ヴュルツブルクのレジデンツ

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世界遺産 ヴュルツブルク司教館、
その庭園群と広場
ドイツ
2004-06-27-Germany-Wuerzburg-Lutz Marten-Residenz side view 1.jpg
英名 Würzburg Residence with the Court Gardens and Residence Square
仏名 Résidence de Wurtzbourg avec les jardins de la Cour et la place de la Résidence
登録区分 文化遺産
登録基準 (1), (4)
登録年 1981年
公式サイト ユネスコ本部(英語)
使用方法表示

ヴュルツブルクのレジデンツ(独:Würzburger Residenz)は、ドイツヴュルツブルクにある大司教の宮殿。バロック建築様式を代表するヨーロッパでも屈指の宮殿であり、バルタザール・ノイマンの設計により、18世紀に建てられた。

建物内には、様々な部屋があるが、中でも有名なのは、「階段の間」であり、柱の無い広大な吹き抜けに、画家ティエポロの描いた、世界で一番大きいフレスコ天井一枚画がある。この吹き抜けは当時としては常識外れの設計で、「設計ミス」、「絶対に崩れる」などと酷評されたが、ノイマンは「砲弾を打ち込まれても崩れない」と反論。第二次世界大戦の空襲でここだけ天井が残った事でノイマンの言は証明された。その頑丈さの秘密は建材に軽くて丈夫で耐火性がある凝灰岩を使ったからである。また、レジデンツの裏にはホーフ庭園がひろがる。

世界遺産[編集]

1981年、庭園と宮殿前広場を含む形で「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」として世界遺産(文化遺産)に登録された。

登録基準[編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

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