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亀岡市の源流から南下して、すぐに茨木市に入り、茨木市を北から南に縦断する。茨木市内には、川の名前の元になった安威(藍)という地名がある。
亀岡市の源流から南下して、すぐに茨木市に入り、茨木市を北から南に縦断する。茨木市内には、川の名前の元になった安威(藍)という地名がある。


茨木市の南、摂津市に入る頃、安威川の流れは、南西向きに変わる。摂津市内からは南側に井路が平行して流れる。吹田市南端と大阪市東淀川区の間を縫うように南西むきに進み、淀川から分流してくる神崎川に合流する。合流地点では、川の大きさ、流れの量から安威川に神崎川が流れ込んでいるように見える。
茨木市の南、摂津市に入る頃、安威川の流れは、南西向きに変わる。摂津市内からは南側に番田井路が平行して流れる。元々はこちらの番田井路が安威川の本流であって、現在の安威川の流れの方が支流だった。元々の本流であった番田井路には、神崎川からの逆流を防止する番田堰が現在も設置されている。安威川本流は、吹田市南端と大阪市東淀川区の間を縫うように南西むきに進み、淀川から分流してくる神崎川に合流する。合流地点では、川の大きさ、流れの量から安威川に神崎川が流れ込んでいるように見える。


*京都府
*京都府

2008年4月30日 (水) 08:01時点における版

安威川

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安威川 2005年11月3日撮影
安威川(大阪府摂津市付近)
水系 一級水系 淀川
種別 一級河川
延長 32 km
水源の標高 -- m
平均流量 -- /s
流域面積 163 km²
水源 竜ヶ尾山亀岡市
河口合流先) 神崎川大阪市/吹田市
流域 京都府大阪府

安威川(あいがわ)は、大阪府北摂地域を流れる淀川水系一級河川。昔から治水が大きな課題であった。

地理

京都府亀岡市竜ヶ尾山を水源とし、吹田市南高浜/大阪市東淀川区相川で神崎川に合流する。上流は、東掛川。 大阪府の北摂地域最大の川で、茨木市摂津市吹田市大阪市東淀川区を流れる。 行政上の一級河川としては、高槻市を流れる二科谷川を含む。 茨木市の山間部になる上流は、奇石や滝などがつながる風光明媚な場所で、竜仙峡と呼ばれる。東海自然歩道などが整備され、夏などは釣りやハイキング、キャンプでにぎわう。秋の紅葉もみごとある。安威川の滝には、「龍仙の滝」がある。また、高槻市の芥川 (大阪府)上流の摂津峡も阿武山を越えたすぐ近くにあり、あわせてハイキングすることが多い。

大阪府は、安威川上流の茨木市生保(しょうぼ)に治水と水道用水を目的として「安威川ダム」を建設中である。

流域

安威川と神崎川の合流点。左が安威川、右が神崎川で、手前に流れていく。高浜橋上から撮影

亀岡市の源流から南下して、すぐに茨木市に入り、茨木市を北から南に縦断する。茨木市内には、川の名前の元になった安威(藍)という地名がある。

茨木市の南、摂津市に入る頃、安威川の流れは、南西向きに変わる。摂津市内からは南側に番田井路が平行して流れる。元々はこちらの番田井路が安威川の本流であって、現在の安威川の流れの方が支流だった。元々の本流であった番田井路には、神崎川からの逆流を防止する番田堰が現在も設置されている。安威川本流は、吹田市南端と大阪市東淀川区の間を縫うように南西むきに進み、淀川から分流してくる神崎川に合流する。合流地点では、川の大きさ、流れの量から安威川に神崎川が流れ込んでいるように見える。

主な支流

神安土地改良区

神安土地改良区(しんあんとちかいりょうく)は、神崎川と安威川流域の治水と利水を行う。茨木市に本部がある。 神安という名前は、神崎川の「神」と、安威川の「安」から付けている。 この神安土地改良区は、100年以上の歴史がある。

主な橋梁

下流より記載

  • 高浜橋 安威川、神崎川の合流点近くの吊り橋
    高浜橋。橋の向こうが安威川、神崎川の合流点。橋の左岸に大幸薬品本社ビルが見える
  • 上高浜橋 安威川、神崎川の合流点近く。この橋の近くに中世(おそらく平安時代)から「吹田の渡し」があった。
  • 新京阪橋 阪急相川駅
    新京阪橋
  • 安威川歩道橋 摂津市
    安威川歩道橋
  • 安威川橋 摂津市
    安威川橋