。なお、山頂の尊仏山荘の名もこの岩に由来している。

関東山地を構成する丹沢山地の一角をなし、丹沢大山国定公園に属す。頂上からの展望がとてもよく、天気がよければ富士山南アルプスまで望むことができる。また首都圏に近く交通の便がよいため登山者に人気がある。北に丹沢山、東には新大日、南西には鍋割山などの山が位置する。登山者の増加により大倉尾根の侵食裸地化が問題となっており、植生復元の試みがなされているが、悪化する一方である。山頂周辺はシカの食害も深刻である。

目次

[編集] 登山道

登山道は、大倉より大倉尾根ヤビツ峠より表尾根の二本が一般的なルートである。この他に、二俣より小丸歩道(通称訓練所尾根)、札掛より長尾尾根塩水橋より天王寺尾根・丹沢山経由、あるいは鍋割山経由、戸沢出合より政次郎尾根、天神尾根、書策新道(かいさくしんどう)、ユーシンより尊仏の土平(そんぶつのどたいら)を経て登る道などがある。

[編集] 不動の清水

塔ノ岳山頂よりユーシンに向かう尾根を高度100m余り下ったところにある。丹沢の尾根筋では数少ない水場の一である。

[編集] 登山施設

[編集] 周辺の山

丹沢主脈

表尾根

鍋割山稜


[編集] 塔ノ岳からの眺望

塔ノ岳山頂から西側の眺望 (2007年(平成19年)2月撮影)

塔ノ岳山頂から東側の眺望 (2007年(平成19年)2月撮影)

[編集] 画像

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
他の言語