コンテンツにスキップ

足浮梨ナコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
足浮 梨ナコ
生誕 2005年11月8日
出身地 日本の旗 日本
職業 アイドルシンガーソングライター
活動期間 2020年 -
レーベル TRASH-UP!! RECORDS(2021年 - )

足浮 梨ナコ(あしう りなこ、2005年11月8日 - )は、日本の女性アイドル、シンガーソングライター。

略歴

[編集]

元々はグループのアイドルをやりたかったが、「自分の着たい衣装を着てやりたい曲をやったほうが楽しそう!」という理由で、GarageBandで曲作りを始め、3か月で10曲ほどできた段階で「南波一海のアイドル三十六房」(タワレコTV)に出演希望のメールを送る[1]。当時中学3年生ということで時間の関係もあり番組出演はできなかったものの、2020年5月の同番組で楽曲を紹介したところ反響があり、南波一海ロフト系列のライブハウスで開催している「南波一海のヒアヒア」に5月17日はリモートで出演[2]、6月21日には無観客ではあるが初の人前でのライブ(LOFT9 Shibuya)を行う[3]

2020年7月4日、南波を進行に迎え、観客と一緒に足浮のCD(『あばれんぼう、少女』)を作るイベント「"足浮学校"〜みんなで足浮梨ナコのCDを作る会〜」をLOFT9 Shibuyaで開催[4]。これが有観客での初ライブとなる[5]

2020年12月28日に配信された「南波一海のアイドル三十六房 年忘れ!R-グランプリ 2020」にて、『あばれんぼう、少女。』がR-グランプリを受賞。2021年4月1日に行われた授賞式で番組初出演を果たした[6]

2021年4月11日、ミスiD2021にてエンジェル賞を受賞。足浮曰く、ミスiDで映画『RENT/レント』に出てくるエンジェルの話をしたところ、エンジェル賞が貰えたとのこと[7]

2021年11月10日、TRASH-UP!! RECORDSより初の全国流通盤となるシングル「烏」をリリースする[8]

人物・エピソード

[編集]

2021年10月11日、noteで自らがクィアであることを公表した[9]。ミスiD2022でエンジェル賞を受賞した遊楽木節子(innes)は足浮と出会ったことで、自らもクィアであることを公表しようと思い立ったという[10]。「梨ナコ 節子 ウチらの放課後トーク」(ツイキャス)を配信している他、2人でのイベントを開催している。

作品

[編集]

シングル

[編集]
# 発売日 タイトル 収録曲 備考
1 2021年11月10日
  1. pe-su
  2. FLYゐ

アルバム

[編集]
# 発売日 タイトル 収録曲 備考
1 2020年7月19日 あばれんぼう、少女。
  1. Let's ダンゴムシ
  2. 心は3さい
  3. 俺、一生少年説
  4. Bee!! NEXT!!!
  5. mosimo
  6. 宇宙人の女の子
  7. るの文字
  8. SURANPU
  9. 熟年夫婦
  10. ネックレス
  11. 3:23
  12. りなこといっしょ(DEMO)
  13. 俺、一生少年説2
  14. アシメ
  15. プレパラート山田
タワーレコード限定 CD-R
CD-Rが300枚完売したため、プレス盤(『起☆あばれんぼう、少女』)が2021年6月27日に発売[11]
2 2021年2月17日 大五郎
  1. すてtigai
  2. pe-su
  3. 通勤行進曲
  4. よくある恋愛邦ロック
  5. あゝ友よ
  6. メスライオン
  7. #ぼくらはここにいる
  8. ディスコミュニケーション
  9. あり
  10. ミットナイト
  11. (すれちがい)
タワーレコード限定 CD-R
3 2021年8月21日 脳内妄想ギャラクティカ
  1. ROTTENFLOWER
  2. #ハブのせいだ
  3. 宇宙人の女の子
  4. 悪役だって 脳内ver
  5. 悪役だって ギャラクティカver
  6. 肉まんは月の石らしい
  7. あたしとゆう星に願いを!
  8. 頭でっかい人
  9. 【注】これを聞くと宇宙にワープします
  10. Milky Way ~天の川~
  11. 日食
タワーレコード限定 CD-R

メディア出演

[編集]

雑誌

[編集]
  • 情況(2023年夏号)「大阪地裁同性婚判決に不服申し上げた16歳シンガーソングライターが伝えたかったこと」中村眞大

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 「人見知りの足浮さん」から「アイドル:足浮梨ナコ」へ! 楽しい世の中にするために怒りを明るく歌ってやる!”. rooftop (2021年6月8日). 2021年8月27日閲覧。
  2. ^ 14歳のシンガーソングライター・足浮梨ナコ「南波一海のヒアヒア」に登場!無観客有料配信決定!”. rooftop (2020年5月14日). 2021年8月28日閲覧。
  3. ^ 足浮梨ナコ、人前での初ライブ!『南波一海のヒアヒア』特別編に出演決定!”. rooftop (2020年6月15日). 2021年8月28日閲覧。
  4. ^ 足浮学校”~みんなで足浮梨ナコのCDを作る会~”. LOFT9 Shibuya. 2021年8月29日閲覧。
  5. ^ ”推し”に会えない、ライブができない。苦境に立たされたライブアイドルシーンで光るアイドル3組”. note. TV Bros. (2020年7月8日). 2021年8月29日閲覧。
  6. ^ 南波一海のアイドル三十六房 [@idol36bou] (2021年4月1日). "足浮梨ナコさん、ようこそ三十六房へ!そしてR-グランプリ2020 おめでとうございます!". X(旧Twitter)より2021年8月29日閲覧
  7. ^ 「人見知りの足浮さん」から「アイドル:足浮梨ナコ」へ! 楽しい世の中にするために怒りを明るく歌ってやる!”. rooftop. p. 3 (2021年6月8日). 2021年8月29日閲覧。
  8. ^ セルフプロデュースで駆け抜けるSSW・足浮梨ナコ、初の全国流通シングル「烏」発売決定”. 音楽ナタリー (2021年10月10日). 2021年10月13日閲覧。
  9. ^ 足浮梨ナコ (2021年10月11日). “HAPPY PRIDEなのです!☆☆☆🌈🏳️‍🌈💖”. note. 2022年3月24日閲覧。
  10. ^ 遊楽木節子 (2021年12月21日). “今まで、そしてこれからの私へ”. note. 2022年1月28日閲覧。
  11. ^ 起☆あばれんぼう、少女<タワーレコード限定>”. TOWER RECORDS ONLINE. 2021年8月29日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]