ウィリアム・カット

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ウィリアム・カット
William Katt
ウィリアム・カットWilliam Katt
2008年コミコンにて
本名 ウィリアム・セオドア・カット
William Theodore Katt
生年月日 1951年2月16日(63歳)
出生地 カリフォルニア州 ロサンジェルス
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優
活動期間 1970年2009年
配偶者 ダニエル・ハーシュ (1993年-現在)
デボラ・ケイン (1979年-1986年 離婚)
家族 クレイトン・アレクサンダー
エマソン・ハンター
アンドリュー
ダコタ
主な作品
『アメリカン・ヒーロー』

ウィリアム・セオドア・カット (William Theodore Katt 1951年2月16日-)は、アメリカ合衆国では『アメリカン・ヒーロー』での主演が最も周知されている映画・TV俳優である。彼はまた、ホラー映画の名作『キャリー』において、呪われたプロムで主人公キャリー・ホワイト(Carrie White)の相手役を務めたトミー・ロス(Tommy Ross)を演じたことでも知られている。

バイオグラフィー[編集]

来歴[編集]

カットはカリフォルニア州ロサンジェルスで、俳優のビル・ウィリアムズ(Bill Williams 本名:ハーマン・カット Hermann Katt)と女優のバーバラ・ヘール(Barbara Hale)の息子として誕生した。1981年2月16日に、彼はデボラ・ケイン(Deborah Kahne)と結婚して2人の息子、クレイトン・アレクサンダー(Clayton Alexander)、およびエマソン・ハンター(Emerson Hunter)をもうけたが、1986年に離婚した。1993年にカットは、ダニエル・ハーシュ(Danielle Hirsch)と結婚して、継子アンドリュー(Andrew)と娘ダコタ(Dakota)を持つに至った。

経歴[編集]

カットは、ミュージシャンの仕事につく前にオレンジ・コースト大学(Orange Coast College)に通っていた。そしてサマー・ストック(Summer stock)への出演やTVでの小さな役柄を得るなどして、彼は俳優業をスタートさせた。彼の最早期の映画出演は1976年ブライアン・デ・パルマ監督の映画『キャリー』における運動選手トミー・ロスの役や、1979年の映画『新・明日に向って撃て!』(Butch and Sundance: The Early Days)でのサンダンス・キッドの役などがある。また1978年には、ジョン・ミリアス監督のサーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』に彼はジャック・バーロウとしてジャン=マイケル・ヴィンセントゲイリー・ビジーらと共演した。この役柄は彼をサーフィング・コミュニティでよく知らしめることとなり、2004年での年に一度のアソシエーション・オブ・サーフィング・プロフェッショナルズ世界選手権トゥアー(ASP World Tour)の式典にてASP(Association of Surfing Professionals)賞の1つを彼が授与した際にはプロのサーファーの群衆から盛大な拍手が沸き起こった。

1977年の映画『スター・ウォーズ』で、ルーク・スカイウォーカー役を志望したカットがオーディションを受けている場面は多くのスター・ウォーズのドキュメンタリーで採り上げられている。主役はマーク・ハミルが勝ち取り、代わりにカットは同年の『ファースト・ラブ』に主演した。

1981年にカットは、ブロードウェイ・ミュージカル(Broadway musical)のコメディ『ピピン』の映画版の主役に抜擢されたが、この映画は賛否両論の批評を受けた。しかし彼は、その年にTVシリーズ『アメリカン・ヒーロー』で、スーパーパワーを秘めたスーツを異星人から与えられた温厚な教師ラルフ・ヒンクリーという、自身の代表作とも言える役を得て、1983年に番組が打ち切りになるまで演じきった。

『アメリカン・ヒーロー』終了後、1986年にカットは、カルトホラー/コメディ映画『ガバリン』に主演して、1992年の第3作『ガバリン3』では再び同じ役を演じている。また彼は、80年代後半にTV映画『新・弁護士ペリー・メイスン』(Perry Mason)に探偵のポール・ドレイクJr.の役で定期的に再登場した。この作品で彼は母親のバーバラ・ヘールと共演し、ヘールは旧作からの彼女の持ち役であるデラ・ストリート(Della Street)を再び演じた。そしてカットは、後期の脚本のいくつかを協同制作している。カットは1989年にTVシリーズ『トップ・オブ・ザ・ヒル』(Top of the Hill)で役を得て、その後1991年の短命に終わったシリーズ『グッド・スポーツ』に出演した。

カットはTVや映画へ脇役での出演を続けながら、声優業にも活動の幅を広げていった。近年では大衆向け娯楽作品へ復帰し、『アンドロメダ』や『ジャスティス・リーグ』(Justice League)への登場に加え自主映画として賞を受けた2006年の『ゲーマーズ』(Gamers)の他、2007年の『ザ・マン・フロム・アース』(The Man from Earth)、2008年の『AVH: エイリアンvs.ハンター』(AVH: Alien vs. Hunter)等に出演している。

カットは、『HEROES』シーズン3・第2話(エピソード36)"ザ・バタフライ・エフェクト"(The Butterfly Effect)に、アリ・ラーターの演じるトレイシー・ストラウス(Tracy Strauss)を調査する詮索好きなレポーターとして少し登場した。

また、オーストラリアバンド"ザ・ウィリアム・カット・イクスペリエンス"(The William Katt Experience)は、カットからの感化を受けている。

外部リンク[編集]