とりもつラーメン

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とりもつラーメンとは、山形県新庄市で供されるラーメンである。数年前までは、新庄市民でも知る人はほとんどいなかったが、山形新幹線の新庄延伸以降、新庄の特産品として売り出している。

[編集] 歴史

 もともとの新庄地区のラーメンは、一茶庵に代表される縮れ麺で具が少なめのあっさりとした鳥ガラスープを使った「醤油ラーメン」がスタンダードであり、その他、急行食堂の激辛「地獄ラーメン」、ならま食堂の味噌味「すりばちラーメン」などが知られていた。「とりもつラーメン」が昔からメニューに記載され、一般的に食べられていたわけではない。実際、市内のラーメン店ではとりもつラーメンという名称を使わず、スタミナラーメンと呼称しているものもある。原料のもつの産地は明かされていない。

 元来、最上地方ではを飼う農家が多かったことから、農村部では、祝い事の時に鶏を一羽潰してモツ煮込みにして食べる習慣があった。ただ、この風習はごく一部の局地的な風習で、一般には浸透していない。新庄市内の居酒屋でもメニューとして鶏のモツ煮込みを出していたところ、いつの頃からか、一部の常連客がラーメンと鶏のモツ煮込みを同時に注文して食べるようになり、その食い合わせの妙に気付く者が現れた。これが、やがて「とりもつラーメン」の誕生へと繋がった。

 山形新幹線延伸を契機に、新庄・最上地方を観光地として広く宣伝する運動が始まり、注目されたのがとりもつラーメンである。御当地ラーメンの流行もあり、これを新庄の特産として売りだすこととなった。市内のラーメン店は合同で「とりもつラーメン」をメニューに取り入れ、各店が味を競いあうようになる。

愛をとりもつラーメン」というキャッチフレーズを決め、2003年十勝新津製麺より「新庄・最上名物 愛をとりもつラーメン」というカップラーメンが全国のサンクスで発売した。

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