ワールドマスターズ2019

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ワールドマスターズ2019は2019年12月12日から14日の3日間にわたって、中国青島で開催された柔道の大会。11月のグランドスラム・大阪終了後の世界ランキングに基づいて、今大会に招待される上位36名が決まる。2018年までは世界ランキング上位16名までだったが、今大会より36名まで拡大された。なお、今大会は当初広州での開催予定だったが、深圳に変更されるも、最終的には青島開催となった[1][2][3]

大会結果[編集]

男子[編集]

階級
60kg以下級 日本の旗 永山竜樹 スペインの旗 フランシスコ・ガリゴス ロシアの旗 ロベルト・ムシビドバゼ
ウズベキスタンの旗 シャラフディン・ルトフィラエフ
66kg以下級 イタリアの旗 マヌエル・ロンバルド モンゴルの旗 ガンボルド・ヘルレン ジョージア (国)の旗 バジャ・マルグベラシビリ
モンゴルの旗 ヨンドンペレンレイ・バスフー
73kg以下級 日本の旗 橋本壮市 イスラエルの旗 トハル・ブトブル 日本の旗 海老沼匡
アゼルバイジャンの旗 ルスタム・オルジョフ
81kg以下級 ベルギーの旗 マティアス・カス イスラエルの旗 サギ・ムキ トルコの旗 ヴェダト・アルバイラク
ロシアの旗 アラン・フベツォフ
90kg以下級 ジョージア (国)の旗 ラシャ・ベカウリ スペインの旗 ニコロス・シェラザディシビリ セルビアの旗 ネマニャ・マイドフ
トルコの旗 ミカイル・オゼルレル
100kg以下級 オランダの旗 ミハエル・コレル 日本の旗 ウルフ・アロン ジョージア (国)の旗 ヴァルラーム・リパルテリアニ
ロシアの旗 ニヤス・イリアソフ
100kg超級 日本の旗 原沢久喜 チェコの旗 ルカシュ・クルパレク 日本の旗 影浦心
オランダの旗 ヘンク・フロル

女子[編集]

階級
48kg以下級 コソボの旗 ディストリア・クラスニキ モンゴルの旗 ガンバータル・ナランツェツェグ フランスの旗 メラニー・クレマン
ロシアの旗 イリーナ・ドルゴワ
52kg以下級 日本の旗 志々目愛 フランスの旗 アマンディーヌ・ブシャール ウズベキスタンの旗 ディヨラ・ケルディヨロワ
フランスの旗 アストリド・ネト
57kg以下級 朝鮮民主主義人民共和国の旗 キム・ジナ 日本の旗 玉置桃 ポルトガルの旗 テルマ・モンテイロ
カナダの旗 ジェシカ・クリムカイト
63kg以下級 日本の旗 鍋倉那美 フランスの旗 クラリス・アグベニュー 日本の旗 田代未来
日本の旗 土井雅子
70kg以下級 オランダの旗 キム・ポリング オランダの旗 サンネ・ファンデイケ 日本の旗 新井千鶴
フランスの旗 マリー=エヴ・ガイエ
78kg以下級 フランスの旗 ファニー=エステル・ポスビト フランスの旗 オドレー・チュメオ 中華人民共和国の旗 陳飛
ドイツの旗 アンナ=マリア・ヴァーグナー
78kg超級 オランダの旗 テシー・サフェルカウルス   アゼルバイジャンの旗 イリーナ・キンゼルスカ ベラルーシの旗 マリナ・スルツカヤ
大韓民国の旗 キム・ハユン

各国メダル数[編集]

国・地域
1 日本の旗 日本 5 2 5 12
2 オランダの旗 オランダ 3 1 1 5
3 フランスの旗 フランス 1 3 3 7
4 ジョージア (国)の旗 ジョージア 1 0 2 3
5 ベルギーの旗 ベルギー 1 0 0 1
イタリアの旗 イタリア 1 0 0 1
コソボの旗 コソボ 1 0 0 1
朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 1 0 0 1
9 モンゴルの旗 モンゴル 0 2 1 3
10 スペインの旗 スペイン 0 2 0 2
イスラエルの旗 イスラエル 0 2 0 2
12 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 0 1 1 2
13  チェコ 0 1 0 1
14 ロシアの旗 ロシア 0 0 4 4
15 トルコの旗 トルコ 0 0 2 2
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン 0 0 2 2
17  ベラルーシ 0 0 1 1
カナダの旗 カナダ 0 0 1 1
中華人民共和国の旗 中国 0 0 1 1
ドイツの旗 ドイツ 0 0 1 1
大韓民国の旗 韓国 0 0 1 1
ポルトガルの旗 ポルトガル 0 0 1 1
セルビアの旗 セルビア 0 0 1 1

3階級の決勝で不戦勝による決着[編集]

今大会は世界選手権に次ぐ格付けの大会ながら、男子7階級のうち73㎏級、81㎏級、100㎏超級の3階級で決勝は不戦勝による決着となった。試合を棄権した3名のうち2名はイスラエルの選手だった[4]

脚注[編集]

外部サイト[編集]