みちのく娘!

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みちのく娘!
ジャンル 演歌
活動期間 2018年 -
レーベル 日本クラウン
公式サイト [1]

みちのく娘!(みちのくむすめ)は東北出身の女性演歌歌手3人、工藤あやの津吹みゆ羽山みずきからなるユニットである[1]

「歌謡ミュージカル」をコンセプトにし、オリジナル曲はむろんのことカバー曲もフォーメーションダンスで踊りながら歌唱する[1]

概要[編集]

工藤あやのは2014年に、津吹みゆは2015年に、羽山みずきは2016年にそれぞれソロデビューをはたしていたが、振付師花柳糸之がプロデュースする形で2018年にグループとしてデビューした[1]。グループデビュー後もそれぞれの個人活動は続けている[1]

もともとデビュー時期が近かったことと、所属するレコード会社は徳間ジャパンコミュニケーションズ日本クラウンだがどちらも第一興商グループということもあってキャンペーンなどでは3人いっしょになることも少なくなかった[1][2]。イベントで東北っこ三人娘と呼ばれていたこともあり、2017年にはMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE東京都渋谷区)で3人のコンサートを開催している[1][2]。このコンサートの評判が良く、グループ結成のきっかけとなった[1][2][3]

2018年2月28日放映の『新・BS日本のうた』(NHK BSプレミアム)で試験的に「微笑がえし」「雨のオランダ坂」を3人で歌っている[1]。その後、『新・BS日本のうた』番組プロデューサーから花柳を紹介され、稽古を積む[1]

2018年5月13日放映の『新・BS日本のうた』で「お祭りマンボ」を歌唱し、これがグループデビューとなる[1]。複雑なフォーメーションダンスを踊りながら歌う3人の姿に問い合わせが殺到した[1]。その後も『新・BS日本のうた』にはたびたび出演し、「夢見るシャンソン人形」、「好きになった人」、「ジャンケン娘」、「家へおいでよ」、「愛のさざなみ」、「ミネソタの卵売り」、「真赤な太陽」の歌唱をダンスと共に披露している[1]。同年11月にはデビューシングル「春ッコわらし」をリリースする[1]。「春ッコわらし」はアップテンポなポップス調歌謡曲であり3人のハーモニーはキャンディーズを彷彿させるものがあった[1][3]

2019年9月には四谷区民ホール東京都新宿区)でファーストコンサートを開催した[4][5]

新型コロナウイルス流行後の初コンサートとなるよみうりホール(東京都千代田区)で2020年11月に開催したコンサートではトリオ漫才を披露した。これは花柳糸之から「3人の会話が東北訛りで何を言っているかわからないから、漫才をやれ」と指示されたことによるもの[6]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 2018年
11月14日
01 春ッコわらし 喜多條忠 宮川彬良 CRCN-8204
02 北国の春 いではく 遠藤実 矢野立美
2 2020年
5月13日
01 べっぴん音頭 荒木とよひさ 宮川彬良 CRCN-8333
02 あっちむいてほい 森浩美
3 2021年
12月8日
01 みちのく恋の花 もりちよこ CRCN-8446
02 悲しいときは

アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2020年11月4日 みちのく物語 CRCN-20471

映像作品[編集]

発売日 タイトル 規格 規格品番
2021年2月17日 みちのく娘!コンサート〜今できること〜 DVD CRBN-96

出典[編集]

関連[編集]

外部リンク[編集]