ピグミーツパイ

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ピグミーツパイ
Tupaia minor.jpg
ピグミーツパイ
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 NT.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
上目 : 真主齧上目 Euarchontoglires
: ツパイ目 Scandentia
: ツパイ科 Tupaiidae
: ツパイ属 Tupaia
: ピグミーツパイ T. minor
学名
Tupaia minor Günther1876
和名
ピグミーツパイ
英名
Pygmy Treeshrew
ピグミーツパイ生息域
ピグミーツパイ生息域

ピグミーツパイ (Tupaia minor) は、東南アジアに生息する樹上性の小型哺乳類である。哺乳綱 ツパイ目(登木目) ツパイ科に属する。

分布[編集]

マレー半島スマトラ島ボルネオ島などに生息する。

形態[編集]

体長11.5–13.5cm、尾長13–17cmと、他のツパイよりもやや小型。外観は小型のリスに似る。頭部は部が尖り、眼や外耳が大きく目立つ。肢端はが尖り、指も枝を掴むことができる構造となっている。または長く、樹上でバランスを取るのに適している。体毛は赤茶色で、尾の毛は特に長い。

生態[編集]

東南アジアの熱帯林に生息する。単独性で、敏捷で樹上で活動する事が多い。マングースヘビ猛禽類が天敵であり、樹上の他、茂みや岩場の陰などを隠れ家とする。

食性は雑食であり、昆虫の他果実、木の葉、種子などを食べる。

妊娠期間は46–50日で、1–4頭の幼獣を出産する。

人間との関係[編集]

森林開発により生息出来る環境が減りつつあり、絶滅が危惧されている。

参考文献[編集]

  • ジュリエット・クラットン・ブロック 『世界哺乳類図鑑』 渡辺健太郎訳、新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年、96頁。ISBN 4-7875-8533-9