パーネ・カラザウ

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パーネ・カラザウ

パーネ・カラザウ: pane carasau)はサルデーニャの伝統的なパンである。別名をカルタ・ダ・ムジカ(carta da musica、「楽譜」の意)という。

概要[編集]

パーネ・カラザウは、通常、直径50cm程度で半円状で薄い。 パン生地をごく薄い円形にのばして焼くと、大きいピタのような、中が空洞になった平たいパンができる。それを横二つに切って、再度焼く。パーネ・カラザウは乾いた状態なら最大1年保存できる。

パーネ・カラザウの歴史はとても古く、数ヶ月家を離れて放牧場で働く羊飼いによって作り出された。

パーネ・カラザウはそのままか、ワイン、またはソースでしめらせ、やわらかくして食べる。 羊飼いはパーネ・カラザウを皿にようにしておかずをのせて食べることもある。乾いたパーネ・カラザウは砕いてパスタのようにスープに入れて煮たり、マッツァー粉のように粉にして、小麦粉の代用とすることもできる。砕いたパーネ・カラザウを油で揚げて、塩味や甘いフリッターを作ることもある。最近では、オリーブ・オイルを少量ふりかけてオーブンで焼いた、ブルスケッタのような食べ方に人気が出ている。パーネ・カラザウをブイヨンでもどして上にトマトソースをのばし、ポーチドエッグをのせると、パーネ・フラッタウ(pane frattau)と呼ばれる。果物やホイップクリーム蜂蜜をかけてデザートとして食べることもある。