吸血鬼 (1967年の映画)

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吸血鬼
Dance of the Vampires
監督 ロマン・ポランスキー
脚本 ロマン・ポランスキー
ジェラール・ブラッシュ
音楽 クリストファー・コメダ
撮影 ダグラス・スローカム
編集 アリステア・マッキンタイア
配給 MGM
公開 アメリカ合衆国の旗 1967年11月13日
日本の旗 1969年9月14日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
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吸血鬼』(The Fearless Vampire Killers, 原題: Dance of the Vampires)は、ロマン・ポランスキ監督、ジェラール・ブラッシュ脚本の、1967年に公開された映画である。後にミュージカル(ウィーンでの制作のため、原題はドイツ語で『Tanz der Vampire』である。日本では『ダンス・オブ・ヴァンパイア』として東宝により上演)も制作された。

1969年9月14日、日本でMGM系列で公開された劇場版(及びそのフィルムを使用したTV放送版)のOPは、ピンクパンサー的な吸血鬼のアニメーションがあった。が、現在発売されているDVDには、それが無い。


あらすじ[編集]

トランシルバニア中心部で吸血鬼狩りをするアブロンシウス教授とその弟子アルフレッド。アブロンシウスは年老いており、寒い森の中を生きるのがやっとである。アルフレッドは内面的で口下手だった。

そんな2人は吸血鬼がついに見つかったと思われるヨーロッパの小さな町に来た。2人は町の宿屋に泊まるが、恐怖に取り付かれたような街の人々が眼に見えない悪魔を追い払う儀式をしていた。宿屋に泊まっている間、アルフレッドは宿屋の主人ヨイン・シャガールの娘、サラに好意を抱くようになる。しかし、クロロック伯爵という名の吸血鬼がサラをさらっていくのを見たアルフレッドは、教授と共に雪の上に残された足跡をたどり、雪に覆われた丘の隣にある伯爵の住む、不吉そうな城にたどり着く。

城に入るや否や、伯爵の使用人にしてみだらな猫背の人物、コウコルのわなにかかり、伯爵のもとへ突き出される。伯爵は貴族的な雰囲気をまとい、アブロンシウス教授にコウモリへの興味の有無や城へ来た目的を尋ねた。それから、おしゃれな同性愛者にして伯爵の息子であるハーバートに出会う。

その時ヨインは既に吸血鬼になっていて、今度は自分の美しき女中を’吸血鬼の花嫁’にしようとたくらんでいた。 心配をよそに、アブロンシウス教授らは伯爵から来た城への招待を受け入れ、アルフレッドはその立て付けの悪い城で一夜を過ごすことになった。翌朝、アブロンシウス教授はサラの運命を忘れ、城の秘密を暴いて伯爵を殺す計画を立てた。 秘密は件の猫背の男が守っており、2人は少しうろついた後、屋根にある窓から上って侵入することにした。しかし、アルフレッドが伯爵を殺そうとしたところで教授が動けなくなり、アルフレッドも手を出せないと感じる。教授を解放するために外に出る途中、サラが部屋で風呂に入っているのを見つける。 アルフレッドが一緒に逃げるように言ったとき、サラは自分に迫る危険についてわかっていないようだった。 半分麻痺しかかった教授を外へ出した後、2人は再び城へ入った。アルフレッドはもう一度サラを探したが、彼を最初に口説き落とそうとしたハーバートに出くわす。しかしハーバートの姿が鏡に映っていないことにアルフレッドが気づくと、ハーバートは本性をあらわにし、アルフレッドに噛み付こうとする。2人はハーバートから逃げて暗い廊下を駆け抜けるが、鍵のかかったドアの後ろでつかまってしまう。そのとき、夜が来る。

墓石が開いてその下からたくさんの吸血鬼が出てきて城へ向かう。そこへ伯爵があらわれて、アルフレッドに未来は決まったものだと言い放つ。 伯爵はサラを吸血鬼にするための舞踏会を開くべく2人を置き去りにする。 それでも大砲の下から湧き出てきてドアを吹き飛ばすほどの威力を持つ熱湯から逃れた2人は、舞踏会に忍び込んでサラを掴んで会場から馬車で逃げる。 しかし時既に遅く、サラはアルフレッドに噛み付く。かくして、吸血鬼は世にはびこることとなった。

キャスト[編集]

関連項目[編集]

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