雑賀“ヤン坊”達也

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
雑賀“ヤン坊”達也
基本情報
本名 雑賀 達也
通称 ヤン坊
横須賀アッパー[1]
1R KILLER
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1990-09-18) 1990年9月18日（33歳）
出身地 神奈川県
所属 DOBUITA FIGHT SPORTS GYM
身長 183cm
体重 71.0kg
リーチ 189cm
階級 ライト級
バックボーン 空手
テーマ曲 Bolero
（Def Tech）
テンプレートを表示

雑賀“ヤン坊”達也（さいか ヤンぼう たつや、1990年9月18日 - ）は、日本の男性総合格闘家。神奈川県出身。DOBUITA FIGHT SPORTS GYM所属。現ライト級キング・オブ・パンクラシスト。

来歴[編集]

6歳から12歳まで空手を習う。高校生の時に見た魔裟斗や山本“KID”徳郁に憧れを抱くものの、就職する。しかし日常に物足りなさを感じ、25歳の時にDOBUITA FIGHT SPORTS GYMに入会し格闘技を始める[2]。

2017年8月20日、総合格闘技デビュー戦となったFighting NEXUS vol.10にて佃貴也と対戦し、1RにパンチによるTKO勝ちを収めた[3]。

2020年9月27日、PANCRASE 318のライト級暫定キング・オブ・パンクラス決定戦で林源平と対戦し、1Rに右アッパーでKO勝ちを収め、暫定王座を獲得した[4]。

2021年12月12日、PANCRASE 325のライト級キング・オブ・パンクラス王座統一戦で正規王者の久米鷹介と対戦。1Rにカウンターの右アッパーでダウンを奪うも、2Rに腕ひしぎ十字固めによる逆転一本負けを喫し、暫定王座から陥落した[5]。

2022年4月16日、RIZIN初参戦となったRIZIN TRIGGER 3rdで江藤公洋と対戦し、タックルでテイクダウンされパウンドによるTKO負けを喫した[6]。

2022年12月25日、PANCRASE 330でシュウジ・ヤマウチと対戦し、1R終盤に右ストレートでダウンを奪った後パウンドで追撃し、TKO勝ちを収めた[7]。

2023年4月29日、RIZIN LANDMARK 5でアリ・アブドゥルカリコフと対戦するも、1Rに右オーバーハンドフックでKO負けを喫した。欠場となったジョニー・ケースの代役として急遽出場した試合だった[8][9]。

2023年12月24日、PANCRASE340でライト級次期挑戦者決定戦で粕谷優介と対戦し、3R 組みと打撃で圧倒し判定勝利を収めた。この勝利でタイトルマッチの挑戦権が与えられた。また、自身キャリア初の判定となった。

2024月3月31日、PANCRASE 341でライト級キング・オブ・パンクラシストのアキラとタイトルマッチで対戦し、ハイキックで1R KO勝ち。ライト級キング・オブ・パンクラシストとなった[10]。

人物[編集]

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
15 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
11 勝 10 0 1 0 0 0
4 敗 3 1 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
○ アキラ 1R 1:42 KO（右ハイキック） PANCRASE 341
【ライト級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチ】		 2024年3月31日
○ 粕谷優介 5分3R 判定3-0 PANCRASE 340 2023年12月24日
× アリ・アブドゥルカリコフ 1R 3:30 KO（右フック） RIZIN LANDMARK 5 2023年4月29日
○ シュウジ・ヤマウチ 1R 4:49 TKO（右ストレート→パウンド） PANCRASE 330 2022年12月25日
○ 松岡嵩志 1R 1:36 TKO（右ストレート→パウンド） PANCRASE 329 2022年9月11日
× 江藤公洋 2R 4:10 TKO （グラウンドパンチ） RIZIN TRIGGER 3rd 2022年4月16日
× 久米鷹介 2R 2:28 腕ひしぎ十字固め PANCRASE 325
【ライト級キング・オブ・パンクラス 王座統一戦】		 2021年12月12日
○ 林源平 1R 1:55 KO（右アッパー） PANCRASE 318
【ライト級キング・オブ・パンクラス暫定王者決定戦】		 2020年9月27日
○ トム・サントス 1R 4:17 TKO（右フック→パウンド） PANCRASE 308 2019年9月29日
○ 小林裕 1R 1:34 KO（右ストレート） PANCRASE 307 2019年7月21日
○ ウ・ヨンウク 1R 0:25 TKO（膝蹴り→パウンド） Fighting NEXUS vol.15 2018年12月16日
○ 有村脩也 1R 0:13 TKO（パンチ） Fighting NEXUS vol.14 2018年8月11日
× キム・ソンゴン 1R 0:14 TKO（右フック） Fighting NEXUS vol.13 2018年5月6日
○ 霧狼 1R 2:10 TKO（パンチ） Fighting NEXUS vol.11 2017年12月4日
○ 佃貴也 1R 2:22 TKO（パンチ） Fighting NEXUS vol.10 2017年8月20日

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 雑賀ヤン坊達也@シュウジ ヤマウチの12/25!パンクラス・オフィシャルサイト 2022年10月31日
  2. ^ a b 【Pancrase313】林源平とライト級暫定王座決定戦。雑賀ヤン坊達也─01─「いつも試合をするのが怖い」MMAPLANET 2020年2月26日
  3. ^ “Fighting NEXUS vol.10 2017.8.20(sun) in SHINJUKU FACE”. Fighting Nexus l ファイティングネクサス【公式】. 2017年8月20日閲覧。
  4. ^ 【Pancrase318】戦慄の右アッパー！ 雑賀ヤン坊達也が林を1Rでマットに沈め、暫定ライト級王座を獲得」MMAPLANET 2020年9月27日
  5. ^ 【PANCRASE】涙、涙の王座戦、ダウン奪われた久米が粘る雑賀に一本勝ち！ ストロー級は北方が男泣きの初防衛、バンタム級は中島が悲願の戴冠！ 井村にTKO勝ちGONG格闘技 2021年12月12日
  6. ^ 【試合結果】SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd 第3試合／雑賀“ヤン坊”達也 vs. 江藤公洋 RIZIN公式サイト 2022年4月16日
  7. ^ 【PANCRASE】鶴屋怜が猿飛流に一本勝ちで新王者に！ 「UFCにPANCRASE代表として挑戦していく」、バンタム級・田嶋が4RにTSUNEをTKOで暫定王者に！ 透暉鷹が国際戦辛勝、雑賀ヤン坊が豪快TKO！ 伊藤が2位上田に一本勝ち、林が劇勝！ 新居が高木を極める、KARENが判定負け、沙弥子が一本負けGONG格闘技 2022年12月25日
  8. ^ “【試合結果】FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI 第1試合／雑賀“ヤン坊”達也 vs. アリ・アブドゥルカリコフ - RIZIN オフィシャルサイト”. jp.rizinff.com. 2024年4月1日閲覧。
  9. ^ “【RIZIN】朝倉未来が引き込む牛久に判定勝ち「男はやるときやりゃあいいでしょう」、斎藤が打撃も当ててテイクダウンし平本にスプリット判定勝ち、太田が倉本を1R KO、グスタボ...”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2024年4月1日閲覧。
  10. ^ “パンクラス 3.31 立川ステージガーデン（レポ）：雑賀“ヤン坊”達也、アキラを1R右ハイでKOしライト級王者に。BOUTREVIEW” (2024年4月1日). 2024年4月1日閲覧。
  11. ^ “【RIZIN】初参戦の雑賀“ヤン坊”達也「一瞬で試合を決められるパンチを見てもらいたい」（ゴング格闘技）”. Yahoo!ニュース. 2022年4月14日閲覧。
  12. ^ a b お蔵入り厳禁【Pancrase315】林源平とライト級暫定KOPT。雑賀ヤン坊達也─02─「ゴールがRIZIN」MMAPLANET 2020年3月22日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
林源平 		パンクラスライト級暫定王者
2020年9月27日 - 2021年12月12日
 次暫定王者
王座統一戦により消滅
前王者
アキラ (格闘家) 		第9代パンクラスライト級王者

2024年3月31日 - 現在

次王者
N/A
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=雑賀“ヤン坊”達也&oldid=99963658」から取得