ぼくの孫悟空 (2003年の映画)
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ぼくの孫悟空 | |
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監督 |
杉野昭夫 吉村文宏 |
脚本 | 夢枕獏 ほか |
製作 |
松谷孝征 野澤克巳 |
出演者 |
優香 森田順平 大塚明夫 鈴木ヒロミツ 今井絵理子 |
音楽 | 浜口史郎 |
主題歌 | 今井絵理子『Butterfly』 |
製作会社 | 手塚プロダクション、アールビバン |
配給 | 松竹 |
公開 | 2003年7月12日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『ぼくの孫悟空』(ぼくのそんごくう)は、2003年7月12日に公開された日本のアニメーション映画。手塚治虫原作の漫画『ぼくのそんごくう』の映画版である。
概要
[編集]原作を下敷きとしつつ、長編映画向けにプロットと筋書き、登場人物の設定が映画独自のものに変更されている。
物語
[編集]花果山の頂上に大きな隕石が落ち、その中から巨大な猿の化け物が現れた。見境なく暴れまわる化猿だったが、逃げ遅れた1匹の猿に触れた途端、急激に力を失い、1匹の小さな猿になってしまう。その後、「石猿」と罵られ、仲間たちに疎まれながら育った猿は、心優しい猿の少女、愛鈴に見守れながらたくましく成長していく。そして、ひょんなことから滝壺の奥地に豊かな桃源郷を見つけた猿は、猿一族の王様となり、水蓮洞と名付けた理想郷に移住して享楽に興じる日々を過ごす。しかし、生けるものの寿命に限りがあることを知った猿は、遠く離れた島に住むズボダイ仙人に弟子入りし、「孫悟空」の名を授かると共に、様々な妖術と不老長生の体を手に入れる。果花山を襲った混成魔王も退け、一族を繁栄に導いた悟空だが、それだけでは飽き足らず天界を我が物にしようと目論んだため、お釈迦様の罰を受け、五行山に閉じ込められてしまう。
それから500年後、罪の償いのために長安から西天へ取経に向かう僧侶・三蔵法師の弟子となった悟空の前に、謎の道士、崑崙が現れ、執拗に付きまとう……。
登場人物・キャスト
[編集]- 孫悟空(石猿)(声:優香)
- 愛鈴(声:今井絵理子)
- 崑崙仙人(導師)(声:納谷六朗)
- 三蔵法師(声:森田順平)
- 沙悟浄(順風耳)(声:大塚明夫)
- 猪八戒(千里眼)(声:鈴木ヒロミツ)
- 長老猿(声:大木民夫)
- 須菩提仙人(声:北村弘一)
- 西王母(声:谷育子)
- 太白金星(声:楠見尚己)
- 兜率天(声:塾一久)
- 竜子(声:津村まこと)
- 巨霊神(声:浜田賢二)
- 男(僧侶)(声:鈴木正和)
- ヘビ妖怪(声:奥田啓人)
- 二郎真君(声:小野大輔)
- 水蘭(声:堀越のり)
- 天帝(声:穂積隆信)
- 混世魔王(声:松山政路)
スタッフ
[編集]- オリジナルキャラクター・原作 - 手塚治虫
- 製作 - 松谷孝征、野澤克巳
- 企画 - 清水義浩、古徳稔、大谷章二
- 脚本 - 夢枕獏、手塚プロダクション文芸部
- 音楽 - 浜口史郎
- アニメーションディレクター - 内田裕
- キャラクターデザイン・作画監督 - 杉野昭夫
- 美術監修 - 河野次郎
- 美術監督 - 柴田正人
- 撮影監督 - 荒川浩介
- 編集 - 森田清次
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 音響監督 - 小林克良
- プロデューサー - 宇田川純男、久保田稔、五十嵐晃博
- 撮影スーパーバイザー - 高橋宏固
- テクニカルディレクター - 高橋賢太郎
- 音響効果 - 糸川幸良
- 製作 - 手塚プロダクション/アールビバン
- 監督 - 杉野昭夫、吉村文宏