サン・セバスチャンの攻防

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サン・セバスチャンの攻防
Guns for San Sebastian
La Bataille de San Sebastian
監督 アンリ・ヴェルヌイユ
脚本 セージ・ガンス
ミゲル・モライタスペイン語版
エンニオ・デ・コンチーニ
ジェームズ・R・ウェッブ英語版
原作 ウィリアム・バービー・ファハティ
『サンセバスチャンの防壁』
製作 ジャック・バールフランス語版
エルネスト・エンリケス
出演者 アンソニー・クイン
アンジャネット・カマ―英語版
チャールズ・ブロンソン
サム・ジャッフェ
シルビア・ピナルスペイン語版
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 アルマン・ティラールフランス語版
編集 フランソワーズ・ボノー
製作会社 MGM
配給 MGM
公開 アメリカ合衆国の旗 1968年3月20日
日本の旗 1968年4月23日
上映時間 111分
製作国 フランスの旗 フランス
イタリアの旗 イタリア
メキシコの旗 メキシコ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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サン・セバスチャンの攻防』(サンセバスチャンのこうぼう、: La Bataille de San Sebastian: Guns for San Sebastian)は1968年フランスイタリアメキシコアメリカ合衆国西部劇映画。監督はアンリ・ヴェルヌイユ、出演はアンソニー・クインアンジャネット・カマー英語版チャールズ・ブロンソンなど。ウィリアム・バービー・ファハティ1962年の小説『サンセバスチャンの防壁(A Wall for San Sebastian)』を原作としている[1]

マカロニ・ウェスタンとしては、ロケ撮影をヨーロッパ諸国に置き換えず舞台通りのメキシコで行った稀な作品として知られる[要出典]

ストーリー[編集]

スペイン領のメキシコにて、反スペインの疑いをかけられたアラストレーは駐屯軍の追跡を受け、教会に逃げ込む。教会の管理者であるジョセフ神父は追ってきた駐屯軍を追い払い、アラストレーを保護する。 その後、苛烈な追跡に耐えられなくなった2人はサンセバスチャンまで逃げるが、ジョセフ神父は死に、アラストレーは村娘のキニータに保護される。 ところで、この地はヤキ族との戦いで荒廃していたが、もともと積極的なアラストレーは村の再建に乗り出す。また、彼はジョセフ神父の僧衣を着ていたことから、ニセ神父として活動することとなる。 だが、インディアンとの戦いにより村は再び荒廃し、最後の手段として自分たちで作ったダムを爆破して敵を一網打尽にする。 その後、数年ぶりにミサが行われることとなったが、見に来た軍人の一人がアラストレーの正体を知ったため、彼はキニータとともに村を去る。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
NETテレビ フジテレビ
レオン・アラストレー アンソニー・クイン 小松方正 北村和夫
テクロ チャールズ・ブロンソン 大塚周夫
キニータ アンジャネット・カマー英語版 武藤礼子 阪口美奈子
ジョセフ神父 サム・ジャッフェ 槐柳二 松下達夫
フェリシア シルビア・ピナル英語版 翠準子
カジェターノ ホルヘ・マルティネス・デ・オヨス英語版 雨森雅司
"ゴールデン・ランス" ハイメ・フェルナンデス英語版 渡部猛
アゲダ ローザ・ファーマン英語版
司教総代理 レオン・アスキン英語版 滝口順平
アントニート ホセ・チャベススペイン語版
カレヤ イバン・デニ英語版 島宇志夫
知事 フェルナンド・グレイビー英語版 清川元夢
ルーカス神父 ペドロ・アルメンダリス・Jr 中田浩二
不明
その他
N/A 小林清志
小林修
仲木隆司
中島喜美栄
北村弘一
緑川稔
渡辺典子
加藤正之

スタッフ[編集]

日本語版

※NETテレビ版

出典[編集]

  1. ^ Father William B. Faherty, S.J. 1914 – 2011” (PDF) (英語). Jesuits of The Missouri Province. 2014年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月9日閲覧。

外部リンク[編集]