白岩玄
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白岩 玄(しらいわ げん、1983年 - )は日本の小説家。京都府京都市生まれ。京都府立朱雀高等学校卒業後に約1年間イギリスに留学[1]。大阪デザイナー専門学校グラフィックデザイン学科卒業[2]。
経歴
[編集]2004年、「野ブタ。をプロデュース」で第41回文藝賞受賞。同年度の咲くやこの花賞受賞。翌2005年、「野ブタ。をプロデュース」で第132回芥川龍之介賞候補、同作が日本テレビ系でドラマ化。ドラマは大ヒットし、小説もベストセラーになったものの、執筆はスランプに陥り第2作が出るまでに5年かかった[3]。
2009年、糸井重里と文藝で全13回にわたって対談した[4]。2011年より活動の拠点を京都から東京に移している。
人物
[編集]作品リスト
[編集]- 『野ブタ。をプロデュース』(2004年、河出書房新社)のち文庫
- 「野ブタ。をプロデュース」(『文藝』2004年冬号)
- 『空に唄う』(2009年、河出書房新社)のち文庫
- 「空に唄う」(『文藝』2008年冬号)
- 『愛について』(2012年、河出書房新社)
- 『R30の欲望スイッチ―欲しがらない若者の、本当の欲望』(2014年、宣伝会議)
- 『未婚30』(2014年、幻冬舎)
- 『ヒーロー!』(2016年、河出書房新社)のち文庫
- 『世界のすべてのさよなら』(2017年、幻冬舎)
- 『たてがみを捨てたライオンたち』(2018年、集英社)のち文庫
- 『ミルクとコロナ』(2021年、河出書房新社)山崎ナオコーラとの共著エッセイ
- 『プリテンド・ファーザー』(2022年、集英社)
WEB連載
[編集] デビュー作「野ブタ。をプロデュース」が70万部超の大ヒットを記録し、華々しいデビューを飾った小説家・白岩玄氏が浮き沈みが激しかった20代を”ありのまま”に振り返る自伝エッセー
「自信」「食事代をおごる/おごらない」「マザコン」ーー“男らしさ”が関わる様々なトピックについて、小説家・白岩玄氏が独自の視点で切り込むエッセー連載
3歳と0歳の二児を育てながら執筆活動に励む小説家・白岩玄氏。子供と仕事に向き合いながら、この時代に合った父親としての生き方を模索する中で感じたことを思いのままに綴る育児エッセー
脚注
[編集]- ^ “京都産業大学/What's New - 『野ブタ。をプロデュース』著者の白岩玄氏、図書館に来たる!!”. www.kyoto-su.ac.jp. 2021年10月12日閲覧。
- ^ “【大阪・書店イベント】「R30の欲望スイッチ」著者白岩玄氏×大広CMプランナー中川真仁氏トークショー | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議”. AdverTimes(アドタイ)宣伝会議が運営する、広告界のニュース&情報プラットフォーム. 2021年10月12日閲覧。
- ^ 「適当に書いてさっさと出せよ」……華々しい作家デビューの裏で崩れゆく人間関係と自信
- ^ ほぼ日刊イトイ新聞 - 糸井重里、若い作家と話す。
- ^ 「キャラクターがかぶっている!」芥川賞作家・羽田圭介からの突然のライバル宣言に戸惑った日々