カンタベリー大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

logo

カンタベリー大聖堂、
聖オーガスティン修道院
聖マーティン教会
イギリス

カンタベリー大聖堂
カンタベリー大聖堂
(英名) Canterbury Cathedral, St. Augustine's Abbey, and St. Martin's Church
(仏名) Cathédrale, abbaye Saint-Augustin et église Saint-Martin à Cantorbéry
面積 18.17 ha
登録区分 文化遺産
登録基準 文化遺産(1), (2), (6)
登録年 1988年
拡張年  
備考  
公式サイト ユネスコ本部(英語)
世界遺産テンプレートを使用しています
  
平面図

カンタベリー大聖堂-だいせいどう)は、イギリスイングランド南東部ケント州カンタベリーにある教会で、イギリス国教会の総本山。7世紀カンタベリーのアウグスティヌスがイギリスに布教し、修道院として建設された。

12世紀にヘンリー2世と対立した大司教トマス・ベケットが殉教[1]したことから、聖地として多くの巡礼者が訪れる場所でもある。礼拝堂の床に1本のろうそくが立てられていて、その下にベケットは埋葬されている。ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』もカンタベリー巡礼者の物語である。

現在の建物は1070年-1180年にロマネスク様式、1379年-1503年にかけてゴシック様式で建設された歴史的建造物である。

目次

[編集] 世界遺産

カンタベリー大聖堂は、カンタベリーに残る他の二つの重要なキリスト教建築、すなわち聖オーガスティン修道院聖マーティン教会とともに、ユネスコ世界遺産に登録されている。カンタベリー大聖堂の登録面積は 9.15 ha である。

[編集] 登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と、直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。

[編集] 脚注

  1. ^ ヘンリー2世が放った刺客らにベケットは殺された。その直前の様子(刺客が、跪いて神に祈るベケットを窺う)を描いているステンドグラスが大聖堂に今も残っている。また、構内にはベケットが殺害された場を「殉職の場」と呼び、そこを剣で指し示し公開している。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

イギリスの世界遺産
World Heritage Sites in the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
文化遺産
グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁 | ダラム城大聖堂 | アイアンブリッジ峡谷 | ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 | ファウンテンズ修道院跡を含むスタッドリー王立公園 | バース市街 | ローマ帝国の国境線 | ウェストミンスター宮殿ウェストミンスター寺院聖マーガレット教会 | ブレナム宮殿 | カンタベリー大聖堂聖オーガスティン修道院聖マーティン教会 | ロンドン塔 | エディンバラ旧市街新市街 | マリタイム・グリニッジ | オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地 | ブレナヴォンの産業景観 | バミューダ島の古都セント・ジョージと関連要塞群 | ソルテア | ニュー・ラナーク | ダーウェント峡谷の工場群 | キュー王立植物園 | 海商都市リヴァプール | コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観 | ポントカサルテの水道橋と運河
自然遺産
ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸 | ヘンダーソン島 | ゴフ島イナクセシブル島 | ドーセットと東デヴォンの海岸
複合遺産
セントキルダ島
世界遺産 | ヨーロッパの世界遺産 | イギリスの世界遺産 | 五十音順 | [編集]
ウィキメディア・コモンズに、イギリスの世界遺産に関連するマルチメディアがあります。