レプトケラトプス

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レプトケラトプス属 Leptoceratops
地質時代
白亜紀後期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
亜目 : 周飾頭亜目 Marginocephalia
下目 : 角竜類 Ceratopia
: レプトケラトプス科 Leptoceratopsidae
: レプトケラトプス属 Leptoceratops
  • Leptoceratops gracilis
    Brown, 1914

レプトケラトプスLeptoceratops)は原始的な角竜の一グループ()で、北アメリカ大陸西部の白亜紀後期に生息していた。同時期のアメリカにはその巨大な親類トリケラトプストロサウルスも生息していた。名前の由来はギリシア語の"λεπτο-(lepto-)"=「痩せた」「小さい」「取るに足らない」と、"κερατ-(cerat-)"=「角」、そして"-ωψ(-ops)"=「顔」の3語であり、合わせると「角のある痩せた顔」の意味になる[1]。レプトケラトプスの頭蓋骨はカナダアルバータ州やアメリカのワイオミング州で発見されている。彼らはおそらく後足だけで立ち上がったり走ったりできたものと思われる。体長は約2mで、推定体重は70から200kgの間だと見積もられている。

発見と下位分類(種)[編集]

この小型角竜が発見されたのは1910年のことで、場所はカナダ・アルバータ州のレッド・ディア・ヴァレー、発見者はバーナム・ブラウンであった(報告は4年後の1914年)。最初の標本は頭骨の一部のみであったが、後年(1947年)、C・M・スターンベルグ(Charles Mortram Sternberg)がより状態の良い化石を発見している(この時の資料には、極めて稀な、欠損のない全身まるごとの化石も一体あった)。1978年にはアメリカ・ワイオミング州北部のビッグホーン盆地でも化石が見つけられた。

模式種L. gracilisである。1942年にモンタナ州で発掘された資料はLeptoceratops cerorhynchosと命名されたが後にMontanoceratops(モンタノケラトプス)と改名された。

系統分類[編集]

レプトケラトプスは角竜類オウムに似たを有する草食性の恐竜の一群で、白亜紀の北アメリカとアジアで繁栄した)に属する。このグループの中で、レプトケラトプスはプロトケラトプス科もしくは独自のであるレプトケラトプス科に分類される。

食性[編集]

レプトケラトプスは他の角竜類と同様に草食性であった。白亜紀、顕花植物は「地理的に限られた場所にしか分布していなかった」ため、彼らが食べたのは当時の支配的な植物であったシダ類ソテツ類であったと考えられる。レプトケラトプスは、角竜類に特有の鋭い嘴で葉や針葉を噛み切ったのであろう。

出典[編集]

  1. ^ Liddell, Henry George and Robert Scott (1980). A Greek-English Lexicon (Abridged Edition). United Kingdom: Oxford University Press. ISBN 0-19-910207-4.
  • Dodson, P. (1996). The Horned Dinosaurs. Princeton University Press, Pinceton, New Jersey, pp. xiv-346

関連項目[編集]

外部リンク[編集]