瀬戸内運輸

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瀬戸内運輸株式会社
The Setouchi Bus Company, Limited
Setouchibus 121.JPG
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 せとうちバス
本社所在地 794-0013
愛媛県今治市片原町一丁目2番地
設立 1916年11月(瀬戸内商船の設立日)
登記上の設立日1945年12月
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
物品販売業(シャディサラダ館小松店)
代表者 代表取締役社長 野間豊博
資本金 360百万円
売上高 4,646百万円(2005年度
総資産 3,616百万円(2005年度
従業員数 247名
決算期 3月末日
主要株主 伊予鉄道(19.44%)
伊予銀行(5%)
愛媛銀行(5%)
東石(1.39%)
西条市(1.17%)他
主要子会社 せとうち周桑バス
瀬戸内総業
瀬戸内タクシー
石鎚登山ロープウェイ
持分法適用会社)他
外部リンク http://www.setouchibus.co.jp/
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瀬戸内運輸株式会社(せとうちうんゆ)は、1916年大正5年)に設立された、愛媛県東予地区を中心に路線バス・観光貸切バスを運行するバス会社である。通称「せとうちバス」で、バス車体にも「せとうちバス」と記されている。

目次

[編集] 概要

愛媛県東予地方を主たる営業エリアに、路線バス・貸切バスの運行などをしている。路線バスは、東予地方を中心に、西は松山市に、東は四国中央市まで路線がある。高速バスは東予地区と東京大阪市神戸市を結ぶ路線を運行する。保有車両台数では県内大手の観光バス事業者でもある。[要出典]本社は今治桟橋にある。

[編集] 歴史

前身は瀬戸内商船という広島県尾道市に本社を置く船舶会社で、今治~尾道間や多度津~広島間など瀬戸内海で多くの航路を開設し運行を行なっていた。バス事業は1919年多度津港多度津駅を結ぶバス路線を開設したことが始まりである。

昭和初期には、瀬戸内商船の他、昭和自動車(1927年設立)や文化自動車(1928年設立)・今治自動車(1920年設立)・今治市営バス(1931年設立)などがバス路線を開設し今治市内ではバス事業者が乱立していた。しかし、戦時下で統制が行なわれる中で陸上交通事業調整法などの制定によりバス事業の統合が行なわれる中で、瀬戸内商船が母体となる瀬戸内運輸が統合主体となり東予地域のバス事業者を統合した。また海務院の指導により100トン未満の船舶統合が行なわれるようになり、瀬戸内商船は所有船舶を広島県汽船(瀬戸内海汽船の前身)・東海汽船に現物出資し尾道~今治間の貨物船舶事業(1975年に撤退)以外から撤退した。これによりバス事業者へと事業を転身した。

戦後も東予地域においてバス路線を拡大した。1950年伊予鉄道と協定を結び今治市と松山市新居浜市や新居浜市と松山市を結ぶ急行バスなどの運行を開始した他、1964年には伊予鉄道・琴平参宮電鉄と共同で四国急行バス1977年に解散)を設立し松山市と高松市を結ぶバス路線の運行を開始した。

1957年には地元自治体と共同で大三島観光交通(現在の瀬戸内海交通)を設立し大三島など芸予諸島にバス路線を開設した他、1965年には新居浜市営バス(新居浜市公営企業局交通課)、1968年には別子山村営バスから路線譲渡を受けた。

1970年代に入り、モータリゼーションが進む中でバスの利用者は大きく減少した。自家用車の普及が渋滞招き、バスの運行速度を低下さらにバスの利用者離れを招いた。1965年に約3,300万人だった輸送人員は、1980年には約1,100万人にまで激減した。[1]

厳しい経営環境の中、伊予鉄道から出資を受けた他、バス路線の縮小や営業所の統合、バスのワンマン化や周桑地域のバス路線を新たに設立したせとうち周桑バスへ移管するなどのコスト削減が行なわれた。一方、1989年に東京~今治間を結ぶパイレーツ号1999年には広島・尾道・福山~今治を結ぶしまなみライナー(尾道線は2005年廃止)、2000年に大阪・神戸~今治を結ぶいしづちライナーといった都市間高速バス路線が新たに開設されている。

[編集] 沿革

[2]

  • 1916年11月6日 - 瀬戸内商船(本社:広島県尾道市)創立。
  • 1919年 - 多度津駅多度津港間で連絡バスの運行を開始。
  • 1924年 - 今治駅今治港間で連絡バスの運行を開始。
  • 1942年 - 今治自動車・文化自動車・昭和自動車・常盤自動車・今治市営バスを買収。戦時統合令に基づき広島県汽船(瀬戸内海汽船の前身)・東海汽船に所有旅客船を現物出資し、尾道~今治間の鉄道連帯貨物の船舶輸送を除いて海運事業から撤退。
  • 1943年 - 周桑自動車・宇摩自動車を統合し瀬戸内運輸に改称し、本社を愛媛県今治市に移転。新居自動車交通組合・東新自動車交通組合を買収し東予地方のバス事業統合を完了。
  • 1949年 - 東予自動車工業を買収。
  • 1952年 - 瀬戸内タクシー設立。
  • 1957年 - 地元自治体と共同出資で大三島観光交通(現:瀬戸内海交通)設立。
  • 1960年 - 松山みどりタクシー(現:瀬戸内タクシー)を買収。
  • 1961年 - せとうち観光社設立。
  • 1964年 - 伊予鉄道・琴平参宮電鉄と共同出資で松山市高松市間のバス路線を運行する四国急行バス1977年に解散)を設立。
  • 1965年 - 新居浜市公営企業局交通課から路線譲渡を受ける。
  • 1968年 - 別子山村営バスから路線譲渡を受ける。
  • 1975年 - 船舶事業(尾道~今治間で貨物船を運行していた)から撤退。
  • 1977年 - 自動車貨物部門を分社化し瀬戸内貨物(現:せとうち総業)設立。
  • 1981年 - 路線バスのワンマン化を完了。
  • 1984年 - 今治高島屋(せとうち高島屋)が閉店。
  • 1988年 - せとうち整備今治設立。
  • 1989年 - パイレーツ号(今治~東京間)の運行を開始。せとうち周桑バス設立。
  • 1995年 - せとうち整備新居浜設立。
  • 1999年 - しまなみライナー広島線、福山線、尾道線の運行を開始。
  • 2000年 - いしづちライナー(今治~大阪・神戸間)の運行を開始。
  • 2005年 - しまなみライナー尾道線を廃止。
  • 2010年 - 新宮線を伊予三島駅発着とし、「霧の森」まで延長。4月30日限りで池田線の七田~阿波池田間[3]、余木崎線全線、川之江~別子山線全線を廃止。

[編集] 営業所

今治営業所
愛媛県今治市東門町二丁目 隣接停留所も同名称。
周桑営業所
愛媛県西条市小松町新屋敷 隣接停留所も同名称。乗車券発売所がある。
新居浜営業所
愛媛県新居浜市新田町二丁目 隣接停留所は「住友病院前」で、住友病院前終着のバスは営業所敷地内での降車になる。待合所があり、乗車券類は敷地内にある「せとうち観光社」で瀬戸内運輸発行のほぼ全種類の乗車券を扱う。新居浜営業所事務所でも高速バスと区間式回数券・組み合わせ回数券など一部券種の購入が可能[4]。夜間はほぼ中型路線車のみが停泊している。[5]
多喜浜営業所[6]
愛媛県新居浜市多喜浜二丁目 隣接停留所を持たない。「せとうち整備新居浜」敷地内にある。観光車・大型車・中型路線車が夜間停泊する。[7]
川之江営業所
愛媛県四国中央市川之江町 最寄り停留所も同名称で、車庫敷地内にある。待合所と乗車券発売所がある。
広島営業所
広島県東広島市黒瀬町楢原 観光バス専業の営業所。

[編集] 廃止された営業所など

西条車庫(出張所) 停留所名「西条車庫前」
停留所名は「西条済生会病院前」停留所に変更。跡地は同院の駐車場となった。
小松営業所 停留所名「小松車庫」
営業所廃止後も、バスターミナルは残っている。停留所名は「小松町役場前」を経て「小松総合支所前」[8]に変更。
菊間営業所
現在は「菊間」停留所。
土居車庫
まるがめボート無料送迎バスのかつての停留所に「旧土居車庫前」の記載が残っていたが、詳細は不明。

[編集] 路線

高速バス(しまなみライナー)
貸切バス

[編集] 高速バス

詳細は、公式サイトを参照。

[編集] パイレーツ号

共同運行会社:京浜急行バス

運行区間
品川バスターミナル - 浜松町バスターミナル - 新居浜 - 今治国際ホテル - 今治桟橋(今治港
路線沿革
1989年7月14日 - 運行開始。
1997年7月19日 - 今治国際ホテル経由に変更。
2005年12月1日 - 東京側の運行会社を京浜急行バスから京急観光バスへ移管。
2008年3月16日 - 京急観光バスの会社清算に伴い、東京側の運行会社を京浜急行バスへ再移管。
2008年7月16日 - 走行ルートを新名神高速道路経由に変更、上下便とも出発時刻を20分繰り下げるダイヤ改正を実施。

[編集] いしづちライナー

共同運行会社:阪神バス

[編集] しまなみライナー

[編集] 主な一般路線バス

[編集] 中距離系統

概ね特急系と営業所間をまたぐもの。

  • 特急大三島(宮浦港) - 今治桟橋 - 今治駅前 - 松山市駅 (今治営業所担当)
    • しまなみ海道開通前は今治-松山間を終日30分間隔で運行していた時代もあった。
    • 今治-大三島間は子会社の瀬戸内海交通が急行便を運行している。
    • 伊予鉄バスとの共同運行路線であったが、同社は2006年9月30日を以て路線を廃止、瀬戸内運輸単独運行となった。
    • 2006年10月1日今治駅-松山市駅1,000円などに値下げ。また旧北条市内の経路をバイパス経由に変更。
    • 2008年10月1日より、国道196号(菊間・北条経由)から国道317号(玉川経由)に経路変更。
    • 経路変更時は松山宮浦港間3往復のみであったが、増発や区間便の設定が毎年行われ、2011年4月1日現在、大三島-松山間が1日4往復、他に6往復今治-松山の区間便が設定されている。前述の急行便をあわせると、大三島-今治間が18往復(平日)、今治-松山間が10往復となる。
    • 車両は、ハイデッカーの高速・観光仕様車が運用に就く。
特急バス - 松山駅前にて
  • 特急新居浜駅 - 西条駅前 - 小松総合支所前 - 川内 - 松山市駅 - JR松山駅 
    • 伊予鉄バスと共同運行。瀬戸内運輸担当便は新居浜営業所が担当。
    • 桜三里国道11号)経由。予讃線に比べると短絡ルート。並行する松山自動車道を利用しない。通過停留所があるため、特急を名乗る。[9]
    • 2006年9月1日に運賃の値下げが実施された。新居浜駅-松山市駅1,500円など。
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 河原津 - 小松総合支所前 - 西条駅前 - 住友病院前 - 新居浜駅 (主に周桑営業所担当)
    • かつては急行便として走っていたが今は各停。[要出典]
    • 一般路線車を使うものではせとうちバスで最長路線でもあることから、新車が投入されることが多い路線でもある。[要出典]
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 済生会病院前 - クアハウス今治 - 三芳 - 小松総合支所前
  • 周桑営業所 - 西条駅前 - 住友病院前 - 新居浜駅 - マイントピア別子
    • 平日のみ運行。日曜・祝日は代わりに住友病院前-マイントピア別子の区間便を運行。
  • 住友病院前 - 新居浜駅 - 土居 - 三島 - 川之江営業所 (新居浜営業所と川之江営業所が担当)
    • 三島医療センター経由便・豊岡台病院経由便、どちらも経由しない便もある。
    • 2011年10月から、一部の便が三島医療センター - 伊予三島駅 - 上分町 - 川之江庁舎 - 山田井 - 川之江駅経由となった。

[編集] 今治市周辺

[10]

路線バス - 今治駅前にて
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 鈍川温泉 - 神子森
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 竜岡 - 木地口 - 葛谷
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 高部(波止浜駅より徒歩約5分) - 波方港北
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前- 波止浜 - 小部 - 西浦
    • 一部路線は、西浦まで行かず馬刀潟口止まりである。
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 高部 - 小浦 - 大浜 - 今治駅前 - 今治桟橋 - 今治営業所
    • 来島海峡大橋歩道入口は「展望台入口」下車。右回りのみの循環線で、本数は少ない。
    • 今治営業所 - 高部 - 小浦、今治営業所 - 大浜 - 小浦と折り返し運行されていたものが循環ルートに変更された路線。
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 大西 - 星之浦海浜公園 - 菊間
    • かつての主要路線の一つ、近年星之浦海浜公園折り返し便が設定された。
  • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 立花 - 下朝倉 - 上朝倉
  • 今治桟橋 - 今治駅前 - 桜井団地 - 唐子台 - 済生会病院 - フジグラン前 - 今治桟橋
    • 桜井団地循環と唐子台循環の2種類の路線があり、停車するバス停や経路が異なる。
[編集] 観光周遊バス

[11]

  • 今治陸地部観光周遊バス「高虎号」
2006年4月より運行を開始した。今治城を築城した藤堂高虎が名前の由来である。日曜日のみ1日5便を運行している(12月から2月は運行休止)。車椅子のほか、自転車の搭載が可能である。乗車券は1日乗り放題で大人1人500円、当日中に限り今治市内の指定された路線・区間の一般路線バスに片道1回乗車可能である。ルートは以下の循環系統である。以前は、土日祝日運行していたが2010年4月より日曜のみとなった他、経由地が変更(野間馬ハイランド来島海峡展望館への経由中止)となった。
今治桟橋今治駅前→今治国際ホテル今治城タオル美術館ICHIHIROサンライズ糸山→今治桟橋
  • 第5便(最終便)は今治桟橋到着後、希望があれば今治駅・今治国際ホテルまで延長運転する。
  • 島嶼部観光周遊バス「鶴姫号」
2010年より運行を開始した。日曜日・祝日に1日1便を運行している(12月から3月は運行休止)。自転車の搭載が可能である。ハイデッカー車両で運行され、車体には来島海峡大橋や大山祇神社などの絵が描かれている。また、地域のボランティアによるガイドも行われている。2011年よりこれまでの日曜日に加え祝日も運行を開始した他、今治桟橋・今治国際ホテルへの経由が中止となった。
今治駅→亀老山展望公園→潮流船乗り場(村上水軍博物館)→マリンオアシスはかた→鶏小島キャンプ場→道の駅今治市多々羅しまなみ公園大山祇神社→道の駅今治市多々羅しまなみ公園→今治駅

[編集] 新居浜市・西条市周辺

  • 西条済生会病院前 - 西条駅前 - 石鎚ロープウェイ前 - 西之川
  • 住友病院前 - 新居浜駅 - 中萩駅前 - 西条駅前 - 西条済生会病院前
  • 広瀬公園 - 住友病院前 - 十全総合病院前 - 労災病院前 - 多喜浜駅
    • 住友病院前 - 多喜浜駅の区間便あり。
  • 住友病院前 - 市役所前 - 平形 - 多喜浜駅 - 黒島
  • 住友病院前 - 新居浜駅 - 山根グラウンド - マイントピア別子
    • 平日は周桑営業所から同区間に直通する便もある。(上記参照)
    • 山根グラウンド止まりの便あり。
  • 新居浜駅 - イオン新居浜ショッピングセンター(シャトルバス) (新居浜営業所担当)
    • 直行便で、運賃は片道200円である。昭和通りを経由する一般路線バスの両停留所間の運賃260円に比べ割安。
    • 2007年4月1日より土日祝日のみの運行となった。平日はイオンを経由する路線バスの利用となる。
[編集] 新居浜太鼓台祭りシャトルバス

2007年の新居浜太鼓台祭りにおいて、「西条まつり・新居浜太鼓祭り観光ブランド化推進実行委員会」による無料シャトルバスが運行され、新居浜営業所が運行を担当した。運行経路は次の通り。

  • 新居浜駅前 - 市営球場 国領川河川敷 川西・川東・川東西部地区統一かきくらべ会場
通常路線バスの直通系統が無く、元塚で乗換となる区間を直通で結んだ。
  • 新居浜駅南口 - 山根浄水場(マイントピア線臨時山根グラウンドと同一箇所)山根グラウンド上部地区統一かきくらべ会場
祭り見学時間帯に有効な路線バスが極少だった区間を補完した。通常バスが発着しない新居浜駅南口を活用し、楠中央通りを避けたことで、見物客のマイカーや移動する太鼓台による渋滞を極力回避したことが特徴。

[編集] 四国中央市周辺

[編集] フリー乗降バス

山間部・閑散部を中心に、フリー乗降区間を有する路線がある。ホームページには明示されていない。該当する路線は車内放送で案内がある。

  • マイントピア別子線 山根グラウンド - マイントピア別子間
  • 新宮・霧の森線 三角寺口 - 新宮 - 霧の森間

[編集] オレンジフェリー連絡バス

路線乗合バスを、オレンジフェリー連絡直通バス(貸切)併用として運行している便がある。

せとうちバスの各停留所に停車する。東予港での乗降客は運賃無料、それ以外の停留所相互間の利用者は一般路線バス同様運賃を支払って利用できる。東予港ゆきは予約不要だが、東予港発は、大阪南港乗船券発券所か船内の案内所で乗車整理券を受け取る必要があり、整理券がない場合は乗車できないこともある[13]。詳細はオレンジフェリーのホームページなどを参照するか、四国開発フェリーに問い合わせされたい。

上り3便への送り(東予港ゆき)、下り3便の受け(東予港発)として次の2路線が運行されている。

  • 新居浜・西条方面
    • 新居浜駅 - 住友病院前 - 西条駅前 - 小松総合支所前 - 東予港
      • 東予港行は新居浜・西条方面から小松方面への最終便を兼ねる。停留所名は「東予港」だが方向幕は「オレンジフェリー」を表示する。
同区間のせとうちバスの各停留所に停車する。
  • 今治方面
    • 今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 桜井 - 河原津 - 壬生川駅 - 東予港
同区間のせとうちバスの各停留所に停車する。

下り3便の受け(東予港発)には、次の路線も加わる。

  • 東予港→(新居浜)住友病院前→(新居浜)市役所前→平形→多喜浜駅入口→新居浜東港(急行)
同区間一部停留所のみ停車の急行便。新居浜市役所より南(新居浜駅など)以外の、新居浜市内主要箇所には、新居浜駅 - 西条駅よりも早く到着する。[14]

車両は路線用の中型車(中乗り・前降り)のほか、特急・高速バス用車両も使用されることがある。また、繁忙期にはオレンジフェリーが独自でワゴン車を出し、今治桟橋 - 東予港で直通運行するなどの対応がとられる。路線バス併用という特徴上、バスもしくはフェリーが遅延した場合も、接続するフェリー・バスは定刻に出発する。

定期路線バス併用の接続バス以外に、壬生川駅ゆきノンストップ便も瀬戸内運輸が運行している。こちらもフェリー客は運賃無料で、着岸時と船内滞留時間終了後の2回運行される。この路線は、船内発行の整理券なしで利用できる。

なお、上り3便の接続の新居浜東港ゆきバスはない。東予港発上り1便乗船への接続バス運行はないが、有料でせとうち周桑バス(後述)の東予港 - 湯谷口線(湯谷口→壬生川駅→東予港)が利用できる。

[編集] かつて運行していたバス路線

[編集] 運賃割引制度

[編集] 回数券

  • 一般路線用
組み合わせ回数券
1冊2000円で2200円分の金額式回数券がつづられており、車内販売も行っている。高速バスでは利用できないが、瀬戸内海交通の大三島 - 今治線、せとうち周桑バスでも利用できる。有効期限はない。
金額式回数券
10枚分の値段で11枚つづり。有効期限はない。
区間式回数券
普通運賃710円以上の区間で発売される。
710円以上1,000円以下の区間は、10枚分の運賃で12枚つづり。有効期限なし。
1,010円以上の区間は4枚つづりで普通運賃の2割引。有効期限なし。途中下車前途無効。
例)新居浜市内 - 松山市内は普通運賃1,500円×4×0.8=4,800円。1券片あたり1,200円。
新居浜 - 松山特急線の区間式回数券は、伊予鉄バス運行の特急バスでも共通利用ができる。共同運行の伊予鉄バスでも、新居浜 - 松山特急線の区間式回数券を発売しており、共通で使用が可能だが、伊予鉄バス発行のものは有効期限が発行日から3ヶ月となっている。[15]
しまなみライナー専用回数券
広島線は6枚つづり、福山線は7枚つづりで発売。共同運行会社と共通利用可能。
同社は、しまなみライナー以外の高速バスでは回数券はおろか、往復割引乗車券の発売もしていない。

[編集] 車両

[編集] 路線車

  • 三菱車・日野
  • 一部の路線・便を除き運行車両を中型車に統一。1998年には愛媛県内のトップを切ってワンステップバス導入を実施した。西条市中心部から石鎚山へのアクセス路線には、観光タイプと同じ足回りを持つエアサス車および9mの観光タイプ車両(三菱エアロミディ)を充当し、他の一般路線との差別化を図っている。また、中型車両は、セミハイバックシートが標準装備となっている。一部路線で、マイクロバスによる運行もある。一般路線車へのノンステップバスは07年9月現在導入実績が無い。
  • 大三島線、松山特急線には、エアロバス(トイレなし)が運用される。また、合間で他路線運用に入ることもある。
  • ワンステップ車両の比率は高いが、車椅子に乗ったまま乗車できる車両は近年(主に交通バリアフリー法施行後)導入された車椅子マークのある車両に限られる。これ以外の車両は、ワンステップでも、準ワンロマ仕様で、車椅子搭載スペースやスロープの設備がないためである。

[編集] 高速車

  • 三菱車
    • 東京線「パイレーツ」はエアロクイーンスーパーハイデッカー、センタートイレ・乗務員仮眠室付き3列シート車。高速車塗装に愛称ロゴなどが入り専用車として運用されている。
    • 大阪線「いしづちライナー」は、エアロクィーン・エアロバス(エアロエース)のリアトイレ付き4列シート車。高速車塗装。当時共同運行事業者だった阪神電気鉄道(現:阪神バス)から譲渡を受けた車両もある。
    • 福山線「しまなみライナー」は、エアロクイーンまたはエアロバスのトイレなし4列シート車。高速車塗装。

[編集] 特急車

  • 三菱車
    • エアロバス(トイレなし)現在はほぼ高速車塗装車に統一されている。

[編集] 貸切車

大型車はほぼすべて三菱のエアロクイーンまたはエアロバスで統一されている。特に新塗装エアロクイーンには「SETOUCHI QUEEN」の愛称がつけられ、車体側面のロゴマークにも愛称が記される。中型車「エアロミディ-S」も配置されている。

[編集] その他

  • JR伊予西条駅前に位置する停留所名は、旧国名を省略して「西条駅前」と呼称されている[16]
  • 行先表示装置は、路線バス・高速バスいずれも幕式と近年導入された車両を中心にLED式のものが共存する。側面行先表示器の設置がなくサボを使う車両もある。
  • 放送装置は、8トラックと合成音声式が混在しているが、順次合成音声式に置き換えられている。

[編集] 関連会社

[編集] かつて存在した主な会社

かつて今治市に、髙島屋(大阪)が瀬戸内運輸と共同で「せとうち髙島屋」(のちに今治髙島屋と改称)を開店したが、売上低迷により閉店。閉店後、「髙島屋前」バス停は「今治バスセンター」に改称された。なお、跡地は駐車場となっている。

[編集] 脚注

  1. ^ 愛媛県地史誌Ⅰ(総論) - えひめの記憶(2012年5月20日閲覧)
  2. ^ 瀬戸内運輸有価証券報告書(第133期)
  3. ^ これにより路線バスとしては徳島県から撤退。
  4. ^ せとうち観光社は日曜定休日だが営業所では日曜日も発券を行っており補完関係にある。
  5. ^ 新居浜特急線用エアロバスが中間入庫するものの、夜間は多喜浜営業所に入庫している。
  6. ^ ゼンリン住宅地図 STARMAP愛媛県新居浜市
  7. ^ 新居浜松山特急線で、17時台に始発地を出発するバスは、ともに共同運行相手先の営業所に入庫し仮眠後、翌日の8時台出発便となる。具体的には、JR松山駅17:20発新居浜駅前行(伊予鉄バス運行便)は、新居浜駅到着後多喜浜営業所に入庫、翌日新居浜駅前8:20発のJR松山駅行として折り返す。
  8. ^ 西条市小松総合支所
  9. ^ 伊予鉄バス川内線他と、せとうちバス各線の一般路線の停留所を併用するが、停車しない停留所がある。
  10. ^ せとうちバス時刻表(平成21年8月8日現在)
  11. ^ 観光周遊バス - 今治地方国立公園協会 今治地方観光協会
  12. ^ 特急新居浜 - 松山線、新居浜 - 今治線、マイントピア別子 - 周桑営業所線およびパイレーツ号、いしづちライナー号は、住友病院前 - 西条済生会病院前間は産業道路を経由する。
  13. ^ 四国オレンジフェリー船内の掲示。
  14. ^ オレンジフェリーホームページ|アクセスより。
  15. ^ せとうちバス公式ホームページ「新居浜松山特急線」時刻表ページより。なお、定期券は、発行会社のバスのみ利用できる。
  16. ^ 西条駅は、広島県に存在する。

[編集] 参考文献

  • バスジャパンハンドブックシリーズ10『瀬戸内運輸』(1996年)、BJエディターズ
  • 瀬戸内運輸 有価証券報告書(第135期)

[編集] 外部リンク

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