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海の駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
海の駅の一例(こうべたるみ海の駅/神戸フィッシャリーナ)

海の駅(うみのえき)とは、国土交通省により登録された、一般利用者に開かれた船舶係留施設(マリーナ)のこと。

概要

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「海から、誰でも、いつでも、気軽に、安心して立ち寄り、利用でき、憩える」ことを標榜している[1]。当初は大型のヨットモーターボート等の利用環境整備および、情報のネットワーク化と提供を目的に設置が推進され、広島県豊田郡豊町(現在の呉市)が離島振興策として2000年3月11日に設置した「ゆたか海の駅」が第1号として指定された[2]。2018年4月時点、全国に165カ所ある[3]。 「海の駅」の呼称は、「○○海の駅」とされている[4]道の駅と重複登録している施設もある。

登録

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各地の推進協議会に登録申請書を提出し、登録をうけることになる[5]。 設置要件として、以下の3点が必要最低要件となる[4]

  • 来訪者が利用できる係留施設を有すること
  • 来訪者が利用できるトイレを有すること
  • 係留予約等に関する情報提供を行うガイドを配置していること

その他

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日本国内には、国土交通省の登録を受けていないが、海の駅を名乗っている施設も存在する。

脚注

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  1. ^ 海の駅とは?”. 全国「海の駅」連絡協議会事務局 (2014年4月25日). 2014年6月1日閲覧。
  2. ^ マリンレジャーの振興拠点「海の駅」”. 国土交通省海事局 (2013年6月11日). 2014年6月1日閲覧。
  3. ^ 海の駅(2018年4月27日閲覧)。
  4. ^ a b 沖縄地域における「海の駅」設置等に関する規約 - ウェイバックマシン(2015年6月8日アーカイブ分)
  5. ^ 海の駅の登録について - ウェイバックマシン(2015年5月29日アーカイブ分)
  6. ^ 海の駅わんど”. 青森県鰺ヶ沢町観光ポータルサイト「あじ行く?」. 2018年5月17日閲覧。
  7. ^ 海の駅ゆら”. 海の駅ゆら. 2018年5月17日閲覧。
  8. ^ 海の駅蜃気楼”. 魚津シーサイドプラザ. 2018年5月16日閲覧。
  9. ^ 海の駅九十九里”. 海の駅九十九里. 2018年5月16日閲覧。
  10. ^ 海の駅黒潮 黒潮パールロード店”. 鳥羽海鮮市場 海の駅黒潮. 2018年5月17日閲覧。
  11. ^ 海の駅しおさい市場”. 海の駅しおさい市場. 2018年5月17日閲覧。
  12. ^ 備前海の駅”. 備前海の駅. 2019年8月29日閲覧。
  13. ^ 海の駅なおしま”. 直島町. 2018年5月17日閲覧。
  14. ^ 海の駅とろむ”. 室戸ドルフィンセンター. 2018年5月16日閲覧。
  15. ^ みなとオアシスほそしま 概要 (PDF) - 国土交通省 資料
  16. ^ 宮崎県日向市漁協直営「海の駅ほそしま」 公式ホームページ
  17. ^ 海の駅あやはし館”. 海の駅あやはし館. 2018年5月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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