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新角竜類 (Neoceratopsia) |
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*プロトケラトプス科 (Protoceratopidae) |
*プロトケラトプス科 (Protoceratopidae) |
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2008年5月24日 (土) 03:31時点における版
角竜下目 | ||||||||||||||||||||
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Triceratops | ||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||
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下位分類 | ||||||||||||||||||||
本文参照 |
角竜下目もしくは角竜類 (Ceratopsia) は、鳥盤目に属し、トリケラトプス(Triceratops)に代表される角を持ったサイのような恐竜、ケラトプス類とその祖先、またオウムのようなくちばしの小型恐竜プシッタコサウルス (Psittacosaurus) からなる草食恐竜の分類群である。グループ名の由来となった恐竜Ceratopsとはceras(角)、ops(顔)で、角のある顔という意味である。(ノートに分類名についての表記上の注意があります)
形態的特長
全体に共通の特徴はオウムのようなくちばしを持つことである。また、プシッタコサウルス以外の種(新角竜類 Neoceratopsia)では頭部の後方にフリルを持つ。
角竜という名前ながら最後期に出現したケラトプス科 (Ceratopidae) 以外の種は顕著な角は持っていない。
生息期間
プシッタコサウルスが白亜紀前期、それ以外は白亜紀後期からの発見であったが、近年中国でアーケオケラトプス (Archaeoceratops) やリャオケラトプス (Liaoceratops) といった原始的な新角竜類が白亜紀前期から発見されるようになった。白亜紀のごく早い時期に同じ周飾頭亜目 (Marginocephalia) に分類されるパキケファロサウルス類(堅頭竜下目)との共通祖先から分化したと考えられる。
トリケラトプスはK-T境界の直ぐ下の地層から発見される、恐竜で最後まで生き延びた種の一つである。しかしこの時期それまで多様性を誇った角竜類がすでにトリケラトプス・ホリドゥス一種のみとなっており、恐竜の絶滅が緩やかに進んだことの根拠の一つとされている。
生息地域
東アジア、北アメリカ、南アメリカ。東アジアが起源でベーリング陸橋を経て北アメリカに移住したと考えられる。同様の例がハドロサウルス科 (Hadrosauridae) などにみられる。
ケラトプス科は北アメリカでしか発見されておらず、アジアからの移住後に進化したグループだと考えられている。
分類
まずフリルのある新角竜類と、フリルが無く前肢の指の数が(他の角竜類が5本なのに対して)4本であるプシッタコサウルス科 (Psittacosauridae) に分けられる。新角竜類以下の分類には今なお議論がある。
- プロトケラトプス科
- ケラトプス科よりいくぶん原始的な種、角が無いか、あってもごく小さい、尾の断面が平たいものもいる。
- プロトケラトプス科についてはプシッタコサウルス科とケラトプス科の間の多様な種を一くくりにした人為的な分類群である可能性が度々指摘されており、近年では主流となっている。
- ケラトプス科
- 北アメリカのみに生息。四足歩行で角かこぶを持ち、フリルが発達、尾の断面が丸い。奥歯のデンタルバッテリーによって特徴づけられる。
- ケラトプス亜科 (Ceratopinae)
- 目の上の角が大きくフリルが大きい 。
- セントロサウルス亜科 (Centrosaurinae)
- 鼻の上の角が大きく目の上の角は小さくフリルもあまり大きくない。
主な属
プシッタコサウルス科 (Psittacosauridae)
新角竜類 (Neoceratopsia)
- アルカエオケラトプス (Archaeoceratops)
- リアオケラトプス (Liaoceratops)
- プロトケラトプス科 (Protoceratopidae)
- ケラトプス科 (Ceratopidae)
- ケラトプス亜科 (Ceratopinae)
- セントロサウルス亜科 (Centrosaurinae)
プロトケラトプス科の単系統性を否定するポール・セレノによる分類では以下のようになる。
新角竜類 (Neoceratopsia)
- アーケオケラトプス
- リャオケラトプス
- バガケラトプス
- コロノサウリア (Coronosauria)
- プロトケラトプス科
- プロトケラトプス
- ブレヴィケラトプス
- ケラトプス上科 (Ceratopoidae)
- モンタノケラトプス
- レプトケラトプス
- ケラトプス科
- ケラトプス亜科
- セントロサウルス亜科
- プロトケラトプス科