一臭化ヨウ素

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一臭化ヨウ素
Iodine monobromide
識別情報
CAS登録番号 7789-33-5
PubChem 82238
特性
化学式 IBr
モル質量 206,81 g mol−1
外観 濃い灰色の結晶[1]
匂い 刺激臭
密度 4.42 g/cm3[2]
融点

40℃[1]

沸点

116℃(分解)[1]

への溶解度 可溶
エタノールエーテルへの溶解度 可溶
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

一臭化ヨウ素(いちしゅうかようそ、: Iodine monobromide)は化学式IBrで表される、ヨウ素臭素からなるハロゲン間化合物

生成[編集]

ヨウ素と臭素を、不活性気体中で長時間加熱し直接反応させることにより得られる。

\mathrm{I_2 + Br_2 \longrightarrow 2\ IBr}

性質[編集]

刺激臭のある、暗い灰色の結晶で、エタノールエーテルに溶ける。

用途[編集]

臭素化剤や、ヨウ素価の測定に使われる。

脚注[編集]

  1. ^ a b c Dr. Bernd Dill (Hrsg.), Prof. Dr. Fred Robert Heiker (Hrsg.), Prof. Dr. Andreas Kirschning (Hrsg.): Römpp Chemie Lexikon. 9. Auflage, Band 3, Georg Thieme Verlag, 1992, Seite 2019, ISBN 978-313-734809-2
  2. ^ Alfa-aesar
ハロゲン間化合物
フッ素 塩素 臭素 ヨウ素
フッ素 F2
塩素 ClF ClF3 ClF5 Cl2
臭素 BrF BrF3 BrF5 BrCl BrCl3 Br2
ヨウ素 IF IF3 IF5 IF7 ICl I2Cl6 IBr IBr3 I2