薬師寺 (福島県会津美里町)
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薬師寺(会津薬師寺) | |
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薬師堂 | |
所在地 | 福島県大沼郡会津美里町橋丸字橋爪94 |
位置 | 北緯37度27分23.6秒 東経139度51分46.3秒 / 北緯37.456556度 東経139.862861度座標: 北緯37度27分23.6秒 東経139度51分46.3秒 / 北緯37.456556度 東経139.862861度 |
山号 | 醫德山 |
院号 | 千壽院 |
宗旨 | 天台宗 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 宝亀10年(779年) |
開基 | 慈覚大師円仁 |
正式名 | 醫德山 千壽院 藥師寺 |
別称 | 会津薬師寺 |
札所等 |
会津十二薬師霊場第12番 東北三十六不動尊霊場第33番 会津七福神霊場大黒天 日本唯一自動車不動尊太始霊場 |
公式サイト | 会津薬師寺公式HP |
法人番号 | 6380005008581 |
薬師寺(やくしじ)は、福島県大沼郡会津美里町にある天台宗の寺院。山号を醫德山と称する。本尊は薬師如来、開基は慈覚大師円仁と伝える。会津最古の寺院の一つであり、別称を「会津薬師寺」という。
歴史
[編集]薬師寺の縁起によると、宝亀10年(779年)に千壽院として創設された後、嘉祥元年(848年)慈覚大師円仁によって復興開基したと伝えられている。文治5年(1189年)奥州藤原氏滅亡の折、平泉高館の薬師如来像を藤田忠重の支族佐藤清澄がこの地に持ち逃れ、建久元年(1190年)上総国生まれの沙門円鑁が薬師堂を建立し、会津薬師寺と称するようになったという。 寛永17年(1640年)には橋爪村の大火に巻き込まれ堂宇が焼失。それから210年後の嘉永3年(1850年)に澄順により再建され現在に至る。
境内
[編集]本尊を祀る薬師堂(根本堂)をはじめ、不動明王を安置する護摩堂や大黒天を祀る大黒堂、その他鐘楼堂等の伽藍が立ち並ぶ。境内には、59世住職が檀家からの寄贈や比叡山延暦寺より苗木を譲り受けるなどして植樹した200本を超える紅葉が植えられており、秋になると見事な紅葉の庭園を見ることができる。また、石造りの自動車に不動明王を納めた日本唯一の「自動車不動尊」という非常に珍しい石仏がある。