バーバレラ
バーバレラ(Barbarella)は、1962年にジャン-クロード・フォレ(Jean-Claude Forest)によって作られたフランスの連載もののSFコミックのキャラクターの名前および作品名。 掲載誌は「V-Magazine」。
1964年に主に美術書を専門に出していたエリック・ロスフェルド社(Eric Losfeld)によって2色刷りの豪華本として出版されたが、裸の絵があるとして検閲に引っかかり宣伝禁止処分となった。映画化に合わせ後に修正を加えて再出版され人気を博す。70年代に世界的に有名になるメタル・ユルランなどの大人向けバンド・デシネ(漫画)に先駆けたエポックメイキングな作品として、バンド・デシネの歴史において重要な作品でもある。
この漫画界の主人公であるバーバレラは、若い女性で、銀河系をめぐりながら、性的なものを含む多くのアドヴェンチャーを行った。
- ※原語表記部のリンクは英語版へのもの。
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[編集] 映画
バーバレラは、1968年に映画化された。 この映画は、オープニングの無重力状態でのストリップティーズで有名である。 バーバレラは、エロチックSF映画のひとつであり、オルガスマトロン(Orgasmatron)と名づけられた性的拷問装置の登場が特筆に価する。 この映画は全体として、おふざけの雰囲気でまとめられている-特に性的な場面は、頻繁ではあるがあからさまなものではない。(SF映画には必須の)特殊効果は、安っぽくバレバレのものだが、その映画全体の安普請でわざとらしい雰囲気は、狙いであろうと思われる。
この作品は、英語版とフランス語版が同時に作られた。主演でバーバレラ役のジェーン・フォンダはフランス語版でも吹き替えを使わなかった。英語版では、暴君役のペレンバーグは、DVDでの解説によるとフェレナ・フィールディング(Fenella Fielding)が吹き替えを行っているが、異説として、ヨアン・グリーンウッド(Joan Greenwood)が吹き替えを行ったというものもある。ピング教授役のマルセル・マルソー(Marcel Marceau)も吹き替えである。
製作者のディノ・デ・ラウレンティスは、1980年に、『フラッシュ・ゴードン(Flash Gordon)』によってこの分野のSF映画に戻ってきた(ただし、エロティシズムの要素は抜けている)。
ドリュー・バリモアは「バーバレラ」の権利を取得しており、リメイクを計画しているという。うわさの出所はシネスケープ(Cinescape)のウェブサイトで、2005年5月にリンジー・ローハンが主演として契約したと主張している。
2009年公開予定で監督ロバート・ロドリゲス、バーバレラをローズ・マッゴーワンで企画が進行していた模様だが、2011年現在でも再映画化されていない。
[編集] オリジナル版映画のデータ
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| バーバレラ | ジェーン・フォンダ | 小原乃梨子 |
| パイガー | ジョン・フィリップ・ロー | 納谷六朗 |
| 黒い女王 | アニタ・パレンバーグ | 沢田敏子 |
| デュラン・デュラン | ミロ・オーシャ | 島宇志夫 |
| ピング教授 | マルセル・マルソー | 宮内幸平 |
| 地球大統領 | クロード・ドーファン | 飯塚昭三 |
| マーク・ハンド | ウーゴ・トニャッツィ | 寺島幹夫 |
| ディルダノ | デヴィッド・ヘミングス |
[編集] スタッフほか
- 制作 ディノ・デ・ラウレンティス
- 監督 ロジェ・ヴァディム
- 脚本 ジャン=クロード・フォレ(Jean-Claude Forest)
- 配給 パラマウント・ピクチャーズ(Paramount Pictures)
- 制作費 $9,000,000
[編集] ミュージカル
映画に基づいてデイヴ・スチュワート(Dave Stewart)が書き下ろしたミュージカルバージョンが、2004年3月11日にオーストリアのウィーンで初演された。主演はニナ・ピロル(Nina Proll)。このミュージカルは2005年の1月1日まで続演された。出演者による録音が行われ、わずか100枚だけが生産された。これはウィーンミュージカルクラブのメンバー内で抽選によって配布された。
[編集] 関連項目
- デュラン・デュラン(イギリスのバンド) バンド名はこの映画のキャラクターから由来。