カエサリオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
デンデラ神殿にあるクレオパトラ7世とカエサリオンのレリーフ

カエサリオンCaesarionΚαισαρίων)またはプトレマイオス15世Πτολεμαῖος ΙΕʹ Φιλοπάτωρ Φιλομήτωρ Καῖσαρ紀元前47年6月23日 - 紀元前30年8月)は、プトレマイオス朝最後のファラオ(在位:紀元前44年 - 紀元前30年)。

生涯[編集]

共和政ローマの将軍ユリウス・カエサルクレオパトラ7世の子(異説あり)。カエサリオンは「小カエサル」を意味する。異父弟妹にアレクサンドロス・ヘリオスクレオパトラ・セレネプトレマイオス・フィラデルフォスがいる。

母クレオパトラ7世とエジプトを共同統治していたプトレマイオス14世が紀元前44年に死去すると、プトレマイオス15世となった。

紀元前30年のクレオパトラ7世の死後、オクタウィアヌスに捕らえられて殺害され、プトレマイオス朝は滅亡した。クレオパトラがマルクス・アントニウスともうけていたクレオパトラ・セレネなど、子供たち3人は、アントニウスの前妻である小オクタウィアに預けられ、ローマでオクタウィアヌスの親戚として厚遇された。カエサリオンはオクタウィアヌスと同じく「カエサルの後継者である」可能性を持つため殺害されたのだと見られる。