ブルー・ムービー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ブルー・ムービー
Blue Movie
監督 アンディ・ウォーホル[1]
脚本 アンディ・ウォーホル
製作 アンディ・ウォーホル
ポール・モリセイ
撮影 アンディ・ウォーホル
製作会社 アンディ・ウォーホル・フィルムズ
配給 アンディ・ウォーホル・フィルムズ
公開
  • 1969年6月12日 (1969-06-12)[2]
上映時間 105分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $3,000[3]
テンプレートを表示

『ブルー・ムービー』（Blue Movie）は、アンディ・ウォーホルが脚本の執筆、製作、および監督を務めた1969年のアメリカ合衆国のエロティック映画である[4][1][5]。

概要[編集]

本作は、アメリカ合衆国で広く劇場公開された、最初の露骨な性行為を描いた成人向けポルノ映画であり[1][6][5]、ポルノの黄金時代の独創的な映画と見なされている。

ライターの村山章がニュースサイト「OCEANS」に寄せた記事によると、ウォーホルはフィルムの特性を知らぬまま、フィルターを掛けずに撮影してしまった結果、映像全体に青みがかかってしまい、映像の色調とポルノ映画であること[注釈 1]のダブルミーニングとしてこのようなタイトルをつけたとされている[7]

2016年、マンハッタンのホイットニー美術館で『ブルー・ムービー』が上映された[8]。

あらすじ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ もともと、「ブルー・ムービー」という単語は非合法で流通するポルノ映画を意味していた[7]。

出典[編集]

  1. ^ a b c d Canby, Vincent (1969年7月22日). “Movie Review - Blue Movie (1968) Screen: Andy Warhol's 'Blue Movie' (behind paywall)”. The New York Times. https://www.nytimes.com/movie/review?res=9507E5D91738E63ABC4A51DFB1668382679EDE 2015年12月29日閲覧。 
  2. ^ ブルー・ムービー - American Film Institute Catalog（英語）
  3. ^ "Sex Act Film Cost 3G; Recoups Pronto; 'Times' Review Never Detailed It". Variety. 30 July 1969. p. 1.
  4. ^ Japan, CondeNast. ““ポップアートの巨匠”アンディ・ウォーホルと、時代を飾った彼のミューズをプレイバック。”. VOGUE GIRL. 2022年5月1日閲覧。
  5. ^ a b Canby, Vincent (1969年8月10日). “Warhol's Red Hot and 'Blue' Movie”. The New York Times. https://www.nytimes.com/1969/08/10/archives/warhols-red-hot-and-blue-movie-warhols-red-hot-and-blue-movie.html 2015年12月29日閲覧。 
  6. ^ Comenas, Gary (2005年). “Blue Movie (1968)”. WarholStars.org. 2015年12月29日閲覧。
  7. ^ a b “「青」は映画をどう彩ってきたのか？ その歴史や意外な役割を識者が解説 | OCEANS オーシャンズ｜男の日常を楽しくする情報発信局”. OCEANS. ライトハウスメディア (2022年3月21日). 2022年5月1日閲覧。
  8. ^ Staff (2016年4月7日). “Andy Warhol's Blue Movie (1968)”. Whitney Museum of American Art. https://whitney.org/Events/WarholBlueMovieScreening 2020年5月7日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

ポルノグラフィ
タイプ
ジャンル
組織
見解
メディア
人物
イベント
その他
関連項目
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ブルー・ムービー&oldid=97647894」から取得