サセックスの吸血鬼
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| サセックスの吸血鬼 | |
|---|---|
| 著者 | コナン・ドイル |
| 発表年 | 1924年 |
| 出典 | シャーロック・ホームズの事件簿 |
| 依頼者 | ロバート・ファーガソン氏 |
| 発生年 | 不明 |
| 事件 | 赤ん坊への傷害事件 |
「サセックスの吸血鬼」(サセックスのきゅうけつき、The Adventure of the Sussex Vampire)は、アーサー・コナン・ドイルによるシャーロック・ホームズシリーズの短編小説の一つ。「ストランド・マガジン」1924年1月号、「ハースツ・インターナショナル」1924年1月号初出。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] あらすじ
ある日、シャーロック・ホームズのもとにおかしな手紙が届く。それはモリソン・モリソン&ドット商会からの手紙で、その会社の客である茶仲買商のファーガソン氏から、吸血鬼についての相談があったため、ホームズを訪ねるよう勧めた、という内容だった。
吸血鬼について索引帳で調べ、この件を真剣に考えるべきではない、と呆れるホームズだったが、依頼人本人から届いた手紙を読んでホームズの態度は一変する。
手紙によると、ファーガソン氏の後妻が自分の赤ん坊の首に噛み付き、血を吸っているのを目撃したというのである。夫人は赤ん坊の血を吸っただけでなく、先妻の子にも2度までひどい折檻を加えたという。
シャーロック・ホームズは依頼人ファーガソン氏に、この事件は解決できるものだと話すが……。
[編集] 使われた毒物について
正典中ではクラーレが使われたと言及されているが、毒物を仕込まれた犬の振る舞いが、実際に毒物を仕込まれたときとは異なっている。シャーロキアンたちの中には、犬の麻痺は毒物とは全く関係ないか、毒矢を打たれたときに神経が傷つけられたのではないかと考えるものが多い。
[編集] 備考
- ワトスンによれば、電報が使える場所にいる限り滅多に手紙など書かない男だった、というホームズが手紙を書く、珍しい作品の一つである。ホームズは、この問題を最初に持ち込んだモリソン・モリソン&ドット社に、「吸血鬼に関して (Re: Vampire)」として返信している。その全文が明らかになっているホームズの手紙は、「最後の事件」でワトスンに宛てたものを別にすれば、この1通のみである。
- 新潮文庫版の解説では、本作は雑誌に発表されず単行本に差し加えられたとされているが、誤りである。前述の通り初出は雑誌である(2000年6月の版から修正された)。
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