バンフ

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バンフの大通り、正面はカスケード山

バンフ(英:Banff)はカナダアルバータ州にある町。バンフ国立公園内にあり、カナディアン・ロッキー山脈観光の中心地である。

カルガリーより126km西に位置し、レイク・ルイーズからは58km東にある。北緯51度10分41秒、西経115度34分19秒。面積は4.85km²である。標高は1,383mでカナダではレイク・ルイーズに次いで2番目に高いところにある町である。トランスカナダハイウェイが通じている。

人口は8,352人(2005年)であるが、この数字には1,025人の一時期だけ住む人たちの数も含まれている。国立公園内にあることから、環境保護などのために居住者はバンフの中で働くかバンフを拠点に働く人(及びその家族)に限られている。また、日本人も多く住んでいる。

夏季のカナディアン・ロッキーの登山、冬季のスキーなどで賑わうリゾート地である。また、周囲の山には温泉も湧いており、温泉保養地としても人気が高い。

サルファー山から見たバンフ。トンネル山の手前を流れるボー川を挟んで右側にバンフ・スプリングス・ホテルが見える
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目次

歴史 [編集]

バンフの町はカナディアン・パシフィック鉄道によって1880年代に観光地として作られた。同社の3人の作業員が1883年に偶然にサルファー山で多くの温泉を見つけたのがきっかけである。政府は1885年に周辺の土地を購入、保護区としリゾート地として売り出した。鉄道建設の費用を捻出する狙いもあった。1887年、保護区は大幅に拡充され、「ロッキー・マウンテン・パーク」と命名された。これがカナダにおける国立公園の最初である。1884年、カナディアン・パシフィック鉄道社長のジョージ・ステファンによって彼の生まれ故郷のスコットランドのバンフシャイアに因んでバンフと命名された。カナディアン・パシフィック鉄道は沿線の開発を進め、バンフ国立公園となったこの地域をリゾート地として宣伝した。その目玉施設として豪華なバンフ・スプリングス・ホテルを建設、バンフは観光の拠点として1990年まで国立公園の責任者が行政の長となって治めていた。今日のバンフの盛況を築いた人物として、ノーマン・ラクストンが挙げられる。ラクストンは「Mr.バンフ」と呼ばれ、ローカル紙を発行し、ホテル、劇場、博物館などを建設した。

1972年冬季オリンピックの開催地として立候補したが、開催の決まった札幌の32票に敗れ、16票で次点であった。1976年国際天文学連合火星クレーターの1つをバンフと命名した。1985年、バンフ一帯がカナディアン・ロッキーとして世界遺産に登録された。1991年には冬季デフリンピックが開催されている。バンフはカナダを代表する観光地の1つである。

気候 [編集]

亜寒帯気候(Dfc)と湿潤大陸性気候(Dfb)を兼ねた気候である。

交通 [編集]

かつて、カナダ太平洋鉄道による定期列車が運行されていたが、廃止された。現在は、バンフ鉄道駅から夏季限定でロッキーマウンテニア社による観光列車があり、バンクーバー~バンフ~カルガリーのルートで運行されている。 最寄り空港の国際空港であるカルガリーからは公共の交通機関がある。

関連項目 [編集]

脚注 [編集]

  1. ^ Canadian Climate Normals 1971–2000”. Environment Canada. 2013年2月15日閲覧。

外部リンク [編集]