和製漢字

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和製漢字(わせいかんじ)とは、漢字の起源の中国ではなく、日本で作られた漢字体の文字のこと。その作成方法は、「六書」の造字ルールのうち「会意」または「形声」によっており、ほとんどは会意文字であり音読みは持たないことが多い。通常は国字と言うが、国字という場合、3~4種類の用法があるため、そのうちで日本製の漢字ということを強調するために使う用語。

日本で作られた漢字だからと言って、音読みが無いとは限らない。音読みが無いと熟語をつくるときに不便なため、漢字から部首を省いた部分の読み方を音読みの代わりにしている。「働」では、右側の動という字を「どう」と読むため、「働」の音読みを「どう」にとしたり、「搾」では、右下に乍という字を「さく」と読むため、「搾」の音読みを「さく」としている。

和製漢字の多くは日本でのみ通用する(例えば、「労働」は中国と韓国では「勞動」、簡体字では「劳动」となり、「働」の字は使われない)が、「腺」「癌」「哩」「鱈」など一部の文字は、明治以後に科学や近代社会に関係する概念が日本語から中国語などへ翻訳された関係で、中国など他の漢字文化圏にも取り入れられている。また姓名・地名に関わる漢字は中国語圏でも和製漢字のまま表記されることが多いが、場合によっては似たような字で代用されることもある。例えば、栃木県枥木县綾辻行人綾十行人辻希美過希美(簡体字では过希美)など。

和製漢字の例
和製漢字 訓読み 音読み
とうげ -
つじ -
ささ -
さかき -
- ちつ (本来は「しつ」)
とち -
はたけ -
はたけ -
にお(う)・にお(い) -
なぎ・な(ぐ) -
たこ -
また -
わく -
こ(む)・こ(める) -
しつけ -
はたら(く) どう
しぼ(る) さく

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