アイアイ
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アイアイ Daubentonia madagascariensis |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Daubentonia madagascariensis (Gmelin, 1788) |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| アイアイ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Aye-aye |
アイアイ(Daubentonia madagascariensis)は、霊長目アイアイ科アイアイ属に分類されるサル。 本種のみでアイアイ科アイアイ属を形成する。一時は絶滅したと考えられていたが、1957年に再発見された。
目次 |
[編集] 分布
種小名madagascariensisは「マダガスカル産の」の意。
[編集] 形態
体長40cm。尾長40cm、大きめのネコ程度の大きさである。体は茶色、尾は長く、鋭い聴覚の大きな耳をもつ。ネズミ目の様に一生伸び続ける門歯をもつ。前足、後足ともにかぎ爪のある5本の指をもつ。前足の中指は特に長く、この指は木の内部に潜む虫を引っ張り出すことに用いている。
[編集] 生態
森林や竹林に生息する。夜行性であり、昼間は樹上の小枝や木の葉で作った巣に潜んでいる。
食性は雑食で、主にラミーの実(マダガスカル全土にある木の実)や木の内部に潜む虫を食べる。中指で木の表面をたたく「タッピング」をし、顔を木の枝に近づけながら音を聞き取ることで、内部に潜む虫を見つけ出す。そして、ネズミのような門歯で木に穴を開け、長い中指で虫を引っ張り出して食べる。その指の特徴からユビザル(指猿)という別名があり、「指の獣」を意味する名がドイツ語(Fingertier)やスウェーデン語(Fingerdjur)などでは付けられている。
妊娠期間は約170日。通常、1子を産む。
[編集] Status
ENDANGERED(IUCN Red List Ver.2.3(1994))
- ワシントン条約付属書I類
[編集] 人間との関係
アイアイは18世紀末、フランスのピエール・ソヌラらによるマダガスカル島探検行にて発見された。探検隊が捕まえたこの珍獣を見た現地人があげた「アイアイ!!」という驚きの声を現地名と混同したことにより「アイアイ」と命名されたとされる。
発見後、アイアイの分類上の位置づけについて論争が引き起こされた。発見者のピエール・ソヌラや博物学者ジョルジュ・キュビエらは門歯の特徴からげっ歯類であるとしたが、樹上生の有袋類や独立したアイアイ目などに分類する説などが現れた。19世紀の半ばになって、生け捕りになったアイアイがロンドン動物園に着いたほか、多数の標本がヨーロッパに届けられた。イギリスの古生物学者リチャード・オーウェンは、アイアイの乳歯の特徴がキツネザルのものと類似していることを指摘し、ようやくアイアイが霊長類に属していることが明らかになった。
アイアイは、日本では相田裕美作詞・宇野誠一郎作曲の童謡『アイアイ』(1962年発表)で親しまれているが、生息地のマダガスカル島では不吉な動物として忌み嫌われている。
また世界で初めて野生下の個体の撮影に成功したのは、TBS系列で放送された「わくわく動物ランド」の取材班である。
[編集] 参考文献
- 親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る, 島 泰三, 2003
- どくとるアイアイと謎の島マダガスカル, 島 泰三, 1997
[編集] 外部リンク
- 日本アイアイ・ファンド
- Ganzhorn, J. & Members of the Primate Specialist Group 2000. Daubentonia madagascariensis. In: IUCN 2006. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.

