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2020年1月22日 (水) 14:37時点における版
本名ダム | |
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左岸所在地 | 福島県大沼郡金山町大字本名当子ヶ原 |
位置 | |
河川 | 阿賀野川水系只見川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 51.5 m |
堤頂長 | 200.0 m |
堤体積 | 126,000 m³ |
流域面積 | 2142.0 km² |
湛水面積 | 179 ha |
総貯水容量 | 25,769,000 m³ |
有効貯水容量 | 13,472,000 m³ |
利用目的 | 発電 |
事業主体 | 東北電力 |
電気事業者 | 東北電力 |
発電所名 (認可出力) | 本名発電所(78,000kW) |
施工業者 | 間組 |
着手年/竣工年 | 1952年/1954年 |
出典 | [1] [2] |
本名ダム(ほんなダム)は、福島県大沼郡金山町大字本名当子ヶ原にある一級河川・阿賀野川水系只見川に建設されたダムである。
沿革
日本発送電による「只見川筋水力開発計画概要」の一環として1952年(昭和27年)に着工、1954年(昭和29年)に竣工された。
この「只見川筋水力開発計画概要」は、豪雪地帯で峡谷が多い急流河川である只見川に目をつけ、水力発電所を目的に1947年(昭和22年)に発表したものである。只見川に階段状のダム式発電所を建設する計画で、これにより只見川・阿賀野川・伊南川・大津岐川の計23箇所にダムが設置されることとなった。本名ダムはそのうちの一つであり、他にもこの計画による主なダム式発電所として奥只見ダム・田子倉ダムなどがある。また、本名ダムから上流に滝ダム・発電所、下流に上田ダム・発電所がある。
本名発電所
本名発電所(ほんなはつでんしょ)は、本名ダム横に建設された発電所。1954年(昭和29年)8月の運用開始から現在に至るまで東北電力が所有する。また付近には本名変電所が存在する。
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放流中の本名ダム
本名橋
本名ダム堤体の管理橋を利用した本名橋(ほんなばし)が架かり国道252号が通っている。全長161メートル、幅員6メートル、最大支間長16メートルの9連の鋼上路単純トラス橋である[1]。1955年(昭和30年)開通。橋の上部工の製作は日立造船が行なった。
橋の両詰がクランク状に急カーブしていて線形が悪く、左岸沿いの国道を覆うスノーシェッドは幅員が狭く老朽化も進んでいたため、2010(平成22)年度より、トンネルで線形を改良するバイパス道路(本名バイパス。全長2,680 m)が建設されている[2][3]。
アクセス
脚注
- ^ 本名橋1955- - 土木学会附属土木図書館橋梁史年表。2018年7月10日閲覧。
- ^ “国道252号【本名バイパス】” (PDF). 福島県. 2019年6月20日閲覧。
- ^ “国道252号本名バイパスの安全祈願祭が執り行われます。” (PDF). 福島県土木部 会津若松建設事務所 (2015年5月14日). 2019年6月20日閲覧。