タマス

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株式会社タマス
Tamasu Co.,LTD
Tamasu Butterfly Head Office.Tokyo.JPG
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
166-0004
東京都杉並区阿佐谷南1-7-1
設立 1950年12月19日
業種 その他製品
事業内容 卓球用品製造販売
代表者 代表取締役:山田俊策
資本金 9960万円
売上高 59億円(2010年10月)
従業員数 130人
外部リンク http://www.butterfly.co.jp/
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株式会社タマスは、世界有数の卓球用品総合メーカー。会社及び商品のブランド名はButterfly(バタフライ)。本社は東京都杉並区阿佐谷南1-7-1。現社長は山田俊策。本社敷地内にはバタフライ卓球道場がある。

概要[編集]

創業者は、卓球の全日本チャンピオン選手であった田舛 彦介(たます ひこすけ、1920年8月20日 - 2004年7月22日)。1950年に選手引退。同年12月19日、故郷である山口県柳井町(現・柳井市)に創業。

創業当時は欧州のメーカーに独占されていた卓球ラケット市場であったが、現在バタフライブランドは世界100カ国以上に普及しオリンピックや世界選手権選手の約60%が使用する。

また、他社に先駆けてハイテンション・ラバーを開発。1997年7月に世界初のハイテンション・ラバー「ブライス」を発売した。また、2008年に発売した「テナジー・05」をはじめとする「テナジー・シリーズ」は、トップクラスの選手に高いシェアを保っている。

代表的なラバー[編集]

全て日本製。ラバーのカタログ値は、スレイバーのスピードを10、タキネスCHOP(またはスレイバーG3)のスピンを10とした場合の値で、これに硬度を加えて表示している。ハイテンションラバーにはロゴがパッケージに表示されている。

スレイバーシリーズ
高弾性高摩擦ラバーの代表的ラバー。1967年にスレイバーを発売。後に、スレイバーFXやスレイバーELが発売された。また、2004年に発売されたスレイバーG2には同社のハイテンション技術を搭載している。2008年には海外のみではあるがスレイバーG3を発売している。
タキネスシリーズ
スレイバーと同様に歴史は長い。表記は粘着性高摩擦ラバーで、商品ごとに性能が異なっている。 タキネスCHOPとタキネスDRIVEはリコール問題での回収などがあったため、仕様が幾度となく変更されている。現在のパッケージには「21」ロゴが掲載されている。2004年には、タキネスCHOPを再設計したタキネスCHOP IIが発売されている。
タキファイアシリーズ
表記は粘着性高摩擦ラバー。タキネスシリーズの上位版と位置づけられている。タキネスシリーズと比較して、スピード及びスピンの向上などが挙げられる。スポンジの柔らかいバージョンはSOFTという表記が用いられる。
フェイントシリーズ
粒高ラバーのシリーズ。1985年に発売されたフェイント・ロングシリーズはルール変更に伴う規格変更を繰り返しつつ、ロングセラーとなっている粒高ラバーである。その他、フェイントOXなどの粒高1枚ラバーも用意されている。2007年には、同社のハイテンション技術を搭載したフェイントAGが発売された。
ブライスシリーズ
同社初のハイテンション・ラバーのシリーズ。1997年に発売されたブライスは、史上初のハイテンション・ラバーとして発売された。2006年には、トップ選手が使用していた「硬めのスポンジのブライス」をブライス・ハードとして商品化した。
ブライススピードシリーズ
2007年の日本国内におけるグルー禁止を受けて発売されたブライスの上位版。
テナジーシリーズ
ブライスに次いでバタフライが開発したハイテンション・ラバー。数字はシートの開発コード番号の名残である。最大の特徴はスプリング・スポンジを採用している点である。2008年にテナジー・05が発売、2008年秋にはテナジー・25、2009年春にはテナジー・64が発売された。それぞれスポンジを軟らかくした仕様の製品がある。最新のラバーはテナジー・80である。
ラウンデルシリーズ
2009年に発売されたシリーズ。シートとスポンジの接着には同社の製品では初めて水溶性接着剤が使用された。2010年にはハードとソフトをラインナップに追加した。

代表的なラケット[編集]

大半の製品が日本製であり、中国製のラケットもラインナップに含まれている。海外ではハンガリー製も発売している。弾みについては、5段階で表記されているが、海外では7段階で表記されている。

インナーフォースシリーズ
中板を挟むように特殊素材を配置する設計が大きな特徴であるが、このシリーズでは全てのモデルで中芯材にアユースが用いられている。商品ごとにサイズが異なっている。
ティモボルシリーズ
2008年に発売されたシリーズ。ZLC、ZLF、ALC、T5000は同社のティモボルスピリット(廃盤)が元となっており、上板にコトが採用されている。W7はシリーズ唯一の木材7枚合板ラケットで、同社のSK7が元となっており、上板がコトに変更されている。2011年にはW5を追加した。こちらも上板がコトに変更されている。
コルベル
同社を代表する5枚合板ラケットで、同社のアドレッセン(廃盤)が元となっている。コルベルスピードは日本国内で、コルベルSK7は海外で先行発売された。
SK7
同社を代表する7枚合板ラケット。同社のラケットではコルベルと同様にロングセラーラケットである。ヨーロッパではコルベルSK7が発売されているためSK7は発売されていない。
ディフェンスシリーズ
カット主戦型向けラケットのシリーズ。 2010年にはプロとXが発売された。
カトラス
カット主戦型向けラケットのエントリーモデル。
サイプレスシリーズ
ペンラケットの木曽檜単板シリーズ 。
閃光シリーズ
檜単板ペンラケットのエントリーモデル。2010年には閃光スペシャルが現行のラインナップと置き換える形で発売された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]