スマトラ島沖地震

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スマトラ島沖地震(スマトラとうおきじしん)は、スマトラ島周辺で起こる大きな地震の名称。スマトラ沖地震スマトラ地震とも通称される。複数の地震が発生しているため、本稿では、スマトラ島周辺で起こる地震の全体の概要を説明する。

目次

[編集] 近年における主な「スマトラ島沖地震」

時期 (WIB) 名称 マグニチュード 震源地
2004年12月26日 スマトラ島沖地震 (2004年) 9.1 スマトラ島北西沖
2005年3月28日 スマトラ島沖地震 (2005年) 8.6 メダン南西沖
2007年9月12日 スマトラ島沖地震 (2007年) 8.5 ブンクル南西沖
2009年9月30日 スマトラ島沖地震 (2009年) 7.5 パダン西北西沖
2010年04月6日 スマトラ島沖地震 (2010年04月) 7.8 バニャック諸島付近
2010年05月9日 スマトラ島沖地震 (2010年05月) 7.2 バンダアチェ南南東沖
2010年10月25日 スマトラ島沖地震 (2010年10月) 7.7 パダン南沖

[編集] スマトラ島周辺で起こる地震の概要

N0-60, E60-90 N0-60, E90-120 N0-60, E120-150
S0-30, E60-90 S0-30, E90-120 S0-30, E120-150
周辺の地形図

ミャンマーから大スンダ列島小スンダ列島ティモール島にかけて、プレートインド・オーストラリアプレートユーラシアプレート)がぶつかり合うスンダ海溝(ジャワ海溝)がある。ここは世界有数の地震多発地帯で、過去から地震を多数経験してきており、上記の項目の地震も、その一連の流れの一つである。またこの地域では、100年から150年の周期で地震が繰り返されてきている。

2004年の地震では、スマトラ島北西沖からアンダマン・ニコバル諸島にかけてのプレートの境界(ジャワ海溝)が1,000km超にもわたる巨大な範囲でずれ、一気にマグニチュード9を超えるエネルギーが解放された。これにより周辺のユーラシアプレートにかかる力が大きく変わり、2005年の地震などを誘発していると考えられている(参照)。インドネシアで2004年以降地震が急増しているのは、このためではないかと見られている。なお、地震の種類としては2009年の地震(海洋プレート内地震)を除き、プレート間地震(海溝型地震)となっている。

本来、「スマトラ島沖」はスマトラ島北西沖からスマトラ島南東沖までの広い範囲を指すが、2004年12月26日にマグニチュード9.1の地震が発生して大きく報じられて以来、「スマトラ島沖地震」はこの地震のことを指す場合が非常に多くなった。

これらの地震により火山活動も活発となっており10以上の火山で地震が増加[1]、2006年5月と2010年10月にはムラピ山が噴火に至っている。また巨大地震の頻発により、トバカルデラにおける破局噴火に繋がる可能性も懸念されている[2]

[編集] 注釈

  1. ^ 震災後、全国13の活火山が活発化 専門家「注視」(朝日新聞 2011年3月25日)
  2. ^ スマトラ、スーパー噴火の現実味 生物95%死滅、気候も大変動(東京新聞 2005年4月15日/阿修羅)

[編集] 関連項目


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