全日本卓球選手権大会

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全日本卓球選手権大会
Tokyo Metropolitan Gymnasium 2008.jpg
開始年 1936
主催 日本卓球協会
加盟国 日本の旗 日本
サイト 日本卓球協会
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全日本卓球選手権大会(ぜんにほんたっきゅうせんしゅけんたいかい)は毎年1月に東京体育館で行われる、その年度の日本一を決める卓球の大会。主催は日本卓球協会

概要[編集]

この大会はこの一般・ジュニアの部(高校生以下)のほかに、別開催として、ホープス・カブ・バンビの部(小学生以下)、団体の部、カデットの部(中学生以下)、マスターズの部(30歳以上)にそれぞれ開催される。

かつては東京武道館で年末に開催されたが、2003年度から翌年1月に東京体育館で行われている。ただし、2012年度は東京体育館が大規模改修工事中であったため、代々木第一体育館で開催された。男子は天皇杯(1948年度大会から)、女子は皇后杯(1951年度大会から)として開催される。

競技種目は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス、ジュニア男女シングルス。これらの種目は基本的には日本国籍の者しか出場することができない。

2009年度一般の部は男子シングルス267名、女子シングルス255名、男子ダブルス133組、女子ダブルス123組、混合ダブルス100組が参加。

大会方式[編集]

ノックアウトトーナメント方式を採用。

歴代優勝者[編集]

一般[編集]

年度 開催地 男子単優勝 女子単優勝 男子複優勝 女子複優勝 混合複優勝
1936年 東京 中川武夫 保原キヨ 山田孝次郎田村金造 保原キヨ高橋美千子
1937年 東京 渡辺重五 保原キヨ 川村澄堀川稔 横田静江吉田きく江
1938年 東京 今孝 保原キヨ 今孝須山末吉 吉田きく江松浦弥寿子
1939年 東京 今孝 保原キヨ 今孝須山末吉 吉田きく江松浦弥寿子
1940年 東京 頼天頤 松浦弥寿子 崔根恒西山恵之助 高市恵美香田中時恵
1946年 宝塚 藤井則和 加藤君枝 西山恵之助西村博義 加藤君枝浅堀みさ子 藤井則和松本貴代子
1947年 名古屋 藤井則和 松本貴代子 門尾豊徳伊藤守之助 松本貴代子伊藤芳子 余江捨二加藤君枝
1948年 横浜 藤井則和 松本貴代子 林忠明南波好宏 佐藤恵子井上正子 守屋泰二渡辺睦子
1949年 高松 藤井則和 田中良子 藤井則和上西康彦 佐藤恵子井上正子 田舛彦介田中良子
1950年 諏訪 林忠明 楢原静 松山博夫山田清治 西村登美江石原れい子 溝畑司呂西山貴代子
1951年 京都 藤井則和 西村登美江 溝畑司呂井原照雄 西村登美江石原れい子 峰石忠雄田中良子
1952年 徳島 富田芳雄 田中良子 古沢吉之介中恒造 佐藤富士子山本千代子 本庄俊彦西村登美江
1953年 天理 荻村伊智朗 渡辺妃生子 荻村伊智朗山田政功 田中良子田坂清子 川井一男後藤英子
1954年 横須賀 田中利明 江口冨士枝 長浜好人広瀬浩一 佐藤富士子山本千代子 川井一男後藤英子
1955年 東京 田中利明 渡辺妃生子 野平明雄津野達雄 佐藤富士子山本千代子 田中利明生野千恵子
1956年 東京 田中利明 江口冨士枝 荻村伊智朗田中利明 渡辺妃生子設楽義子 荻村伊智朗大川とみ
1957年 東京 成田静司 山泉和子 坂井昭一佐原睦男 江口冨士枝山泉和子 坂本昇難波多慧子
1958年 大宮 成田静司 松崎キミ代 石橋征山本義徳 松崎キミ代村上淑子 荻村伊智朗大川とみ
1959年 東京 渋谷五郎 松崎キミ代 村上輝夫渋谷五郎 松崎キミ代村上淑子 村上輝夫山泉和子
1960年 東京 星野展弥 山泉和子 山本義徳石橋征 設楽義子山泉和子 村上輝夫山泉和子
1961年 東京 木村興治 関正子 三木圭一瀬川栄治 松崎キミ代渋谷淑子 星野展弥伊藤和子
1962年 東京 三木圭一 松崎キミ代 福島万治吉本忠義 設楽義子中山千鶴子 木村興治竹島貴子
1963年 東京 小中健 関正子 新開卓小林健一 伊藤和子山中教子 伊東隆弘石坂美智子
1964年 東京 木村興治 山中教子 正木光久有本登 関正子竹下ナツミ 三木圭一関正子
1965年 東京 長谷川信彦 森沢幸子 鍵本肇斉藤敏男 森沢幸子下山智子 長谷川信彦田中友子
1966年 名古屋 長谷川信彦 山中教子 田中英也加藤優 浅枝敏子直井敏子 三木圭一山中教子
1967年 名古屋 伊藤繁雄 大関行江 伊藤繁雄河野満 浜田美穂小野美恵子 河原智大関行江
1968年 名古屋 伊藤繁雄 小和田敏子 伊藤繁雄河野満 小和田敏子今野安子 長谷川信彦今野安子
1969年 東京 長谷川信彦 小和田敏子 長谷川信彦伊藤繁雄 福野美恵子平野美恵子 近藤有慶今野安子
1970年 伊勢 長谷川信彦 大関行江 井上哲夫仲村渠功 平野美恵子阪本礼子 長谷川信彦大関行江
1971年 東京 長谷川信彦 大関行江 井上哲夫仲村渠功 濱田美穂大関行江 阿部勝幸阪本礼子
1972年 名古屋 高島規郎 横田幸子 伊藤繁雄阿部勝幸 今野安子平野美恵子 阿部勝幸阪本礼子
1973年 東京 長谷川信彦 大関行江 田阪登紀夫今野裕二郎 枝野とみえ長洞久美子 田村隆小野文子
1974年 東京 阿部勝幸 横田幸子 田阪登紀夫今野裕二郎 葛巻まゆみ小野千恵子 伊藤繁雄大関行江
1975年 東京 河野満 大関行江 藤本誠三久世雅之 高山徳子菅谷佳代 伊藤繁雄大関行江
1976年 東京 河野満 小野智恵子 阿部勝幸阿部博幸 小野文子鎌倉由美子 前原正浩葛巻まゆみ
1977年 東京 河野満 長洞久美子 阿部勝幸阿部博幸 小野文子鎌倉由美子 阿部博幸福田京子
1978年 東京 高島規郎 嶋内よし子 小野誠治福江滋留 小野文子鎌倉由美子 坂本憲一塚本英子
1979年 東京 高島規郎 和田理枝 小野誠治福江滋留 高橋省子川東加代子 阿部博幸福田京子
1980年 東京 阿部博幸 和田理枝 海鉾仁塩田晋宏 神田絵美子山下恵子 村上力村上美枝子
1981年 東京 前原正浩 嶋内よし子 前原正浩阿部博幸 神田絵美子山下恵子 小森孝則浦喜久
1982年 東京 斎藤清 神田絵美子 渡辺武弘斎藤清 神田絵美子山下恵子 斎藤清嶋内よし子
1983年 東京 斎藤清 星野美香 渡辺武弘斎藤清 神田絵美子山下恵子 斎藤清嶋内よし子
1984年 東京 斎藤清 星野美香 渡辺武弘斎藤清 橘川美紀斎藤美香子 大竹克利石田清美
1985年 東京 斎藤清 星野美香 渡辺武弘斎藤清 山下さとみ幸野信子 桜井正喜山下さとみ
1986年 東京 小野誠治 星野美香 金島博之山内篤 橘川美紀斎藤美香子 斎藤清細川幸智子
1987年 東京 糠塚重造 星野美香 渋谷浩松下浩二 謝春英陳莉莉 斎藤清細川幸智子
1988年 東京 斎藤清 佐藤利香 小野誠治三上雅也 山田道代星野美香 斎藤清細川幸智子
1989年 東京 斎藤清 星野美香 渋谷浩松下浩二 鄭慧萍詹莉 黄若東鄭慧萍
1990年 東京 斎藤清 星野美香 渋谷浩松下浩二 秋山真樹子山谷弘子 渡辺武弘大野知子
1991年 東京 渡辺武弘 佐藤利香 小野誠治三上雅也 橘川美紀佐藤利香 渡辺武弘大野知子
1992年 東京 斎藤清 小山ちれ 渋谷浩松下浩二 河野文江大柿柴保 渡辺武弘大野知子
1993年 東京 松下浩二 小山ちれ 渡辺武弘松下雄二 益田誌保米倉知子 高志亮室重明世
1994年 東京 今枝一郎 小山ちれ 中田幸信田崎俊雄 佐藤利香金上英代 小泉純彦小貫菜穂子
1995年 東京 松下浩二 小山ちれ 渋谷浩松下浩二 河野文江大柿柴保 鬼頭明西飯由香
1996年 東京 岩崎清信 小山ちれ 中田幸信田崎俊雄 高草由紀坂田愛 鬼頭明西飯由香
1997年 東京 偉関晴光 小山ちれ 中田幸信田崎俊雄 河野文江大柿柴保 橋本正浩金氏雅美
1998年 東京 偉関晴光 坂田愛 佐藤利明井之上善紀 西飯美幸西飯由香 川嶋崇弘偉関絹子
1999年 東京 渋谷浩 小山ちれ 渋谷浩松下浩二 西飯美幸西飯由香 安藤正勝西飯由香
2000年 名古屋 偉関晴光 小山ちれ 鬼頭明野平直孝 西飯美幸西飯由香 小林仁西飯美幸
2001年 東京 松下浩二 梅村礼 渋谷浩松下浩二 梅村礼岡崎恵子 倉嶋洋介河村朋枝
2002年 東京 松下浩二 梅村礼 倉嶋洋介木方慎之介 小西杏福原愛 渡辺将人東郷媛
2003年 東京 偉関晴光 平野早矢香 鬼頭明田崎俊雄 小西杏福原愛 新井周小西杏
2004年 東京 吉田海偉 平野早矢香 倉嶋洋介田勢邦史 小西杏福原愛 坂本竜介福原愛
2005年 東京 吉田海偉 金沢咲希 倉嶋洋介田勢邦史 高橋美貴江潮崎由香 足立卓也福岡春菜
2006年 東京 水谷隼 平野早矢香 水谷隼岸川聖也 金沢咲希藤井寛子 坂本竜介福原愛
2007年 東京 水谷隼 平野早矢香 水谷隼岸川聖也 福原愛照井萌美 田勢邦史田勢美貴江
2008年 東京 水谷隼 平野早矢香 水谷隼岸川聖也 平野早矢香石川佳純 田勢邦史田勢美貴江
2009年 東京 水谷隼 王輝 水谷隼岸川聖也 藤井寛子若宮三紗子 松平健太石川佳純
2010年 東京 水谷隼 石川佳純 松平健太丹羽孝希 藤井寛子若宮三紗子 瀬山辰男坂本夕佳
2011年 東京 吉村真晴 福原愛 水谷隼岸川聖也 藤井寛子若宮三紗子 松平賢二若宮三紗子
2012年 東京 丹羽孝希 福原愛 松平健太丹羽孝希 藤井寛子若宮三紗子 田添健汰前田美優
2013年 東京 水谷隼 石川佳純 森薗政崇三部航平 平野早矢香石川佳純 張一博森薗美咲


1941年から1945年まで戦争のため中断

ジュニア[編集]

年度 開催地 男子優勝 女子優勝
昭和25年 諏訪 竹内修 神谷節子
昭和26年 京都 関原武 川口沙智子
昭和27年 徳島 坂本昇 一井玲子
昭和28年 天理 坂本昇 難波多慧子
昭和29年 横須賀 成田静司 亀井敬子
昭和30年 東京 中西義治 設楽義子
昭和31年 東京 米田従道 小川節子
昭和32年 東京 渡辺匡啓 藤井紀代子
昭和33年 大宮 瀬川栄次 吉田たみ子
昭和34年 東京 大橋紘明 山中教子
昭和35年 東京 有本登 黒崎南海子
昭和36年 東京 根村猛 深津尚子
昭和37年 東京 馬場園憲 富田洋子
昭和38年 東京 石井清彦 大島洋子
昭和39年 東京 河野満 坂本義枝
昭和40年 東京 仲村渠功 大関行江
昭和41年 名古屋 高橋行光 村上静代
昭和42年 名古屋 古賀法男 中村洋子
昭和43年 名古屋 村上博己 大関政江
昭和44年 東京 田村隆 横田幸子
昭和45年 伊勢 黒田亨 猪狩栄子
昭和46年 東京 久世雅之 内田恒代
昭和47年 名古屋 阿部博幸 内田恒代
昭和48年 東京 天野悟 高橋紀子
昭和49年 東京 清水正夫 松田一三
昭和50年 東京 村松新五 川東加代子
昭和51年 東京 竹之内君明 田村友子
昭和52年 東京 吉浦忠行 岩田浩子
昭和53年 東京 福田可信 小西淑子
昭和54年 東京 斎藤清 漆尾ゆりえ
昭和55年 東京 野尻俊宣 福田紀子
昭和56年 東京 池田研一 細矢順子
昭和57年 東京 小林智之 橘川美紀
昭和58年 東京 岩崎清信 室重明世
昭和59年 東京 伊藤誠 内山京子
昭和60年 東京 西川雅也 内山京子
昭和61年 東京 矢島淑雄 吉田静子
昭和62年 東京 徳村智彦 佐藤利香
昭和63年 東京 平亮太 佐藤利香
平成元年 東京 森本洋治 河合雅世
平成2年 東京 今枝一郎 大島美絵
平成3年 東京 仲村錦治郎 松岡りか
平成4年 東京 村上裕和 西飯由香
平成5年 東京 遊澤亮 河野文江
平成6年 東京 真田浩二 辻本理恵
平成7年 東京 真田浩二 川越真由
平成8年 東京 谷口祐二 武田明子
平成9年 東京 柳田敏則 小西杏
平成10年 東京 三田村宗明 藤沼亜衣
平成11年 東京 坂本竜介 藤井寛子
平成12年 名古屋 高木和健一 平野早矢香
平成13年 東京 高木和健一 福原愛
平成14年 東京 岸川聖也 福原愛
平成15年 東京 水谷隼 福原愛
平成16年 東京 高木和卓 石塚美和子
平成17年 東京 水谷隼 照井萌美
平成18年 東京 水谷隼 石川佳純
平成19年 東京 上田仁 石川佳純
平成20年 東京 上田仁 石川佳純
平成21年 東京 丹羽孝希 石川佳純
平成22年 東京 丹羽孝希 三宅菜津美
平成23年 東京 丹羽孝希 谷岡あゆか
平成24年 東京 森薗政崇 松平志穂
平成25年 東京 吉村和弘 加藤美優

団体の部[編集]

毎年10月頃に翌年の国体のリハーサルとして行われる。

その年に行われた、全日本実業団卓球選手権大会日本卓球リーグ前期、全日本大学対抗卓球選手権上位のチームのほか、全国高等学校卓球選手権大会上位チーム、地元選抜チーム、ジュニアナショナルチーム(JNT)を加えた、男女各12チームで行われる団体戦。

大会方式[編集]

1チーム3名による団体戦。シングルス5戦3先勝。

1グループ4組のグループリーグ方式を採用。勝利2・敗北1・棄権0の勝ち点制により勝ち点上位1チームとワイルドカード1チーム(2位チームの最高成績)の4チームよる準決勝・決勝で日本一を争う。

歴代優勝チーム[編集]

年度 開催地 男子 女子
昭和41年 愛知 全日本選抜A 全日本選抜A
昭和42年 愛知 専修大学 大生信用組合
昭和43年 愛知 専修大学 名古屋市
昭和44年 静岡 専修大学 専修大学
昭和45年 三重 専修大学 青山学院大学
昭和46年 東京 専修大学 大生信用組合
昭和47年 愛知 シチズン時計 大生信用組合
昭和48年 大阪 日本楽器製造 愛知工業大学
昭和49年 三重 シチズン時計 富士短期大学
昭和50年 佐賀 近畿大学 富士短期大学
昭和51年 青森 近畿大学 専修大学
昭和52年 長野 近畿大学 第一勧業銀行
昭和53年 宮崎 協和発酵工業 第一勧業銀行
昭和54年 栃木 日本楽器製造 富士短期大学
昭和55年 滋賀 シチズン時計 川崎製鉄千葉
昭和56年 島根 明治大学 日産自動車
昭和57年 群馬 明治大学 日産自動車
昭和58年 奈良 日本楽器製造 日産自動車
昭和59年 鳥取 川崎製鉄千葉 日産自動車
昭和60年 山梨 日産自動車 青山学院大学
昭和61年 沖縄 日本楽器製造 武田薬品湘南
昭和62年 京都 日産自動車 日産自動車
昭和63年 北海道 日産自動車 三井銀行
平成元年 福岡 日産自動車 住友生命
平成2年 石川 協和発酵工業 日産自動車
平成3年 山形 日産自動車 日産自動車
平成4年 香川 ヤマハ 日産自動車
平成5年 愛知 びわこ銀行 武田薬品湘南
平成6年 福島 日産自動車 松下電器
平成7年 広島 日産自動車 日本生命
平成8年 大阪 グランプリ 日本生命
平成9年 神奈川 日産自動車 松下電器
平成10年 熊本 日産自動車 日本生命
平成11年 富山 日産自動車 日本生命
平成12年 宮城 東京アート 日本生命
平成13年 高知 日産自動車 日本生命
平成14年 静岡 東京アート 日本生命
平成15年 埼玉 東京アート 淑徳大学
平成16年 岡山 日産自動車 日本生命
平成17年 兵庫 東京アート 日本生命
平成18年 秋田 東京アート 日本生命
平成19年 大分 日産自動車 日本生命
平成20年 新潟 東京アート 日立化成
平成21年 千葉 東京アート 日立化成

外部リンク[編集]