たたら (掃海艇)

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たたら
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 かさど型掃海艇
艦歴
発注 1958年
起工 1959年3月30日
進水 1960年1月14日
就役 1960年3月26日
1972年12月15日(海洋観測艇に種別変更)
除籍 1984年3月30日
要目
基準排水量 320トン
満載排水量 346トン
全長 45.5m
最大幅 8.4m
吃水 2.3m
機関 三菱YV10ZC15/201ディーゼル × 2基
出力 1,200仏馬力 (0.88 MW)
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 13.5ノット
乗員 43名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-4 水上
ソナー ZQS-1 機雷探知機
その他 掃海装備
53式普通掃海具一式
浮上式掃海電線一式
音響掃海具一式
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たたらローマ字JDS Tatara, MSC-610AGS-5113)は、海上自衛隊掃海艇かさど型掃海艇の7番艇。艇名は多々良島に由来する。

艦歴[編集]

「たたら」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和33年度計画掃海艇310号艇として、日立造船神奈川工場で1959年3月30日に起工され、1960年1月14日に進水、1960年3月26日に就役し、横須賀地方隊に編入された。同年5月1日、横須賀地方隊隷下に第34掃海隊が新編され「つくみ」とともに編入。

1961年9月1日、第34掃海隊が、同日付で新編された第2掃海隊群に編入。

1973年3月31日、第34掃海隊が横須賀地方隊に編入。

1975年12月15日、海洋観測艇に種別変更され、艇名が海洋観測艇3号(AGS-5113)に改称。呉地方隊に編入。

1984年3月30日、除籍。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目[編集]