高向巖
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たかむき いわお 高向 巖 | |
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生誕 |
1938年12月11日(85歳) 日本 東京府 |
出身校 |
東京外国語大学外国語学部中国学科 コロンビア大学大学院経済学研究科 |
職業 | 銀行家 |
栄誉 | 旭日中綬章(2016年) |
高向 巖(たかむき いわお、1938年(昭和13年)12月11日 - )は、日本の銀行家。日本銀行情報サービス局長を経て、北洋銀行頭取や、同行会長、札幌北洋ホールディングス社長、同社会長、第二地方銀行協会会長、札幌商工会議所会頭、日本商工会議所副会頭等を歴任した。
来歴・人物
[編集]東京府生まれ。東京都立立川高等学校を経て[1]、1962年東京外国語大学外国語学部中国学科卒業、日本銀行入行。1967年コロンビア大学大学院経済学科修士課程修了。国際通貨基金出向、日本銀行香港事務所長等を経て、1987年日本銀行札幌支店長[2]。1989年インベスターズサービス常務取締役。1991年日本銀行情報サービス局長。1993年から北洋銀行代表取締役副頭取を務め[2][3]、1997年には破綻した北海道拓殖銀行の引き受けを行った[4]。1999年北海道経済同友会代表幹事[5]。
2000年北洋銀行代表取締役頭取[2][3]。2001年札幌北洋ホールディングス代表取締役社長[3]。2004年札幌商工会議所会頭、北海道商工会議所連合会会頭[2]、日本商工会議所副会頭[6]、第二地方銀行協会会長[7]。2006年札幌北洋ホールディングス代表取締役会長[3]、北洋銀行代表取締役会長[2][3]。2011年札幌北洋ホールディングス取締役会長、北洋銀行取締役会長[3]。2012年北洋銀行相談役[2][8]。2016年札幌商工会議所名誉会頭[2]、JR北海道再生会議委員[9]。2017年の北海道拓殖銀行破綻20周年を節目に北洋銀行相談役を退任[10]。
著書
[編集]- 『北海道経済の針路 新幹線と起業』北海道新聞社、2008年11月。ISBN 978-4894534803。
- 『ある金融マンの回顧 拓銀破綻と営業譲渡』北海道新聞社、2017年12月。ISBN 978-4894538894。
脚注
[編集]- ^ “立川高校”. 2022年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「ある金融マンの回顧 拓銀破綻と営業譲渡」 東久留米市立図書館
- ^ a b c d e f 札幌北洋ホールディングス有価証券報告書第10期(平成22年4月1日-平成23年3月31日)
- ^ 「銀行、信金・信組と合併あっていい 北洋銀元頭取」 日本経済新聞2017年11月16日 20:00
- ^ 歴代代表幹事 北海道経済同友会
- ^ 「役員 平成16年11月25日現在」 日本商工会議所
- ^ 高向巌第二地方銀行協会長(北洋銀行頭取)に聞く 地域経済再構築支援は地元金融機関にしかできない--リレバン路線の金融行政は第二地銀への恩恵が大きい (特集 第二地銀の存在感を問う) 金融財政事情 55(20), 12-15, 2004-05-24
- ^ 「北海道経済の針路―新幹線と起業」紀伊國屋書店
- ^ 第10回 JR北海道再生推進会議 議事概要【PDF/156KB】 北海道旅客鉄道
- ^ 「北洋銀の高向相談役退任へ 「拓銀」引き継ぎで手腕」 日本経済新聞2017年2月1日 18:15
- ^ “秋の叙勲 野間口元三菱電機社長に旭日大綬章 (1/2ページ)”. SankeiBiz (2016年11月3日). 2018年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月30日閲覧。
ビジネス | ||
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先代 武井正直 |
北洋銀行頭取 2000年 - 2006年 |
次代 横内龍三 |
その他の役職 | ||
先代 綿貫弘一 |
第二地方銀行協会会長 2004年 - 2005年 |
次代 鏡味徳房 |
先代 西尾長光 |
札幌商工会議所会頭 2004年 - 2016年 |
次代 岩田圭剛 |