スピニング・アラウンド

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スピニング・アラウンド
カイリー・ミノーグシングル
初出アルバム『ライト・イヤーズ
B面 Cover Me With Kisses
Paper Dolls
リリース
規格 シングル、カセット・シングル、レコード
録音 2000年
ジャンル ダンス・ポップハウスディスコ
時間
レーベル Parlophone,Mushroom
作詞・作曲 Ira Shickman
Osbone Bingham
Kara DioGuardi
ポーラ・アブドゥル
プロデュース Mike Spencer
チャート最高順位
  • 1位(イギリス[1]・オーストラリア)
カイリー・ミノーグ シングル 年表
GBI (German Bold Italic)
(1998年)
スピニング・アラウンド
(2000年)
オン・ア・ナイト・ライク・ディス
(2000年)
ミュージックビデオ
「Spinning Around」 - YouTube
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スピニング・アラウンド」 (Spinning Around) は、オーストラリアシンガーソングライターであるカイリー・ミノーグ2000年に発表した楽曲である。

概要[編集]

「スピニング・アラウンド」は7枚目のアルバム『ライト・イヤーズ』からリード・シングルとしてリリースされた。この曲でカイリーは「ティアーズ・オン・マイ・ピロー」 (1990年) 以来10年ぶりの全英1位を獲得。それだけでなくオーストラリアでも久々の1位を獲得し、直前まで囁かれていた低迷期からの脱却を果たした。

楽曲[編集]

元々この曲は、作曲者の一人であるアメリカのポップシンガー、ポーラ・アブドゥルのために制作された曲であった。ポーラのヴァージョンはリリースされなかったが、そのデモトラックをカイリーを担当しているニューヨーク勤務のA&Rが聴き、カイリーに合うと考え知らせたという。

これまでソングライターとしての経験も積んできたカイリーではあるが、彼女の手が入っていないこの曲を歌うことについては「自作曲であるか否かは気にしない。できる限り最良の曲を選びたい」と語っている[2]

なお、もうひとりの作曲者であるカーラ・ディオガルディはこの時点でカイリーのことを知らなかったが、完成したミュージック・ビデオを見て気に入ったとのこと[3]

ミュージック・ビデオ[編集]

ミュージック・ビデオはドーン・シャドフォースが監督した。このミュージック・ビデオで見せたゴールドのホットパンツとお尻は話題を呼び再ブレイクに一役買った。

トラック・リスト[編集]

  • イギリス/オーストラリア CD 1
  1. "Spinning Around" -- 3:28
  2. "Spinning Around" (Sharp Vocal Mix) -- 7:04
  3. "Spinning Around" (7th Spinnin' Dizzy Dub) -- 5:23
  4. "Spinning Around" (Video)
  • イギリス/オーストラリア CD 2
  1. "Spinning Around" -- 3:28
  2. "Cover Me with Kisses" -- 3:08
  3. "Paper Dolls" -- 3:34
  • ヨーロッパ CD 1
  1. "Spinning Around" -- 3:28
  2. "Cover Me with Kisses" -- 3:08
  3. "Paper Dolls" -- 3:34
  4. "Spinning Around" (Sharp Vocal Mix) -- 7:04
  5. "Spinning Around" (Video)
  • イギリス・12"レコード

-A-Side:

  1. "Spinning Around" (Sharp Vocal Mix) ― 7:04
  2. "Spinning Around" (7th District Club Mix) ― 6:33

-B-Side:

  1. "Spinning Around" (7th District Dub Like This Mix) ― 5:23
  2. "Spinning Around" (7th District Club-Mental Mix) ― 6:33

参考文献[編集]