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2015年10月12日 (月) 11:37時点における版
マイリトルポニー: エクエストリア・ガールズ | |
---|---|
My Little Pony: Equestria Girls | |
監督 | ジェイソン・ティエッセン |
脚本 | メーガン・マッカーシー |
製作総指揮 | グレン・キーン、ジョン・ラセター |
出演者 | タラ・ストロングほか |
音楽 | ウィリアム・アンダーソン |
編集 | マーク・キューネル |
製作会社 | ハズブロ・スタジオズ |
配給 |
ハスブロスタジオ DHXメディア |
公開 |
2013年6月16日 2015年10月6日 |
上映時間 | 70分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 カナダ |
言語 | 英語 |
次作 | マイリトルポニー・ガールズ:虹の冒険 |
『マイリトルポニー:エクエストリア・ガールズ』(原題: My Little Pony: Equestria Girls )は、2013年にアメリカ合衆国およびカナダで制作されたアニメーション映画。『マイリトルポニー』シリーズ初の劇場版作品。2013年6月15日にロサンゼルス映画祭で先行上映され[1]、翌日からアメリカとカナダのおよそ200の映画館で上映された。同年9月以降ディスカバリーファミリーなどでテレビ放映も行われた。
概要
『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』のキャラクターを擬人化させた作品で、ポニー姿のキャラクターは導入部と終盤にしか登場しない。擬人化の設定に関しては賛否両論だったが、シリーズ化されるまで浸透するようになる。
日本では、2015年10月6日にネットフリックスで日本語吹き替え版が配信された。吹き替え翻訳は寺尾知寿子、演出は打越領一が担当。キャストは日本で放映された『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』と同じだが、『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』の提供であったブシロード、製作のAT-Xおよびウィーヴは今回の吹き替え版に積極的には関わっていない。
ストーリー
ある日、トワイライトと仲間たちは、プリンセスセレスティアの催すプリンセス・サミットに出席するためクリスタルエンパイアを訪れる。旅の疲れを癒すために就寝していたその日の夜、エレメント・オブ・ハーモニーの一つでもあるトワイライトの王冠が何者かに強奪され、犯人は王冠とともに鏡の中に姿を消してしまう。セレスティアによれば、王冠を盗んだのは破門していた彼女の元弟子・サンセットシマー。彼女が姿を消した鏡は、決められた時期だけ異世界へと繋がる特別な鏡なのだという。王冠を取り戻すべく、トワイライトと相棒のスパイクは鏡の向こうの世界へと飛び込んでいく。
鏡を抜けた先は人間世界で、トワイライトは高校生、スパイクは犬の姿になっていた。ポニー世界の住人とよく似た生徒・教師が行き交うキャンタロット高校を舞台に、トワイライトとスパイクは慣れない人間の世界に戸惑いながらも、仲間を集めてサンセットシマーと対決する。
登場キャラクター
ゲストキャラクター以外はマイリトルポニー〜トモダチは魔法〜#登場キャラクターも参照。
- サンセットシマー(Sunset Shimmer)
- 声 - 小清水亜美 / レベッカ・ショイチェット
- 本作のヴィラン。種族はユニコーンで、キューティーマークは夕暮れの太陽。
- プリンセスセレスティアの弟子だったが、どんな手段を使ってでも欲しいものを手に入れようとする性格が災いして破門を言い渡されていた。
- 諦めきれない彼女は、トワイライトの就寝中に最強の魔法である「エレメント・オブ・ハーモニー」を使うために必要な王冠を奪って、異世界への鏡で人間世界に逃走。だが、揉み合いの中、王冠だけは最初に鏡に飛び込んだ直後にフラッターシャイに拾われ、校長であるセレスティアの手に渡ってしまう。しかも、その王冠は学校が主催するダンスパーティー「プリンセス・オブ・フォール・フォーマル」のプリンセスに与えられることになってしまった。
- そこでプリンセスになるために、キャンタロット高校を支配して新たにスニップスとスネイルズを手下に加え、学校の生徒を支配下に置いていた。さらに、ピンキーパイら人間世界に住んでいるメンバーに携帯メールを利用して仲違いさせ、5人の心はバラバラになってしまう。
- 一方、セレスティアに頼まれて、人間世界までシマーを追いかけてきたトワイライトは、仲違いさせた5人の友情を再び結び付けることに成功。その後、彼女をプリンセスにするための歌を食堂にいた生徒らに聞かして、学校中にトワイライトをプリンセスにしようとする動きが活発になる。焦ったシマーはネットを使い彼女の悪評をばら撒き、合成写真を使用してパーティー会場を荒らした写真を作成、これをトワイライトの仕業に見せかけた。しかし、すぐに合成を見破られ、パーティー会場も学校中の生徒が飾りつけと掃除に参加する結果となり、圧倒的大差で敗れ去ることになった。
- 最後の手段で、スパイクを捕まえて、さらにメインゲートの破壊を止めることを交換条件に王冠を渡すように脅迫するが、トワイライトに拒否されて実力行使で王冠を奪い取る。そして、王冠を被りモンスターに変身して、生徒たちを操って全世界を支配しようとするも、トワイライトに敗れて涙を流しながら敗北を認めた。
- その後、破壊した学校の修復作業を、スニップスとスネイルズと一緒にやらされる羽目になった。
- フラッシュセントリー(Flash Sentry)
- 声 - 野島健児 / ヴィンセント・トン
- キャンタロット高校の生徒。ミュージシャンを目指している青い髪の好青年。
- トワイライトに好意を抱いており、ダンスパーティーにも彼女をペアに誘おうとするなど相思相愛の仲にまで発展。シマーと交際していた時期もあったが、シマーは人気取りのために彼を利用していただけだと後に告白している。
- ポニー世界では、城を守る衛兵として警護に当たっている。元の世界に戻ってきたトワイライトは人間世界と同じく彼とぶつかり、頬を赤らめていた。
声の出演
役名 | 原語版声優 | 日本語吹き替え |
---|---|---|
トワイライトスパークル | タラ・ストロング | 沢城みゆき |
ピンキーパイ | アンドリア・リブマン | 三森すずこ |
レインボーダッシュ | アシュリー・ボール | 橘田いずみ |
アップルジャック | アシュリー・ボール | 徳井青空 |
ラリティ | タバサ・セント・ジェルマン | 佐々木未来 |
フラッターシャイ | アンドリア・リブマン | 加藤英美里 |
スパイク | キャシー・ウェーゼルク | くまいもとこ |
プリンセスセレスティア | ニコール・オリバー | 井上喜久子 |
プリンセスルナ | タバサ・セント・ジェルマン | 本田貴子 |
プリンセスケイデンス | ブリント・マキリップ | 高垣彩陽 |
サンセットシマー | レベッカ・ショイチェット | 小清水亜美 |
フラッシュセントリー | ヴィンセント・トン | 野島健児 |
スニップス | リー・トッカー | 山口勝平 |
スネイルズ | リチャード・イアン・コックス | 石田彰 |
トリクシー | キャサリン・バー | 柚木涼香 |
ビッグマッキントッシュ | ピーター・ニュー | 白熊寛嗣 |
チアリー | ニコール・オリバー | 藩めぐみ |
アップルブルーム | ミシェル・クリバー | 大谷育江 |
スウィーティーベル | クレア・コーレット | 川田妙子 |
ミセスカップケーキ | タバサ・セント・ジェルマン | 吉田麻実 |
音楽
通常のアニメ版と同様、主にウィリアム・アンダーソンがバックグラウンドミュージックを、ダニエル・イングラムが主題歌と挿入歌を担当した。2014年9月23日からiTunes Storeでサウンドトラックが配信されているが[2]、"This Strange World"は収録されていない。
- オープニングテーマ - "Opening Titles (Remix)"
- 作詞 - ローレン・ファウスト / 作曲・編曲 - ダニエル・イングラム / 歌 - レベッカ・ショイチェット、カイリー・ジョンストン
- 通常のアニメ版のオープニングテーマをリミックスしたもの。
- 挿入歌
- "This Strange World"
- 作詞・作曲 - ダニエル・イングラム / 歌 - レベッカ・ショイチェット
- "Equestria Girls (Cafeteria Song)"
- 作詞 - ダニエル・イングラム、ミーガン・マッカーシー / 作曲 - ダニエル・イングラム / 歌 - メイン6(シャノン・チャン・ケント、カズミ・エバンス、アシュリー・ボール、アンドリア・リブマン、レベッカ・ショイチェット)
- 2013年8月30日、実写によるショートバージョンのミュージックビデオも公開された[3]。
- "Time to Come Together"
- 作詞 - ダニエル・イングラム、ミーガン・マッカーシー / 作曲 - ダニエル・イングラム / 歌 - メイン6
- "This Is Our Big Night"
- 作詞 - ダニエル・イングラム、ミーガンマッカーシー / 作曲 - ダニエル・イングラム / 歌 - メイン6
- "This Strange World"
- エンディングテーマ - "A Friend for Life"
- 作詞・作曲 - ダニエル・イングラム / 歌 - ジェリカ・サントス[4]
関連商品
2013年8月6日にリージョン1対応のDVDとBlu-ray Discが発売され[5]、9月4日にはリージョン4対応のDVDが発売された[6]。また、2014年7月28日にリージョン2対応のDVDとBlu-ray Discがイギリス向けに発売されている。
そのほか、2013年10月1日にノベライズ作品『My Little Pony: Equestria Girls: Through the Mirror』[7]、同月30日にコミカライズ作品『My Little Pony Annual 2013: Equestria Girls』[8]が出版されている。
脚注
- ^ King, Susan (2013年5月21日). “New 'My Little Pony' film to premiere at L.A. Film Festival”. Los Angeles Times. 2013年5月21日閲覧。
- ^ “My Little Pony: Equestria Girls (Original Motion Picture Soundtrack)”. iTunes (2014年9月23日). 2014年9月24日閲覧。
- ^ “'Equestria Girls' : See a new music video - The Family Room - EW.com”. Entertainment Weekly (2013年8月30日). 2013年8月30日閲覧。
- ^ “The singer is Jerrica Santos. - Daniel Ingram” (2013年11月13日). 2014年1月19日閲覧。
- ^ “My Little Pony: Equestria Girls Blu-ray”. Blu-ray.com (2013年7月8日). 2013年7月8日閲覧。
- ^ “My Little Pony - Equestria Girls” (2013年4月9日). 2014年4月6日閲覧。
- ^ “My Little Pony: Equestria Girls: Rainbow Rocks”. Amazon.com (2013年10月1日). 2014年7月14日閲覧。
- ^ “My Little Pony: Equestria Girls: Rainbow Rocks”. ComicBookResources.com (2014年4月2日). 2014年7月14日閲覧。
外部リンク
- ハズブロ公式サイト (英語)
- ネットフリックス公式サイト
- 英語版公式ツイッターアカウント (@mylittlepony) - X(旧Twitter) (英語)
- 日本語版公式ツイッターアカウント (@mylittleponyjpn) - X(旧Twitter)
- My Little Pony: Equestria Girls - IMDb(英語)
- マイリトルポニー:エクエストリア・ガールズ - Rotten Tomatoes(英語)
- My Little Pony: Equestria Girls - Metacritic(英語)