ハッセルブラッドのカメラ製品一覧
ハッセルブラッドのカメラ製品一覧はハッセルブラッドが製造したカメラ製品の一覧。
[編集] 120フィルム使用カメラ
[編集] ハッセルブラッド1600F/1000Fシリーズ
6×6cm判フォーカルプレーンシャッター内蔵一眼レフカメラ。レンズマウントはこのシリーズ専用で後のハッセルブラッドVシステムとは別である。当初コダックからエクターが用意されたが1952年頃カール・ツァイスから供給されることになった。フォーカルプレーンシャッターを装備するのでレンズアダプターを介すれば色々なレンズが使用できる。
[編集] 1600F/1000Fシリーズボディー
- 1600F(1949年発売) - 高速シャッター1/1600秒を装備した。ハッセルブラッドに残っている台帳によると、初期型はシリアルナンバーが数字4桁であり、シリアルナンバー0001は1949年5月20日「U.S.A. Johannesson」に供給された。最初のロットはシリアルナンバー0308までの273台。35台分が半製品の状態で教育用具に使用され製造台数に含まないため欠番である。この273台のうち1957年までに159台がスクラップになるなどして台帳から削除されており、台帳上世間に存在する初期型1600Fは114台である。シリアルナンバー0308は1950年6月15日「Fotografiska Gbg」に供給された。1950年10月からシリアルナンバーは文字2文字+数字5桁になり、シリアルナンバーCS10501からCP13823までに3221台が生産されている。このうち、台帳上476台が既に台帳から削除されており、台帳上世間に存在する初期型を除く1600Fは2859台である。
- 1000F(1952年発売) - 最高速を1/1000秒にスペックダウンした。約10000台生産された。軍用はHK-1。
[編集] 1600F/1000Fシリーズ用レンズ
- エクター55mmF6.3 - 試作のみ。
- ディスタゴン60mmF5.6 - カール・ツァイス製。
- エクター80mmF2.8 - 初期の標準レンズ。
- テッサー80mmF2.8 - カール・ツァイス製。
- エクター135mmF3.5 - アタッチメントはシリ−ズ8。
- ゾナー135mmF3.5 - カール・ツァイス製。
- ゾナー250mmF4 - カール・ツァイス製。
- エクター254mmF5.6 - 試作のみ。
この他社外品として以下が知られている。
- ピコン135mmF3.5 - ドイツ、ピエスケールのレンズ。
- ダロン350mmF4.5 - イギリス、ダルメイヤーのレンズ。
- ダロン508mmF5.6 - イギリス、ダルメイヤーのレンズ。113本が生産された。うち20本はスウェーデン海軍向けHK-1セットに含まれている。
[編集] ハッセルブラッドVシステム
ハッセルブラッドを代表するシリーズ。6×6cm判一眼レフカメラ。
ボディーにはレンズシャッターを使用する500シリーズ、フォーカルプレーンシャッターを内蔵する2000/200シリーズ、レンズは固定でマガジンのみ使用するSWCシリーズ、テクニカルカメラのフレックスボディとアークボディがある。
レンズには大きく分けてCシリーズ、Fシリーズ、CFシリーズがある。シュナイダー・クロイツナッハ製のバリオゴン、アークボディ専用ローデンシュトック製グランダゴンを除きカール・ツァイス製である。
[編集] 500Cシリーズボディー
レンズシャッター内蔵レンズ専用のボディ。
- 500C(1957年発売) - フルマニュアル機。最終型はスクリーンが交換可能となる。
- 500C/M(1970年発売) - フルマニュアル機。後期型からミノルタ製アキュートマットがデフォルトとなる。
- 503CX(1988年発売) - フルマニュアル機。TTLストロボ機能を内蔵。内面反射防止はパルパス材になっている。
- 500クラシック(1989年発売) - 500C/Mの復刻版だが内面反射防止はパルパス材に変更されている。CFプラナー80mmF2.8、マガジンA12とのセットで販売され、ボディー単体では販売されなかった。
- 503CXi(1994年発売) - フルマニュアル機。ワインダー使用が可能となった。三脚ベースとシャッターボタンが変更されている。
- 501C(1994年発売) - フルマニュアル機。入門機・サブ機としての位置付け。
- 503CW(1996年12月発売) - 503CXiのワインダー対応機。ミラーがしゃくり上げる方式となりミラー切れが軽減された。
- 501CM(1997年発売) - フルマニュアル機。入門機・サブ機としての位置付け。
[編集] 500ELシリーズボディー
500Cシリーズに自動巻き上げモーターを内蔵したボディで、そのため擬似的にクイックリターンとなる。
- 500EL(1956年発売) - 500Cにモーターを内蔵したボディ。最終型はスクリーンが交換可能となる。電源は専用ニッカド電池であり、供給が止まった際に危ぶまれたが現在は他社製で単3電池アダプターや006Pアダプターが販売されている。
- 500EL/M(1972年発売) - 500C/Mにモーターを内蔵したボディ。後期型からミノルタ製アキュートマットがデフォルトとなる。モーターの回転は11.5rpmで、これがデルリン材製のギアで減速されマガジン70に装填された70枚を60秒で連続撮影する。HEDCはこの機種の改造。
- 500ELX(1984年発売) - 503CXにモーターを内蔵したボディ。TTLストロボ機能を内蔵。ミラーがしゃくり上げる方式となりミラー切れが軽減された。
- 553ELX(1989年4月発売) - TTLストロボ機能を内蔵。電源が一般的な単3×5本となった。内面反射防止はパルパス材になっている。
- 555ELD(1999年発売) - TTLストロボ機能を内蔵。デジタルバックに対応した。
[編集] SWCシリーズボディー
超広角撮影専用ボディ。レンズはカール・ツァイス製ビオゴン38mmF4.5が固定されている。フィルムマガジンはVシステム用を使用する。専用のビューファインダーが付属。
- スープリームワイドアングル(Supreme Wide Angle 、1954年発売) - SWAと略称される。
- スーパーワイド(Super Wide 、1955年発売) - SWと略称される。鏡胴を強化。
- SWC(1959年発売) - セルフコッキング。シャッターボタンがボディー上面に移動。レンズ鏡胴がCシリーズと共通デザインになり、途中で黒鏡胴になった。ポラバック使用可能なSWC/M仕様に改造されたものも存在する。
- SWC/M(1979年発売) - ポラバック使用可能となった。SWCからの改造品も存在する。1983年からレンズ鏡胴がCFシリーズと共通デザインになった。
- 903SWC(1989年発売) - ボディーにあった水準器がファインダーに組み込まれた。ファインダーの外装がプラスチック化された。
- 903SWCE - 特注品としてモータードライブを組み込んだモデル。
- 905SWC(2001年発売) - レンズがCFiシリーズと共通デザインになり、ガラスが無鉛化された。
[編集] 2000/200シリーズボディー
フォーカルプレーンシャッターを内蔵したボディ。レンズシャッターを内蔵していないレンズ、および一部使用制限があるものもあるがレンズシャッター内蔵レンズが使用できる。このため1600F/1000Fシリーズ同様、レンズアダプターを介すれば世界の無数のレンズ会社から供給される各種のレンズが使用可能な汎用性の高い機種である。
- 2000FC(1977年発売) - ミラーはクイックリターン、フィルム巻き上げ後リターン、ミラーアップの三通り切り替えが可能。
- 2000FC/M(1981年11月発売) - マガジン非装着時シャッター幕を開いて保護する機構を装備。Cシリーズのレンズを使用する際はシャッターダイヤルをCに合わせてロックする。巻き上げクランクを起こした軸にミラープログラムディスクがあり、0(クイックリターン)、1(ミラーアップ、次の巻き上げで復元)、2(ミラーアップしたまま)から選択可能、さらにシャッターと関係なくミラーアップできるレバーがクランク下部にある。
- 2000FCW - (1985年発売) - 2000FC/Mに専用ワインダーを取り付けられるよう改良した。
- 2003FCW - (1989年発売) - 内面反射防止のバルパス材採用。マガジン非装着時シャッター幕保護幕が降りる。専用ワインダーを装着すると秒1.3駒で連続撮影できる。
- 205TCC(1992年発売) - TCCは「トーンとコントラストをコントロールする」の意でTTL開放測光スポットメーターを内蔵。4種類の撮影モード、シャッタースピードは34分~1/2000秒。Aモードは絞り優先AE。DモードはAモードと同様シャッターボタン半押しまたはセレクターダイヤル中央の赤いリングの測光ボタンを押すと測光値がロックされるが測光は継続され、ロックした値との差を表示し、予め使用フィルムのラチチュードを入力しておくとそれを超えた場合に警告が出る。Zモードはゾーンシステムに対応する。2本のブルーラインが入ったFEシリーズレンズと組み合わせて全機能可能になる。2本のブルーラインが入ったTCCフィルムマガジンと組み合わせるとマガジン側でフィルム感度のセットが可能。ワインダーTCCと組み合わせて秒1.3駒で連続撮影できる。CFシリーズレンズ、Cシリーズレンズも使用できるが絞り込み測光になる。メッツメカブリッツのSCAシステムに連動しTTL自動調光。
- 203FE(1995年3月発売) - 205TCCの露出計をスポット測光から部分測光に変更、それに伴ってZモードが省略されたモデル。シャッター速度は34分-1/2000秒。
- 205FCC(1995年6月発売)- 205TCCにオートブラケッティング機能を搭載した。Abモードは絞り優先AEでシャッターボタン半押しまたはセレクターダイヤル中央の赤いリングの測光ボタンを押すと測光値ロック、ワインダーと組み合わせてシャッターボタンを押しっぱなしにするとオートブラケッティングされる。
- 201F(1995年8月発売) - 露出計を持たないマニュアル機。TTL自動調光。
- 202FA(1998年6月発売)- 203FEと201Fの中間版。Abモード省略。レンズシャッター式のレンズは使用不可能になった。シャッター速度は34分-1/1000秒。
[編集] テクニカルカメラ
フレックスボディとアークボディがある。アークボディは専用レンズしか使えない。
- フレックスボディ(FlexBody 、1996年9月発売) - バックティルト前後各28度及びバックライズ/フォール上下各14mmの機構内蔵のテクニカルカメラ。通常のハッセルブラッドVシステム用レンズシャッター付レンズ、マガジン、ファインダーが使用可能。ピント合わせはレンズ本体のヘリコイドの他に前枠で24mm繰り出せるためレンズ本体の最短撮影距離より若干短縮される。フィルム巻き上げはマガジンのクランクにて行う。広角レンズのディスタゴンはレトロフォーカス式のためイメージサークルが小さくほとんどシフトできず、100-150mm辺りのレンズを使って商品撮影するのに向いている。シャッターチャージするのにいちいちフィルムマガジンに引き蓋をしなければならず、面倒である。
- アークボディ(ArcBody ) - バックティルト前後15度及びバックライズ/フォール上下28mmの機構内蔵のテクニカルカメラ。フィルムマガジンはハッセルブラッドVシステムと共通。ファインダーも共通だがメーカーでは天地正像になるRMfxファインダーを推奨している。レンズは大判用レンズの流用なのでイメージサークルが広くシフトの範囲が広く、フレックスボディと比較するとシャッターチャージも楽である。
[編集] Cシリーズレンズ
Cはデッケル製レンズシャッターであるコンパーを内蔵しているとの意。各シリーズに使えるが2000、200各シリーズで使用する際はシャッターを開放する必要がある。クラシックなデザインで被写界深度は絞りに応じて指標が動く。古い製品はモノコートなのでT*のマークが入っていない。アタッチメントはφ50mmバヨネット式を基本とする。
- F-ディスタゴンC30mmF3.5 - 魚眼レンズ。実焦点距離30.6mm。7群8枚。
- ディスタゴンC40mmF4
- ディスタゴンC50mmF4
- ディスタゴンC60mmF3.5
- プラナーC80mmF2.8 - アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- プラナーC100mmF3.5 - アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- UVゾナーC105mmF4.3 - 石英と螢石のみで構成され、紫外線撮影に対応する。その材質からノンコート。アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- SプラナーC120mmF5.6 - アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- SプラナーC135mmF5.6 - アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- ゾナーC150mmF4 - アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- ゾナーC250mmF5.6 - アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- ゾナースーパーアクロマートC250mmF5.6 - アメリカ航空宇宙局の要望により、アポロ計画での月面写真を撮影するために設計され、実際に使用された。有名な星条旗の月面写真はこのレンズで撮影されている。Cレンズは厚い蛍石レンズを使用し350μm~1000μmに渡り軸上、倍率色収差とも極めて良好に補正されている。アタッチメントはφ50mmバヨネット。
- テレテッサーC350mmF5.6 - アタッチメントはφ86mmネジ込み。
- テレテッサーC500mmF8 - アタッチメントはφ86mmネジ込み。
- バリオゴンC140-280mmF5.6 - シュナイダー・クロイツナッハ製のズームレンズ。
[編集] Fシリーズレンズ
Fはフォーカルプレーンの意でレンズシャッターが装備されず2000、200各シリーズにしか使えない。シャッターの制約がないため開放F値が他のシリーズより明るく、最短撮影距離が短い傾向にある。アタッチメントはφ70mmバヨネット式を基本とする。
- ディスタゴンF50mmF2.8(FLE) - 9枚構成。近距離補正方式で最短撮影距離0.32m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- プラナーF80mmF2.8 - 7枚構成。最短撮影距離0.6m。
- プラナーF110mmF2 - 7枚構成。最短撮影距離0.8m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- ゾナーF150mmF2.8 - 5枚構成。最短撮影距離1.4m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- テレテッサーF250mmF4 - 5枚構成。最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- テレテッサーF350mmF4 - 8枚構成。インターナルフォーカシング方式で最短撮影距離1.9m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- ミロターF1000mmF5.6 - 反射望遠レンズ。
- バリオゴンF140-280mmF5.6 - シュナイダー・クロイツナッハ製のズームレンズ。14群17枚構成。最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
[編集] F-TCCシリーズレンズ
Fシリーズに電子接点を備えた。
- ディスタゴンF50mmF2.8TCC(FLE) - 9枚構成。近距離補正方式で最短撮影距離0.32m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- プラナーF80mmF2.8 - 7枚構成。最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- プラナーF110mmF2TCC - 7枚構成。最短撮影距離0.8m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- ゾナーF150mmF2.8TCC - 5枚構成。最短撮影距離1.4m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- テレテッサーF250mmF4TCC - 5枚構成。最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- テレテッサーF350mmF4TCC - 8枚構成。インターナルフォーカシング方式で最短撮影距離1.9m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
[編集] CFシリーズレンズ
Cシリーズの後継でレンズシャッターのボディーとフォーカルプレーンシャッターのボディーの両方に簡単に対応する。シャッターはプロンター製に切り替わっているがCの文字はそのまま使われた。アタッチメントはφ60mmバヨネット式を基本とする。
- F-ディスタゴンCF30mmF3.5 - 9枚構成。最短撮影距離0.3m。アタッチメントはφ26mmバヨネット。
- ディスタゴンCF40mmF4(FLE) - 11枚構成。近距離補正方式で最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- ディスタゴンCF50mmF4(FLE) - 9枚構成。近距離補正方式で最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- ディスタゴンCF50mmF4 - 7枚構成。最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- ディスタゴンCF60mmF3.5 - 7枚構成。最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- プラナーCF80mmF2.8 - 7枚構成。最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- プラナーCF100mmF3.5 - 5枚構成。最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- UVゾナーCF105mmF4.3 - 7枚構成。最短撮影距離1.8m。石英と螢石のみで構成され、紫外線撮影に対応する。透過範囲は215-700nm。その材質からノンコート。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- マクロプラナーCF120mmF4C - 6枚構成。最短撮影距離0.8m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- マクロプラナーCF135mmF5.6 - 7枚構成。ベローズ用。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- ゾナーCF150mmF4 - 5枚構成。最短撮影距離1.4m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- ゾナーCF180mmF4 - 5枚構成。最短撮影距離1.55m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- ゾナーCF250mmF5.6 - 4枚構成。最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- ゾナースーパーアクロマートCF250mmF5.6 - 6枚構成。最短撮影距離3m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。スーパーEDレンズとなった。透過範囲は400-1000nm。
- テレテッサーCF350mmF5.6 - 4枚構成。最短撮影距離4.5m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- テレアポテッサーCF500mmF8 - 5枚構成。インターナルフォーカシング方式で最短撮影距離5m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- バリオゴンCF140-280mmF5.6 - シュナイダー・クロイツナッハ製のズームレンズ。14群17枚構成。最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。大ネジ(3/8in)三脚穴とクイックカップリングプレートSを装備している。
[編集] CFiシリーズレンズ
CFシリーズの後継。iは改良版(Improved )の意。
- F-ディスタゴンCFi30mmF3.5 - 8枚構成。最短撮影距離0.3m。アタッチメントはφ26mm。
- ディスタゴンCFi50mmF4 - 9枚構成。最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ70mmバヨネット、φ60mmバヨネットアダプターが付属する。
- ディスタゴンCFi60mmF3.5 - 7枚構成。最短撮影距離0.5m。
- プラナーCFi80mmF2.8 - 7枚構成。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- プラナーCFi100mmF3.5 - 5枚構成。最短撮影距離0.9m。
- マクロプラナーCFi120mmF4 - 6枚構成。最短撮影距離0.8m。
- ゾナーCFi150mmF4 - 5枚構成。最短撮影距離1.4m。
- ゾナーCFi180mmF4 - 5枚構成。最短撮影距離1.55m。
- ゾナーCFi250mmF5.6 - 4枚構成。最短撮影距離2.5m。
- ゾナースーパーアクロマートCFi250mmF5.6 - 6枚構成。最短撮影距離3m。
[編集] CFEシリーズレンズ
CFiシリーズに電子接点を備えた。Eはエレクトリックの意。
- ディスタゴンCFE40mmF4 - 11枚構成。最短撮影距離0.5m。
- CFE40mmF4 - 12枚構成。最短撮影距離0.5m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- プラナーCFE80mmF2.8 - 7枚構成。最短撮影距離0.9m。
- マクロプラナーCFE120mmF4
- ゾナーCFE180mmF4
- ゾナースーパーアクロマートCFE250mmF5.6
- テレスーパーアクロマートCFE350mmF5.6 - 9枚構成。インターナルフォーカシング方式で最短撮影距離3.75m。透過範囲は400-1000nm。クイックカップリングプレートSを装備している。近距離遠距離のフォーカスリミッターを装備。
[編集] CBシリーズレンズ
CFi/CFEの時代に登場したシャッター内蔵廉価版レンズ。
- ディスタゴンCB60mmF3.5 - 7枚構成。最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- プラナーCB80mmF2.8 - 6枚構成。最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- マクロプラナーCB120mmF4
- テッサーCB160mmF4.8 - 4枚構成。最短撮影距離1.5m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
[編集] FEシリーズレンズ
F-TCCシリーズの後継。電子接点を持ち205TCC、202FA、203FE、205FCCの測光システムと連動する。
- ディスタゴンFE50mmF2.8(FLE) - 9枚構成。近距離補正方式で最短撮影距離0.32m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- プラナーFE80mmF2.8 - 7枚構成。最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ60mmバヨネット。
- プラナーFE110mmF2 - 7枚構成。最短撮影距離0.8m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- ゾナーFE150mmF2.8 - 5枚構成。最短撮影距離1.4m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- テレテッサーFE250mmF4 - 5枚構成。最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ70mmバヨネット。
- テレテッサーFE350mmF4 - 8枚構成。インターナルフォーカシング方式で最短撮影距離1.9m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
- ハッセルブラッドFE60-120mmF4.8 - 13枚構成。最短撮影距離1.2m。アタッチメントはφ93mmバヨネット。
[編集] Vシステム用非純正レンズ
- ゾナー180mmF4 - コシナZVマウント。1000本限定生産。
[編集] アークボディー専用レンズ
- アポグランダゴン35mmF4.5
- アポグランダゴン45mmF4.5
- グランダゴンN75mmF4.5
[編集] リアテレコンバーター
- PCムター1.4X - 主レンズの焦点距離を1.4倍にするとともにシフトができるようにする。開放F値は1段暗くなる。例えばディスタゴン40mmF4と組み合わせると56mmF5.6のシフトレンズになる。40mm-100mmのレンズに使用可能。
- ムター2X - 主レンズの焦点距離を2倍にする。開放F値は2段暗くなる。7枚構成。
- テレコンバーター1.4XE - 主レンズの焦点距離を1.4倍にする。開放F値は1段暗くなる。マクロプラナー135mmを除く100mm以上のレンズに使用可。
- テレコンバーター2XE - 主レンズの焦点距離を2倍にする。開放F値は2段暗くなる。マクロプラナー135mmを除く80mm以上のレンズに使用可、マクロプラナー120mmでは近接撮影のみ。
- テレコンバーターアポ1.4XE - 主レンズの焦点距離を1.4倍にする。開放F値は1段暗くなる。テレスーパーアクロマートCFE350mmF5.6に最適化された設計だがゾナーCF250mmF5.6、テレテッサーFE350mmF4、テレテッサーCF350mmF5.6、テレアポテッサーCF500mmF8に使用可。データバス接点あり。
[編集] Vシステム用マガジン
- M12 - 120フィルムを使用して6×6cm判を12枚撮り。フィルム装填時1を赤窓で出さなければならない。
- A12 - 120フィルムを使用して6×6cm判を12枚撮り。
- A16 - 120フィルムを使用して4.5×6cm判を横位置で16枚撮り。
- A16S - 120フィルムを使用して4×4cm判を16枚撮り。
- A24 - 220フィルムを使用して6×6cm判を24枚撮り。
- A12TCC - 120フィルムを使用して6×6cm判を12枚撮り。電子接点を持ち、対応ボディーと組み合わせるとマガジン側でフィルム感度設定可能。コントラストダイヤル装備。
- A24TCC - 220フィルムを使用して6×6cm判を24枚撮り。電子接点を持ち、対応ボディーと組み合わせるとマガジン側でフィルム感度設定可能。コントラストダイヤル装備。
- E12 - 120フィルムを使用して6×6cm判を12枚撮り。電子接点を持ち、対応ボディーと組み合わせるとマガジン側でフィルム感度設定可能。
- E16 - 120フィルムを使用して4.5×6cm判を横位置で16枚撮り。電子接点を持ち、対応ボディーと組み合わせるとマガジン側でフィルム感度設定可能。
- E24 - 220フィルムを使用して6×6cm判を24枚撮り。電子接点を持ち、対応ボディーと組み合わせるとマガジン側でフィルム感度設定可能。
- E12CC - A12TCCと同等の機能を持つ。
- E24CC - A24TCCと同等の機能を持つ。
- マガジン70 - 70mmフィルムを4.7m装填して6×6cm判を70枚撮り。プリズムビューファインダーPM90、プリズムビューファインダーPME90との併用不可。
- マガジン70/100-200 - 70mmフィルムを装填して6×6cm判を100-200枚撮り。
- マガジン80 - ポラロイド80フィルムまたは87フィルムを使用する。
- マガジン100 - ポラロイド105または107または108フィルムを使用する。
- マガジンポラプラス - ポラロイド100シリーズフィルムを使用する。クリックストップがついておりスライドを抜き切らなくても画面が蹴られない。プリズムビューファインダーPM90、プリズムビューファインダーPME90との併用不可。
[編集] Vシステムの使い方の留意点
使うに当たっては決まった手順があり、この手順を守らないと最悪の場合破損する可能性がある。
- レンズ交換・シャッター速度変更等の基本操作の前に必ず巻き上げる。巻き上げないままボディからレンズを外すと再装着できなくなる。その時は、レンズ後部の巻上げ連動接点を一円玉のような軟らかい素材のもので回して溝が水平になるようにし、かつボディーのクランクを巻き上げて、巻き上げノブを回してボディ側接点が水平の位置になるようにする。
- 遮光のためのモルトが劣化しやすく光線漏れを起こすことがあるため、撮影時は勿論、保管時にもマガジンの引き蓋を外しておく。
- レンズシャッターのカメラを毎日のように使用するわけではないなら、機械に無用の負荷を掛けないように保管の際は巻き上げない。交換レンズはシャッターを切った状態で保管する。
[編集] ハッセルブラッドHシステム
日本の富士フイルムと協力して製造している完全電子制御式のレンズ交換型レンズシャッター式オートフォーカス一眼レフカメラ。オートフォーカス中でもピントリングを回すとマニュアルフォーカスに切り替わる。フィルムマガジンはバーコードを検知し120フィルムとと220フィルムの切り替え、装填、ISO感度のセットが自動でされる。マガジン途中交換時の遮光板は引き蓋でなく巻き取り式なので紛失の心配がない。デジタルバックとの親和性も高い。
[編集] Hシステムボディー
- H1(2002年発売) - フジGX645AFプロフェッショナルと同一製品。デジタルバックはフェーズワン、イマコンイクスプレスを装着できる。
- H1D(2004年発売)
- H2(2005年発売)
- H2F
- H3D
- H3D-II
[編集] Hシステム用レンズ
フジGX645AFプロフェッショナル用AFフジノンHCレンズシリーズと同一製品。
- HCD28mmF4 - H3Dでデジタルバックによってのみ使用可能。*コンバーターHC1.7×の併用不可。9群12枚。最短撮影距離0.35m。アタッチメントφ95mmねじ込み。
- HC35mmF3.5 - 10群11枚。最短撮影距離0.5m。アタッチメントφ95mmねじ込み。
- HC50mmF3.5 - 9群10枚。最短撮影距離0.6m。アタッチメントφ77mmねじ込み。
- HC80mmF2.8 - 6群6枚。最短撮影距離0.7m。アタッチメントφ67mmねじ込み。
- HC100mmF2.2 - 5群6枚。最短撮影距離0.9m。アタッチメントφ77mmねじ込み。
- HCマクロ120mmF4 - 9群9枚。最短撮影距離0.39m。アタッチメントφ67mmねじ込み。ベローズ等使用せず等倍まで接写可能。
- HC150mmF3.2 - 8群9枚。最短撮影距離1.3m。アタッチメントφ77mmねじ込み。
- HC210mmF4 - 6群10枚。最短撮影距離1.8m。アタッチメントφ77mmねじ込み。
- HC300mmF4.5 - 7群9枚。最短撮影距離2.5m。アタッチメントφ95mmねじ込み。
- HC50-110mmF3.5-4.5 - 9群14枚。最短撮影距離0.7m。アタッチメントφ95mmねじ込み。
- コンバーターHC1.7× - 1.7×のリアテレコンバーター。
CFレンズアダプターHを使用するとVシステムのレンズがフォーカスエイドで使用できる。
[編集] 135フィルム使用カメラ
[編集] XPanボディー
- XPan(1999年発売) - 富士フイルムTX-1のOEM供給。24×36mm判と24×65mm判の切り替え式。フォーカルプレーンシャッター。連動距離計は基線長62.2mm。ファインダーは装着レンズに合わせて枠を自動で切り替えるだけでなく倍率も45mmレンズ装着時0.45倍、90mmレンズ装着時0.66倍に変更される。電源はCR2×2。
- XPan II(2003年発売) - 富士フイルムTX-2のOEM供給。シャッタースピードをファインダー内で確認できる、リアシンクロ選択可能、10秒に加え2秒セルフタイマー装備、等の改良を受けている。
[編集] XPan用レンズ
- 30mmF5.6 - ガラスモールド非球面レンズを含む8群10枚。最短撮影距離0.7m。アタッチメントφ58mmねじ込み。外付けファインダーを使用する。
- 45mmF4 - 6群8枚。最短撮影距離0.7m。アタッチメントφ49mmねじ込み。
- 90mmF4 - 7群9枚。最短撮影距離1m。アタッチメントφ49mmねじ込み。
[編集] 特殊フィルム使用カメラ
[編集] 9×12cm判
- スヴェンスカ・エクスプレス(Svenska Express 、1893年発売) - ヒューゴ・スヴェンソン(Hugo Svensson & Co. )のOEMで生産したボックスカメラ。シャッター速度は1/30とBのみ。
[編集] 7×9cm判
- HK7型(1942年製造) - 80mm幅のフィルムを使用する航空用7×9cm判レンズシャッターカメラ。スウェーデン空軍から受注し342台を生産した。カール・ツァイスのビオテッサー135mmF2.8、シュナイダー・クロイツナッハのテレクセナー240mmF4.5、メイヤーのテレメゴール250mmF5.5等が供給され交換できる。
[編集] シリアルナンバー
1950年10月から製品につけられるシリアルナンバーは文字2文字+数字5桁となり、最初の文字2文字が製造年の西暦下2桁を表す。V=1、H=2、P=3、I=4、C=5、T=6、U=7、R=8、E=9、S=0である。すなわち「CS10501」はC=5、S=0から1950年製であることが分かる。