トン・コープマン

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パリのシテ・ドゥ・ラ・ミュージック英語版にて(2008年11月12日)

トン・コープマンTon Koopman, 1944年10月12日 オーファーアイセル州ズウォレ - )はオランダオルガン奏者チェンバロ奏者、指揮者

古典学を修めた後、オルガンチェンバロアムステルダム音楽院でグスタフ・レオンハルト及びシモン・C・ヤンセンに師事し、音楽学アムステルダム大学で学ぶ。オルガン演奏とチェンバロ演奏の奏法で優等(プリ・デクセランス)に輝く。

1979年アムステルダム・バロック管弦楽団を設立し、1992年にはアムステルダム・バロック合唱団を併設。わけてもバッハ宗教曲モーツァルト交響曲の演奏・録音を通じて、オリジナル楽器演奏運動の雄となる。

ノリントンガーディナーインマゼールといった指揮者たちが古楽のアプローチでロマン派音楽にも進出しつつあるのに対し、コープマンはベートーヴェン以降の音楽をオリジナル楽器アンサンブルで演奏することに関心を示しておらず、ハイドンやモーツァルトの作品も古典派ピッチではなくバロック・ピッチで演奏・録音を行ってきた。バッハのカンタータ全曲録音は、2005年を以って完了した。バッハのオルガン作品全集の録音を3度目の挑戦で成し遂げた。ソリストや指揮者としての数々の録音によって、数多くの受賞歴を誇っている。

2003年に、ワーナー傘下のエラート・レーベルから訣別して、独自のレーベル「アントワーヌ・マルシャン」を設立した。このレーベル名は、フラマン語の「トン・コープマン」をフランス語に訳したものである。同年、オランダ政府より叙勲されている。

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